京都
KYOTO
COLUMN
2020年に米国の大手旅行誌「コンデ・ナスト・トラベラー」で、世界都市ランキングの第1位にも選ばれた人気観光地・京都。ハレの日を飾るにふさわしいスポットが目白押しの観光地です。
最近では結婚式は挙げずに、フォトウェディングで結婚の記念写真を残すというカップルも増えてきていますね。京都は観光地としてはもちろん、フォトスポットとしても魅力的で、フォトウェディングを計画している方にはぴったりの場所です。
今回は、1日目に京都観光、2日目にフォトウェディングを撮影する、とっておきのプランをご紹介! かつて修学旅行で訪れた京都を、新婚旅行の新たな目線で楽しむのもまたオツですよ。きっと素敵な思い出に残るはず。
新婚旅行の1日目は、京都の観光名所をめぐります。『平安神宮』や『下鴨神社』でフォトウェディングの想像をしながら、京都ならではの庭園をふたりで鑑賞。
夜はホテル近くの『錦市場』で賑わいとグルメを堪能したら、次の日に備えて早めに休息します。
京都駅に到着したら、まずは歴史と伝統ある『平安神宮』へ参拝しに向かいましょう。
明治28年に、平安遷都1100年を記念して建てられた神社で、第50代の桓武天皇と第121代の孝明天皇をご祭神としてお祀りしています。
境内には鮮やかな朱塗りや黄金の装飾に施された建造物がたくさん。華やかな京都の歴史を彷彿とさせるような雰囲気を感じられます。
豪華絢爛な建造物のほか、境内で行われるイベントも見どころ。甲冑姿で馬にまたがる京都三大祭りのひとつ『時代祭』は、京都人の心意気を感じさせてくれるお祭りです。
身にまとう衣装や祭具はすべて京都の職人の手作業によるもので、繊細な職人技も目で見て楽しめます。また太鼓や笛の音を奏でながらの行進も圧巻。京都の伝統に触れられる貴重な機会です。
4つの庭をそなえる、国指定の名勝庭園『平安神宮神苑』にもぜひ注目を。平安京の意匠を受け継ぐ庭は池泉回式で、夏にはカキツバタやアヤメ、秋には紅葉などを鑑賞しみながら、散策を楽しめますよ。日本の古に想いを馳せながら眺めるのも風情があって素敵ですね。
前撮りスポットとしても有名な館内には、結婚式や披露宴を行う『平安神宮会館』も併設されています。平安情緒ただようなかでセルフショットを満喫し、明日のフォトウェディングに向けて気分を高めてみてはいかがでしょうか。
移動手段:JR京都駅から「鳥丸七条(バス)」乗車、「東山二条・岡崎公園口(バス)」下車にて徒歩で約6分
所要時間:10:00~11:30(約1時間30分)
平安神宮
所在地:京都市左京区岡崎西天王町97番地
拝観時間:6:00~17:30
※時期によって変動があります詳しく公式サイトをご確認ください
※感染症防止対策として行事等の休止や時間変更の可能性があります
拝観料:大人600円、小人300円(神苑のみ)
平安神宮を出たら、続いては縁結びで有名な『賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)』へ。
鴨川の下流に位置することから「下鴨神社」の愛称で親しまれている神社。境内には、縁結び・子授け・安産・美容などのご利益があるとされるお社があり、女性にぴったりのスポットです。東西の本殿はどちらも国宝に指定されているので要チェック!
境内へと進んだら、まず立ち寄りたいのが摂社『河合神社』。美麗の神・玉依姫命をお祀りしている神社で、特に特徴的なのが、顔が描かれた手鏡型の絵馬の奉納です。
日頃使っている化粧道具でメイクをほどこし、裏に心身ともに磨かれるよう願って奉納します。
さらなる美への祈願をしたあとは、縁結びのパワースポット『相生社』へ。相生社の象徴の御神木は、2本の木が1本に結ばれています。根元には子どもの木も芽生えており、まさに縁結びを象徴するかのような姿。
紅白の紐を結って奉納する絵馬に願い事を書いたら、ご神木を結ぶ綱を両端からおふたりで引き合うのが習わしです。ふたりの縁をより深く結び、円満な家庭を築けるよう心を込めてお参りしましょう。
ほかにも、みたらし団子の発祥のいわれがある『御手洗社』や、国歌・君が代に登場する『さざれ石』のパワースポットなど、たくさんの見どころがあります。
移動手段:平安神宮から「東山二条・岡崎公園口(バス)」乗車、「出町柳駅前(バス)」下車にて徒歩で約10分
所要時間:12:00~13:00(約1時間30分)
下鴨神社
所在地:京都市左京区下鴨泉川町59番地
開門時間:6:30~17:00
拝観料:無料
※大炊殿特別拝観期間は大人 500円、中学生以下 無料
下鴨神社に続いて向かうのは、少し北へ上ったところにある『実相院門跡』。1229年に天台宗寺門派の門跡寺院として開山し、古文書のなかでは、数多くの偉人がお茶会や和歌の会を開いていたとも記されています。
有名なのが、お堂の床に映し出される「床もみじ」や「床みどり」。磨き上げられた深い色合いの木目に、周囲の木々の新緑や紅葉が映り、うっとりとするほどの美しい景色が輝きます。
京都北部に位置するため、中心部より気温が3~5度ほど低く、12月上旬まで紅葉の色づきを楽しめるのも魅力。冬は雪が降れば、あたり一面が真っ白に染まる雪化粧を見ることも。
床のリフレインも見事ながら、東西2カ所の庭園も注目のスポット。東側の庭園は「こころのお庭」と称された、市民の参加によって作庭された独創的なお庭です。
日本国を岩と苔で表現し、波を表現するアーチ形のオブジェが印象的。全体には白砂が敷かれ、比叡山を背景にしたのどかな風景が広がっています。春になると桜が咲き、和の春を堪能できますよ。
一方、西側は江戸時代に作庭された山水庭園で、床もみじの元となる立派な樹木のほか、川をつなぐ飛び岩の苔も味わい深い雰囲気を演出しています。趣の異なるお庭で日本庭園ならではの美を満喫しましょう。
移動手段:下鴨神社から叡山電鉄「出町柳駅」乗車、「岩倉駅」下車にて徒歩で約15分
所要時間:14:00~15:30(約1時間30分)
実相院門跡
所在地:京都府京都市左京区岩倉上蔵町121番地
拝観時間:9:00〜17:00
休日:不定休
拝観料:大人 500円、小中学生 250円
実相院門跡で社寺めぐりを満喫! ホテル方面へ向かいつつ『錦市場』でディナーをいただきましょう。
知る人ぞ知る、約400年の歴史を誇る京都の大規模な市場。生鮮保存に最適な降り井戸があったことから魚市場として栄え、現在では京都の食文化を司る「京の台所」としても親しまれています。約390メートル続く長いアーケード街には、飲食店や土産物屋がたくさん!
京都の高級食材 鱧を使った「ハモ天」や、新鮮な鰻がやさしいたまごに巻かれた「うなぎ巻」、錦名物として知られる「たこたまご」など、数えきれないほどのグルメが集結。
一風変わった「すずめ串」や「京生麩の田楽」も、カジュアルな串スタイルで手軽にいただけます。食べ歩きではむずかしいお刺身も少量ずつカップで販売されていたりと、各お店で工夫が凝らされており、旅行者には嬉しいポイント。
また、抹茶の団子やソフトクリーム、お焼きや饅頭などデザートも豊富。ホテルに持ち帰ってじっくり味わえる「わらび餅」などもあります。
夜食を選びながら、シャッターに描かれた伊藤若沖作の絵を眺めるのも楽しいですね。カボチャやナスといった青物も販売されており、迷ってしまうほど京グルメが充実しているスポットです。
移動手段:実相院門跡からタクシーで約30分
所要時間:16:00~18:00(約2時間)
錦市場
所在地:京都府京都市中京区西大文字町609番地
営業時間:10:00~18:00(店舗により例外あり)
定休日:店舗により異なる
錦市場で夕食とお買い物を満喫したら、ホテルにチェックインして体を休めましょう。
部屋で疲れをとりつつ、明日の準備を整えて早めに就寝。お肌と気持ちのコンディションを万全にし、朝を迎えたらフォトウェディングを楽しむ2日目のはじまりです!
現在、フォトウェディングがお得に撮影できるキャンペーン「選べる和洋セットプラン」を実施中です。和装と洋装、それぞれの撮影を楽しみながら、京都の雰囲気をおもいっきり満喫しましょう!