京都
KYOTO
COLUMN
名所といえば定番スポット『金閣寺』。相国寺の塔頭寺院で、正式名称は『鹿苑寺(ろくおんじ)』といいます。あまり知られていないのですが、実は金閣寺も紅葉が綺麗に見られます。
池に映し出される金色の「舎利殿 金閣」は、誰もが目を奪われるほどの美しい建築。紅葉の時期になると、モミジの赤色と美しい黄金が重なる、秋ならではのコラボレーションがすてきに映えます。
紅葉の見ごろは11月下旬から12月上旬頃まで。金閣寺の背景の山々が、紅葉に染まる景色も見どころのひとつです。
金閣寺
所在地:京都府京都市北区金閣寺町1番地
拝観時間:9:00~17:00
定休日:無休
拝観料:大人 500円、小中学生 300円
※特別拝観時は料金が異なることもあります
開創778年、1,200年ほどの歴史を誇る寺院『清水寺』。世界遺産にも認定されており、広大な境内には、仁王門や三重塔、本堂など30を超える国宝や重要文化財が残されています。年間を通して多くの観光客が訪れる、京都の定番観光スポットとしてもおなじみですね。
桜の名所としてのイメージがある『清水寺』ですが、実は屈指の紅葉の名所でもあります。清水の舞台から京都市内の街を見下ろすと、真っ赤に染まる「錦雲峡」との美しいコントラストが楽しめますよ!
さらに「奥の院」からは、清水の舞台越しに広がる真っ赤な紅葉を眺めることも。まるで紅葉で作られたじゅうたんのような美しい景色です。『清水寺』でしか見られない絶景を体感してみましょう!
紅葉の見ごろは11月下旬~12月上旬頃まで。シーズン中は夜間のライトアップも開催されます。
清水寺
所在地:京都府京都市東山区清水1-294
開閉門時間:6:00〜18:00(7〜8月)6:00〜18:30
拝観料:大人500円、小中学生200円
一乗寺にある『詩仙堂丈山寺(しせんどうじょうざんじ)』は、江戸時代の文人・石川丈山が晩年を過ごした山荘跡です。曹洞宗大本山永平寺の末寺としても知られています。
春に咲くツツジが有名な『詩仙堂丈山寺』ですが、紅葉で色づく時期も趣きがあっておすすめ! 必見ポイントの「唐様庭園」は、中国をイメージして作庭された珍しい庭園。丸く刈り込まれた緑と、バックに広がる紅葉の木々との組み合わせに落ち着いた風情を感じます。
座敷に座ってゆっくり庭園を眺めたり、外に出て境内を散策しながら紅葉を眺めたり。秋ののんびりとしたひとときを思い思いに過ごしてみましょう。紅葉の見ごろは11月中旬~下旬です。
詩仙堂丈山寺
所在地:京都府京都市左京区一乗寺門口町27番地
拝観時間:9:00~17:00(最終受付16:45)
拝観休止日:5/23
拝観料:大人 700円、高校生 500円、小中学生 300円
『貴船神社』は、水の神を祀る全国2,000社ある水神の総本宮です。平安時代の歌人・和泉式部が夫との復縁を願って参拝したことから、縁結びのパワースポットとしても知られています。まさに紅葉デートにぴったりのスポット!
石畳と燈籠が連なる本宮への参道が紅葉シーズン1番のみどころ。ずらりと並ぶ「春日燈籠」は迫力があり、写真映えも抜群です。階段を上りながら、貴船全体の山々が紅葉に染まる景色を堪能してみて。
紅葉の見ごろは11月上旬から下旬頃まで。紅葉シーズンには夜間拝観も行われているので、訪れる前に確認してみてくださいね。
京都市内から車で30分ほどのアクセスで、自然豊かな紅葉を満喫してみませんか?カエデと比叡の山並みが有名な鞍馬寺も近くにあるので合わせて訪れるのもおすすめです。
貴船神社
所在地:京都府京都市左京区鞍馬貴船町180番地
拝観時間:【本宮開閉門時間】6:00~20:00(5/1~11/30)、6:00~18:00(12/1~4/30)【授与所受付時間】9:00~17:00(水占みくじ、御守、御朱印などの授与受付)
※年末年始は特別時間で開門されます。
拝観料:無料
『興聖寺(こうしょうじ)』は宇治川のほとりに位置する、禅宗・曹洞宗の初開道場です。京都府指定名勝にも指定されている「興正寺庭園」と「琴坂」と呼ばれる参道で有名なお寺。
紅葉の時期には「琴坂」をアーチで囲うように、真っ赤な紅葉が広がっています。見渡す限り紅葉づくしの景色は、息をのむほどの美しさ。
紅葉の見ごろは11月下旬から12月上旬頃まで。京都市内から離れているため、市内ほど人も多くなく、ゆっくりと過ごせる穴場スポットです。
『興聖寺』へは京阪宇治線宇治駅から徒歩で約15分、電車を使えば気軽に訪れられますよ。夜間ライトアップも定期的に開催されています。
興聖寺
所在地:京都府宇治市宇治山田27-1
拝観時間:夜明けから日没まで(およそ5:00~17:00)
※行事による入山規制がかかる場合があります
駐車献香料:500円