京都
KYOTO
COLUMN
『今宮神社』は、正暦5年(994)、平安京で流行した疫病を鎮めるため紫野御霊会を営んだのがはじまりといわれています。境内には「阿呆賢さん」と呼ばれる神占石があり、願い事を占えますよ。
また、良縁開運のご利益があるので、恋愛や人とのご縁を繋げたいという参拝者も多いのだとか。4月の第2日曜日には、京の三大奇祭のひとつとされる「やすらい祭」が行われることでも有名です。
さらに、境内前で食べられる「あぶり餅」は『今宮神社』を訪れたらぜひとも食べたい名物! 炭火で焼いた餅の香りが特徴的な「あぶり餅」は、無病息災のご利益が得られる縁起物として知られ、いつしか門前菓子となったのだとか。
甘い白味噌タレが絡んだ餅は絶品! 参拝をしたらぜひあぶり餅を食べに立ち寄ってみてくださいね。
今宮神社
所在地:京都市北区紫野今宮町21番地
社務所受付時間:9:00~17:00
『勝林寺』は、東福寺の塔頭寺院で、天文19年(1550)に創建されたといわれています。東福寺の鬼門に位置し、仏法と北方を守ることから「東福寺の毘沙門天」と呼ばれることも。平安時代に作られたと伝えられる御本尊の毘沙門天立像が鎮座しています。
『勝林寺』は通常非公開のお寺ですが、新春や秋に特別公開、予約制の坐禅や写経体験、お寺でのヨガなどが行われているのでイベントのタイミングに合わせて参拝してみて。
境内にある花手水には季節に合わせたお花が丁寧に整えられていて思わず写真を撮ってしまうかわいさ! 季節の花を彩った御朱印も若い女性を中心に人気です。
勝林寺
所在地:京都市東山区本町15-795
参拝時間:通常非公開
拝観料:体験により異なる
※各体験や特別拝観日については公式サイトをご確認ください
人とは少し違った京都観光を楽しみたい若者には、『東映太秦映画村』がおすすめ! 時代劇のオープンセットを舞台にしたスポットです。江戸時代や明治時代の町並みが再現されたオープンセットのなかで散策やアトラクションを楽しめます。
実際にこれまで2,000本以上の映画や9,000話以上のテレビドラマが撮影されてきたのだとか!
とくに若者の写真映えにぴったりなのが、時代劇コスプレ。カツラやメイクなしのお手軽コスプレで江戸の町並みを歩けば、まるで時代劇の登場人物になったかのような気分になれます。デートやグループ旅行の思い出作りにぴったりですよ♪
ほかにも、映画演出と技術による超リアルなセットが人気の「史上最恐のお化け屋敷」や東映の俳優によるロケ地ガイドツアーなどもあるので、好みや過ごし方に合わせて楽しんでくださいね。
東映太秦映画村
所在地:京都市右京区太秦東蜂岡町10番地
営業時間:9:00~17:00【2月】10:00~17:00
休業日:不定休
入場料:大人 2,400円、中高生 1,400円、3歳以上 1,200円
京都駅の隣駅・山科エリアにある『毘沙門堂門跡』は、大宝3年(703)、文武天皇の勅願により開かれた天台宗の寺院。御本尊は毘沙門天で、多くの方々から「毘沙門さん」と呼ばれて信仰されています。
『毘沙門堂門跡』は京都屈指の紅葉の名所としても有名。紅葉に囲まれた朱色の本殿は幻想的で、背の高い木々が赤く染まる姿に感動することでしょう。葉っぱが散る紅葉の終わりの時期には、地面がまるでじゅうたんのように赤く染まる「敷き紅葉」は圧巻の美しさ!
京都中心部から離れているため、名所でありながら人が少ないのもおすすめポイントです。静かでしっとりとした雰囲気のなか紅葉を楽しみたい若者におすすめですよ♪
毘沙門堂門跡
所在地:京都市山科区安朱稲荷山町18番地
拝観時間:【3~11月】 9:00~17:00【12~2月】 9:00~16:30
入場料:大人 500円、高校生 400円、小学生 300円
※拝観時間の30分前に受付終了
南禅寺近くに位置する『蹴上インクライン』は、全長582メートルと、世界最長の傾斜鉄道跡で、かつては船を運航するために敷設されました。船を運航させるため、琵琶湖疎水の高低差約36メートルという急斜面で設置されているのが特徴的。
昭和23年(1948)に役目を終えてからは京都市の文化財に指定され、現在は桜の名所として知られています。
『蹴上インクライン』では春になると線路沿いのソメイヨシノが咲き誇りまるで桜のトンネルのような景色に! 線路内を散策したり、着物を着て写真を撮ったり、思い思いに過ごせるSNS映えスポットでもありますよ。
蹴上インクライン
所在地:京都市東山区東小物座町339番地