【春の京都観光】穴場＆定番スポット14選！おすすめ日帰りモデルコースも紹介

せっかく春の京都を訪れるなら、桜色に染まった街並みを散策したいですよね。ここからは京都の桜の名所＆定番スポットを厳選して7つご紹介します。

ちなみに、桜の開花シーズンは社寺がいつも以上に混み合う可能性大。人気のスポットは早朝から午前中に参拝するのが、スムーズに旅する秘訣です。

5,000近い寺社仏閣が並ぶ京都のなかでも、随一の人気を誇る『清水寺』。約1,200年もの歴史がある同寺は、ユネスコ世界文化遺産「古都京都の文化財」にも認定されています。

約13㎡もある広大な境内には、「清水の舞台から飛び降りる」ということわざで知られる本堂や三重塔などの国宝・重要文化財、パワースポットとしても有名な「音羽の滝」など、見どころが満載。

釘を一切使わない特殊技法（懸造り）で造られた舞台は地上約13mの高さにあり、京都市街の絶景を一望できます。

春には約1,500本もの桜が咲き誇り、境内全体が淡い桃色に♪

例年3月4日から13日（東山花灯路協賛）と、3月26日から4月3日には、境内がライトアップされる夜間特別拝観も実施されています。

時間を忘れるほどの幻想的な空間で、京の夜空と桜を堪能してみて。

“天神さん”の名で愛されている、全国12,000社の天満宮の総本山『北野天満宮』。ご祭神に菅原道真公を祀っていることから、毎年多くの受験生が学業祈願に訪れています。

北野天満宮の隠れた人気スポットが、境内のあちらこちらに佇む牛像たち。撫でると諸病平癒や学業成就などのご利益があるとされていることから、通称“なで牛”と呼ばれています。

ひとつひとつ表情や体つきがちがうので、お気に入りの一体を探しながら境内を散策するのも楽しいですね。

そんな北野天満宮では、例年2月下旬から3月下旬にかけて梅の花が満開に。約50種、1,500本の梅の木が植えられており、甘くて香ばしい春の香りが境内を包み込みます。

開花にあわせて開催される「梅苑」のライトアップも必見です。

延歴15年（796年）、桓武天皇が国家鎮護のために創建した『東寺』。木造建造物として日本一の高さを誇る「五重の塔」をはじめ、立体曼荼羅が鎮座する講堂、薬師如来像を祀っている金堂など、多くの国宝や重要文化財が残されている寺院です。

仏像群のなかでとくに目を引くのが、曼荼羅の中心で光り輝く「大日如来」。

宝冠や豪華絢爛な装飾をまとう姿はひときわ強い存在感を放ち、訪れる人に真言密教の教えと歴史の深さを伝えています。

春には、期間限定で境内のライトアップを実施。五重の塔や約200本もの桜の木に光が灯され、幻想的な世界を演出します。

京都を代表するランドマークで見る夜桜は、きっとほかで見る夜桜とは一味違うはず。忘れられない思い出を作りに、春の東寺を訪れてみてはいかがでしょうか。