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京都の青もみじスポット特集!初夏にきらめく新緑の穴場&名所まとめ

京都の青もみじスポット特集!初夏にきらめく新緑の穴場&名所まとめ
ライター nene
作成日2023年04月06日
更新日2023年04月05日

庭園の青もみじを心静かに眺めるひととき『蓮華寺』

都会の喧騒を離れ、心身ともにリフレッシュしたい方は『蓮華寺』をチェック! 知る人ぞ知る紅葉の名所でありながら、新緑の季節は人がまばらでゆったり青もみじを鑑賞できます。標高が高い場所にあるため、涼やかな風を感じられるのも魅力。

近畿三十六不動尊霊場の十五番目に位置し、山門をくぐると薬師如来をはじめとする5体の「五智如来坐像」がお目見え。穏やかなお顔をしており、訪れる人たちを優しく迎えてくれます。拝観場所の入口へと続く道沿いには、愛らしい山野草もひっそりと咲いていますよ。

若々しい青もみじを堪能するなら、4月から6月頃が狙い目です。靴を脱いで書院に上がると、柱が額縁のように囲う青もみじの名画が目の前に! 

建物内には影が落ち、光の陰影でより一層鮮明に青もみじが浮かび上がります。

また、極楽浄土の世界を演出する庭園も見どころのひとつ。鶴と亀の石組を配置しており、江戸時代に多くの歌人に好まれていた、六角形の笠がついた珍しい「蓮華寺形灯篭」も残されています。

庭園はスリッパを履いて散策できるので、意匠がこらされた美しい庭園を間近で眺めるのも良いですね。

蓮華寺
所在地:京都府京都市右京区御室大内20番地
拝観時間:8:00~17:00
※冬季(12月〜2月)は16:00まで

渓谷に架かる橋を渡りながら新緑散歩『東福寺』

約6,000坪にも及ぶ広大な敷地を持つ『東福寺』も青もみじを楽しめる名所です。境内には、約2,000本のトウカエデやイロハモミジが葉を咲かせています。

東福寺に到着したら、まずは境内を東西に流れる渓谷・洗玉澗に架かる三本の橋をチェック。重要文化財の開山堂へとつながる通天橋には、新緑のなかに張り出す展望台のような場所もあり、写真映え抜群です。

重要文化財の別橋からは、青もみじにのまれるような通天橋も眺められますよ。

東福寺で『フォトウェディング』を撮影すると♪
東福寺で『フォトウェディング』を撮影すると♪

例年、5月初旬には、青もみじのシーズンに合わせた特別公開「新緑遊行」も実施。期間中は、名勝庭園の見学や限定イベントにも参加できます。なお、青もみじの見頃は、例年4月から6月頃までです。

青もみじのシーズン中は、日本文化を表現した4つの庭が集まる「八丈の庭」に訪れるのもおすすめ。

北庭は、切石と苔を互い違いに配して市松模様を成しているのが特徴で、独特な景色を楽しめるのが魅力です。川が流れる境内で育ったボリューミーな苔も初夏らしい美しさをたたえています。

東福寺
所在地:京都府京都市東山区本町15-778
拝観時間:【4月~10月末】9:00~16:00【11月~12月 第1日曜日まで】8:30~16:00【12月 第1月曜日~3月末】9:00~15:30
拝観料:【本坊庭園】大人 500円、小中学生 300円【通天橋・開山堂】大人 600円、小中学生 300円
※通天橋・開山堂の秋期拝観料は大人 1,000円、小中学生 300円

艶やかな床に反射する「床みどり」が美しい『実相院門跡』

京都市左京区にある『実相院門跡』は、青もみじのリフレクションが鑑賞できることで有名なスポットです。

天台宗寺門派の単立寺院でありながら、天皇家の方が代々住職を務めた歴史ある門跡寺院で、移築された玄関横の御車寄せや建物内の客殿が当時の格式高さを物語っています。

実相院門跡の見どころは石庭と山水庭園の2つの庭園。青もみじがつくりだす「床みどり」は山水庭園で鑑賞できます。

ピカピカに磨き上げられた床に密度の高い緑が反射する光景は、爽やかながら濃密で息をのむほどの美しさ。思わず写真に撮りたくなりますが、撮影は禁止されているため注意しましょう。

また、新緑に染まる木々にモリアオガエルの卵がぶらさがる光景が見られるのも、青もみじのシーズンならでは。色づき次第では、床みどりならぬ床ピンクもみられるかもしれません。その時にしか味わえない季節感を楽しめるのも魅力です。

石庭は「こころの庭」といわれ、小川勝章氏監修のもとで造作されています。春には一足遅く咲く枝垂桜、秋には真っ赤に燃えるような紅葉が彩をプラス。

狩野派の襖絵が描かれた「つるの間」から、美しい枝垂桜が見られる春の限定公開もあわせてチェックしてみて。

実相院門跡
所在地:京都府京都市左京区岩倉上蔵町121番地
拝観時間:9:00~17:00
休日:不定休
拝観料:大人 500円、小中学生 250円

古代ローマの風吹く水路閣をかざる青もみじ『南禅寺』

一度にいろいろな青もみじを楽しみたい、そんな欲張りな方におすすめなのが、蹴上駅から徒歩約10分の場所にある『南禅寺』。臨済宗南禅寺派の大本山にあたり、日本にある禅寺のなかでも最も格式高い寺院といわれています。

かつて石川五右衛門が、境内への入口にあたる三門から望む桜の美しさを取り上げ「絶景かな絶景かな」と讃えたことで有名な場所。日本三門の一つにも数えられる『三門』から青もみじを眺めるのも風情があって素敵です。

塔頭寺院にある『天授庵』も見逃せない青もみじスポット。紅葉の名所として知られる2つの庭園には、ところどころに淡いピンク色のシャクナゲやツツジも咲いており、新緑との美しいコントラストを楽しめます。

境内の池泉回遊式庭園も、まさに“青もみじの森”のような絶景が楽しめるポイント。背の高い青もみじが次々と枝を伸ばし、板の橋や石橋、鯉の泳ぐ池の周囲を取り囲んでいます。7月から8月上旬には、蓮池の花も満開になり、色味ある景色に様変わり。

古代ローマの水道橋をモチーフにしたといわれる「水路閣」と青もみじのコラボレーションも必見です。レンガ造りの建物を新緑が爽やかさに飾り、どこか異国のような雰囲気を味わえるのが魅力。

水路閣と青もみじ、和の趣ある境内が織りなす新感覚の景色に注目です。

南禅寺
所在地:京都府京都市左京区南禅寺福地町
拝観時間:【12月~2月】8:40~16:30【3月~11月】8:40~17:00
休日:12/28~31
拝観料:【方丈庭園】一般 600円、高校生 500円、小中学生 400円【三門】一般 600円、高校生 500円、小中学生 400円【南禅院】一般 400円、高校生 350円、小中学生 250円

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