京都の1日モデルコース！日帰りの弾丸旅で楽しめる観光名所が勢ぞろい

清水寺でお参りし、続いて向かうのは、フォトスポットとしても有名な『八坂庚申堂（やさかこうしんどう）』。日本庚申の1つであり、庚申の遣いといわれる猿のモチーフが印象的な寺院です。

観光客から注目を集めているのが、門をくぐって正面に見える色とりどりの「くくり猿」。くくり猿に願い事を書き記し、吊るせば叶うと伝えられています。

お手玉のように見えますが、実は手足をしばられた猿の形をしており、これには欲を抑えるという意味が込められているそう。

願掛けをしたあとは、その鮮やかな景色で写真撮影をするのが定番。着物や浴衣姿で訪れると、なおフォトジェニックです。ふたりで記念撮影を楽しみましょう！

移動手段：清水寺から徒歩約10分
所要時間：14:20～14:50（約30分）

名所をまわって小腹が空いてきたころ。次は『茶寮和香菜』で小休憩もかねて、おやつタイムにしましょう。店頭ではお団子が焼かれており、こうばしい香りに食欲をそそられます。

看板メニューは、外はサクッ、中はふわっとした2つの食感が楽しめる「さくふわみたらし団子」。

「お出しして20秒が命」のもと、作りたてで出されるお団子は、頬がとろけるようなおいしさ！　冷たいタレとの温度差もたまりません。もちもち感が魅力の「BIGみたらし団子」と食べ比べてみるのもいいですね。

かわいい見た目とおいしさ、どちらもゆずれないという人には「IRO-MOCHI-」がぴったり。抹茶・あんバター・チョコミントなど、6種類のお団子を満喫できるセットメニューです。ただし完全予約制メニューのため、事前に連絡をしてから訪れましょう。

また暑い季節には、フレーバー豊富なエスプーマのかき氷もおすすめですよ。

移動手段：八坂庚申堂より徒歩で約3分
所要時間：15:00～16:00（約1時間）

おいしいお団子を味わったあとは、祇園エリアの象徴ともいえる『八坂神社』へ。

メインストリートの五条通にある「西楼門」は、色鮮やかで迫力満点。門をくぐって進むと、京都の文化を感じさせる舞殿、そのうしろには立派な本殿が見えてきます。

たくさんの神様をお祀りする八坂神社では、縁結びや商売繁盛、特に美にまつわるご利益が授かれることで有名。多くの舞妓さんからも信仰を集めるほどです。

まずは力を得られると伝えのある御神水、次に美容水、そして美の神様が祀られている『美御前社』の順にお参り。美しさに磨きをかけられるようお祈りしていきましょう。

移動手段：和香菜より徒歩で約5分
所要時間：16:10～17:10（約1時間）

八坂神社を西楼門から出て、続いては『祇園商店街』へ。祇園のメインストリート・四条通りを挟んで、抹茶スイーツのお店や雑貨屋、ミュージアムなど、さまざまなお店が立ち並ぶ商店街です。

気になるスイーツを味わってもよし、おみやげ探しを楽しんでもよし、ゆっくりとショッピングを楽しみましょう。店先にある、店名入りの提灯も可愛らしいので要チェック！

四条通りを左右に横切る『花見小路通り』は、舞妓さんの街とも呼ばれる通りです。タイミングがよければ、優雅な姿で歩かれる舞妓さんと遭遇することも。

伝統的なお茶屋街でもあるため、四条通りとはまた違う落ち着いた雰囲気を味わえます。

散歩がてら『南座』や、恋人同士が多く集まる『鴨川』まで足をのばしてみてもいいですね。

移動手段：八坂神社から徒歩で約5分
所要時間：17:10～18:10（約1時間）

祇園商店街でショッピングと散策を楽しんだら、旅の締めくくりにおいしいディナーをいただきましょう。向かうのは、明治43年創業、素材の味を活かした日本料理が魅力の老舗『京都権太呂 本店』。

長年愛され続けている名物が「京風うどんすき 権太呂なべ」です。黄金にかがやくお出汁に、錦市場で仕入れた新鮮な野菜や海鮮食材を使用した逸品。

お出汁は、化学調味料や防腐剤を使用せず、厳選した昆布・鰹・塩で手間ひまをかけて丁寧に仕上げています。

また、京都丹波産の無農薬つくね芋を使用した粘り気のつよいとろろがたっぷりとかかった「芋かけそば」や「芋ざるそば」も要チェック。種類豊富な一品料理や丼物と一緒に味わってみて。

ディナーを食べ終わったあとは、京都駅へ移動。駅構内でおみやげを購入したら、車窓からの景色も楽しみながら、ゆっくりと帰路へ。

移動手段：祇園商店街より徒歩で約15分
所要時間：18:30～19:30（約1時間）