【2021年版】もう迷わない！京都のとっておきの紅葉名所15選

一度は見ておきたい紅葉の人気スポットから、ひっそりと美しくたたずむ穴場スポットまで、おすすめの紅葉の名所を15箇所厳選してご紹介！　場所によっては夜間拝観も行われているので、気になったところはチェックしてみて。

臨済宗東福寺派の大本山『東福寺』。日本最古にして最大級の伽藍（がらん）や作庭家・重森三玲氏による枯山水庭園が美しい方丈など、見どころがたくさん。

紅葉は、例年11月中旬から下旬にかけて見ごろを迎えます。『東福寺』は京都を代表する紅葉スポットで、特に通天橋から眺める景色は圧巻です。

通天橋から、橋の下を流れる「洗玉澗（せんぎょくかん）」という渓谷を覗いてみて。赤く色づくカエデが広がる光景は、まるで赤い雲海を見ているかのよう。視界いっぱいに広がる紅葉景色に目を奪われること間違いなしです！

京都駅より電車で1本、最寄駅から徒歩10分程度というアクセスの良さも人気の理由のひとつ。時期が合えば、夜間拝観なども実施されているので、訪れる前に公式HPで確認しておくことをおすすめします。

『常寂光寺（じょうじゃっこうじ）』は、嵐山エリア・小倉山の中腹にあるお寺。周りに塀などはなく、お寺全体が自然の中に溶け込むような造りになっています。

天龍寺や渡月橋のある嵐山中心部からは少し離れた山間に位置しているため、名前の通り、静寂がただよう落ち着いた雰囲気が魅力。

石段沿いにカエデが並び、赤や黄色など彩り豊かな景色をすぐそばで楽しめます。山の中腹にあるので、境内や多宝塔から、赤く染まる紅葉と京都市内を一望できるのも魅力のひとつ。

紅葉の見ごろは11月下旬から1週間ほど。ライトアップは、例年一般公開は行われておらず、ツアー参加者のみの特別公開となっています。

『実相院門跡』は、元天台宗の寺門派の単立寺院。別名『岩倉門跡』『岩倉御殿』とも呼ばれています。

境内には、裏山を背にする「池泉庭園」と、比叡の山並みを借景とする「石庭」の趣の異なる2つの庭園があり、どちらも見逃せない注目ポイント。

磨かれた黒床に紅葉が映り込む景色は「床もみじ」といわれ、ほかではなかなか見られない絶景です！　まるで絵画を切り取ったかのような幻想的な景色に思わずうっとり。

紅葉の見ごろは11月中旬～12月上旬頃まで。床もみじは撮影禁止なので注意が必要です。

京都観光の定番スポット『金閣寺』。相国寺の塔頭寺院で、正式名称は『鹿苑寺（ろくおんじ）』といいます。あまり知られていないのですが、実は金閣寺も紅葉が綺麗なんですよ。

池に映し出される金色の「舎利殿 金閣」は、誰もが目を奪われるほどの美しい建物。紅葉の時期になると、モミジの赤色と美しい黄金が重なる、秋ならではのコラボレーションが見られます。

紅葉の見ごろは11月下旬～12月上旬頃まで。金閣寺の背景の山々が、紅葉に染まる景色も見どころのひとつです。