【2021年版】もう迷わない！京都のとっておきの紅葉名所15選

紅葉スポットがたくさんある京都。ここからは、紅葉の名所・嵐山をめぐる「日帰りモデルコース」をご紹介します。

嵐山の紅葉名所を効率よくめぐって、最後にはライトアップでロマンチックなひとときを。赤く燃えるような紅葉に二人の距離もきっと縮まるはず！

京都駅に到着したら、今回の旅の出発地点『トロッコ亀岡駅』を目指します。京都駅からJR山陰本線 馬堀駅まで電車で約30分。駅に着いたら、10分ほど歩いてトロッコ亀岡駅に到着です。

飲み物などを用意したら、トロッコ列車に乗り、トロッコ嵐山駅までの約20分の列車旅に出発！

トロッコ列車では、山々とエメラルドグリーンに輝く保津峡を眺めながら、紅葉に囲まれた線路を進んでいきます。

列車の中から、間近で迫力ある紅葉を望めるトロッコ列車。ビュースポットでは、通常よりさらに速度を落として、紅葉鑑賞をゆっくり楽しめるよう配慮してくれますよ。

列車は全席指定席。紅葉の時期は当日チケットが取れない場合があるので、公式HPより事前予約をしておくのがおすすめです。

移動手段：京都駅より山陰本線 園部行きに乗車、馬堀駅下車にて徒歩で約10分
所要時間：10:00～12:00（約2時間）

「トロッコ嵐山駅」まで列車に乗って紅葉めぐりを楽しんだあとは、嵐山エリア屈指の名所『常寂光寺（じょうじゃっこうじ）』へ。常寂光寺までは『竹林の小径』を通り、心地よい風と木漏れ日を浴びながら向かいましょう。

常寂光寺は、日蓮宗の寺院。自然豊かなお寺で、石段沿いにはたくさんの紅葉が並んでいます。落葉した紅葉があたり一面に広がっており、苔の緑と紅葉の赤のコントラストがとても美しく、写真映えも抜群。秋ならではのカラフルな景色を背景に、ぜひ二人で記念撮影を。

移動手段：トロッコ嵐山より徒歩で約5分
所要時間：12:00～13:00（約1時間）

『常寂光寺』から『天龍寺』へ向かう途中には、京都の風情感じるレストランが各所に点在しています。その土地ならではの食を楽しむのも旅の醍醐味ですよね。

ランチを食べたら、嵐山を代表する観光スポット天龍寺へ！　天龍寺は臨済宗大本山の寺院です。

紅葉シーズンの見どころは「曹源池庭園（そうげんちていえん）」。国の史跡・特別名勝第一号に指定された由緒ある池泉回遊式庭園です。

池に鏡のように反転する紅葉の美しさはもちろんのこと、背景に連なる山々の紅葉も絶景。赤や黄色、オレンジ、緑、彩り豊かな景色を楽しんでみて！

紅葉の見ごろは11月下旬～12月上旬まで。紅葉シーズンのピークには混雑が予想されるので、所要時間は多めに確保しておくのがおすすめです。

移動手段：常寂光寺より徒歩で約15分
所要時間：14:00～16:00（約2時間）

『天龍寺』散策のあと、ライトアップまで少し時間が空くので、渡月橋めぐりに繰り出しましょう。眼前を流れる川と、紅葉に染まる山々の雄大な景色は一見の価値あり！　川沿いには、カフェが立ち並んでいるので、ほっと一息するのにもおすすめです。

日が暮れてきたら『宝厳院』のライトアップでデートの締めくくりを。宝厳院は、天龍寺の塔頭寺院のひとつ。春秋の期間のみ特別公開も行われています。

嵐山を借景にした回遊式庭園が見どころで、紅葉散策しながらロマンチックなひとときを過ごせますよ。優しいオレンジの灯りに照らされた、美しい秋夜の世界にひたってみて。

紅葉のライトアップはデートの締めにぴったり。きっと忘れられない思い出になるはず。

移動手段：天龍寺より徒歩で約1分
所要時間：17:30～18:30（約1時間）

本記事では「京都のおすすめの紅葉スポット15選」と「嵐山を効率よくめぐるカップル向けモデルコース」をそれぞれご紹介しました。

「京都には紅葉の名所がたくさんあって、どこに行けばいいか迷ってしまう」「ただめぐるだけではなく、デートとして楽しく過ごせる1日にしたい」という方も多いはず。

ぜひ本記事を参考に、定番スポットから穴場スポットまでバランスよくめぐり、真っ赤に染まる紅葉の景色を楽しんでくださいね。

二人だけのとっておきの紅葉デートを楽しみましょう！