京都
KYOTO
COLUMN
カラフルな紫陽花の水景に心惹かれる花手水(はなちょうず)。水面にぷかぷかと浮かぶ紫陽花がSNS映えすると近年話題に。
和の花が似合う京都にも、花手水の名所があるのでご紹介します。ぜひカメラを持ってお出かけしましょう!
『楊谷寺(ようこくじ)』は、京都・清水寺を開山した第一世延鎮僧都により開創されたお寺。
かつて子ザルの目を癒したと伝えのある霊水が湧く『独鈷水(おこうずい)』は、今でも多くの人々に信仰されています。眼病平癒をはじめ、さまざまなご利益がある『楊谷寺』は、あじさいのお寺としても有名です。
山門脇には、紫陽花が色鮮やかな花手水があり、龍の彫刻が施された手水舎とかわいい紫陽花のコラボレーションは、写真映えが抜群! 6月下旬には「あじさいまつり」が開催されるほか、期間限定の御朱印の授与も行われています。
6月下旬から7月上旬には、約30種類・5,000株の紫陽花が開花。たくさんの紫陽花が楽しめる、本堂から奥の院へと続く「あじさいのみち」や、建物内にある「あじさい回廊」は、ぜひ散策しながら通っておきたい場所です。
楊谷寺
所在地:京都府長岡京市浄土谷堂ノ谷2番地
開門時間:9:00~16:00(最終受付 16:00)
『丹州観音寺』は、720年に法道仙人によって開創された、高野山真言宗のお寺。紫陽花の数はなんと約100品種・10,000株を誇り、関西で最も歴史あるあじさい寺として親しまれています。
山門前には、手水鉢に紫陽花が浮かぶ花手水があり、可愛らしい写真を撮影することも。山門をくぐって左手に進むと、山の斜面には紫陽花がびっしりと咲いており、まるで花浄土のような美しい景色が広がります。
お寺の縁側に座って、ゆっくり眺めることもできますよ。
紫陽花めぐりの際には、境内の至るところでかわいいわらべ仏の姿も目にすることも。紫陽花をバックにたたずむ姿に癒やされること間違いなしです。
丹州観音寺
所在地:京都府福知山市観音寺1067番地
拝観時間:9:00~16:00
※上記の拝観時間は感染症防止対策期間中の時間です
拝観料:400円