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奈良の紫陽花の名所8選!ドライブでの日帰りモデルコースも紹介

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ライター 古都 りえ
作成日2021年06月11日
更新日2021年06月11日

新緑と紫陽花のコラボが生み出す絶景『吉野山』

「一目で千本も見える豪華さ」という意味を込めて「一目千本」とも呼ばれる、桜で有名な『吉野山』ですが、初夏には紫陽花を楽しむことができます。

新緑と紫陽花のコラボは、鮮やかで美しい景色。6月下旬から7月上旬には「あじさいまつり」が開催され、約4,000本の紫陽花が七曲の坂道を埋め尽くします。

吉野山の七曲り坂にある『あじさい園』では紫陽花がライトアップされるイベントなども行われているので、幻想的な吉野山の雰囲気を存分に楽しめますよ(ライトアップは年ごとに開催の有無が異なります)。

吉野山
所在地:奈良県吉野郡吉野町吉野山

木漏れ日が照らされる紫陽花が美しいお寺『如意輪寺』

後醍醐天皇の勅願寺である如意輪寺。中千本エリアに位置し、桜の名所として知られているお寺ですが、実は梅雨時期には紫陽花も鑑賞できます。

6月初旬〜9月中旬までは「風鈴まつり」も開催され、境内で風鈴を購入して願いを書き、奉納することも。紫陽花の開花時期に訪れれば、初夏の景色を存分に楽しめますよ。

宝物殿には、重要文化財に指定されている「蔵王権現立像(ざおうごんげんりゅうぞう)」や楠木正行が辞世の句をやじりで刻んだ扉など、貴重な文化財も拝見できるので要チェック! 

奈良の歴史と、吉野山の美しい自然を一挙に楽しめるスポットです。

如意輪寺
所在地:奈良県吉野郡吉野町吉野山1024番地
拝観時間:9:00~16:00(観桜期 8:30〜17:00)
拝観料:大人500円、中高生200円、小学生100円
※感染防止対策として、一部施設の見学中止や事前予約が必要な可能性があります

写真愛好家も通う人気紫陽花スポット『高天寺 橋本院』

『高天寺橋本院』は、約1300年の歴史を持つ古いお寺。記紀神話にも登場する高天原(たかあまはら)のひとつである御所市にあります。

奈良時代には聖武天皇の任命で鑑真和上が住職になるほどの格式の高いお寺で、当時は広大な境内が広がる大寺院でした。しかし今では橋本院だけが残り、現在の境内は美しい庭園『瞑想の庭』となっています。

四季折々の花が咲く『瞑想の庭』ですが、梅雨時期には紫陽花が静かに開花。周辺からはのどかな景色も楽しめ、知る人ぞ知る紫陽花スポットです。

高天寺 橋本院
所在地:奈良県御所市高天350番地

紫陽花と朱色の本殿とのコントラストに注目『談山神社』

奈良の紅葉の名所として有名な『談山神社』。本殿へと上る階段の途中に約1,000本の紫陽花小道があり、朱色の本殿との対比が美しく、多くの人から人気を集めています。

木造十三重塔としては世界唯一の『十三重塔』は、談山神社のシンボル的存在。西暦678年に建立され、一度焼失した後1532年に再建されました。また、藤原鎌足をお祀りする本殿は、日光東照宮造営の際のお手本になったことでも有名です。

紫陽花の見ごろの6月から7月には「観音講まつり」や「夏越大祓式」が行われるので、おまつりにあわせて拝観し、紫陽花を楽しむのも良いですね。

談山神社
所在地:奈良県桜井市多武峰319番地
拝観時間:8:30~17:00(最終受付 16:30)
拝観料:大人600円、小学生300円

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