【2021年版】京都のライトアップ紅葉のおすすめスポット！時期や見頃もご紹介

絶世の美女と謳われる小野小町ゆかりの『隋心院』。真言宗大本山であり、弘法大師の8代目の弟子・仁海僧正によって建立されたお寺です。

遅咲きの「はねずの梅」が有名ですが、紅葉をはじめカエデやイチョウなど、四季の自然であふれるお寺としても知られています。

紅葉の見ごろは、11月中旬から11月下旬にかけて。期間中の数日間、秋季夜間特別拝観も行われ、ライトアップも実施されます。

紅葉ライトアップのスポットとしては比較的人出が少なく、ゆっくりと夜の紅葉を楽しめるでしょう。

紅葉ライトアップのほかにも、小野小町がかつて洗顔したと伝わる「化粧井戸」や、数千にも渡る文を埋めたとされる「小野文塚」など見どころがたくさん。

小野小町にちなんだ、限定の御朱印や絵馬なども要チェックです。絢爛豪華なふすま絵が並ぶお堂も見逃せません。

京都を代表する観光スポットのひとつ『清水寺』は、ユネスコ世界文化遺産に登録される由緒あるお寺です。本堂から張り出した約13ｍの舞台や、京都のシンボルともいわれる五重塔が注目の名所。音羽山の中腹に建設されており、自然が豊かな空間も魅力です。

例年、春・夏・秋の3回に夜間特別拝観を行っています。紅葉の見ごろは11月下旬から12月上旬にかけて。

山々を埋め尽くすように色づく、約1,000本ものライトアップ紅葉は圧巻の景色です。境内に並ぶ伽藍建築と紅葉の掛け合いも清水寺ならでは！

また、春と秋の期間限定で実施される「成就院庭園」の特別公開も外せません。別名「月の庭」として知られ、蓮の葉がただよう池に写り込む月の姿が魅力。

水鏡を含む、紅葉の趣ある景色を楽しみましょう。

自然豊かな貴船山の麓にあり、水の神様・高龗神をお祀りする『貴船神社』。古より「気生根（きふね）」と記され、神聖なる気に触れることでパワーを授かることができると伝えられています。

例年11月初旬から下旬にかけて、貴船の街一帯がライトアップされる「京の奥座敷・貴船もみじ灯篭」を実施。名物ともいえる、石段脇にずらりと並んだ朱色の春日灯籠の景色は、一度は見ておきたい絶景です！

灯篭に覆いかぶさるようにして色づく、約3000本の紅葉もライトで照らされ、まるで神話のような幻想的な景色が広がっています。

境内の入場は無料なうえ、料理旅館街もライトアップされるため、秋の貴船観光には必見のスポット。京都バス・貴船停留所より徒歩5分と、アクセスも良好です。

カップルで訪れる際には「恋の宮」と称される、縁結びで有名な結社にもぜひご参拝を。

かつての嵯峨天皇の離宮であり、日本最古の池である「大沢池」を有している『大覚寺』。池に浮かぶ菊ヶ島の菊を花瓶に生けたことから、いけばなの発祥地として「はなの寺」とも呼ばれています。

紅葉の見ごろは、11月中旬から12月上旬頃まで。シーズン中の数日間、大沢池のライトアップが行われています。

昼夜入れ替え制で、夜間の受付は20時から実施。約1Kmの広さを誇る、名勝池に映るお堂や紅葉の夜景は見ごたえがありますよ。

また、境内に広がる紅葉のトンネル「もみじロード」もぜひ訪れていただきたい場所。

本堂エリアには、重要文化財にも指定される寝殿造りの建物や、うぐいす張りの床が美しい「村雨の廊下」など、紅葉以外の見どころもたくさん。

紅葉を愛でながら、大覚寺が持つ歴史の重みを感じてみて。