【2021】奈良の紅葉穴場スポットといえば！見頃や時期も一挙にご紹介

秋の風物詩・紅葉を見に行くなら、穴場スポットだけではなく、人気の高い名所も外せませんね。特に「奈良で紅葉狩りをするのがはじめて」という方は要チェックです！　

アクセス便利な場所もあるので、観光もかねて訪ねてみてはいかがでしょうか。

奈良県桜井市にある『談山神社』は、藤原鎌足公をお祀りする由緒ある神社。かつて藤原鎌足公と天智天皇が「大化の改新」について密談を行った場所ともいわれており、そのことから、神社がそびえる多武峰は「談い山」と呼ばれ親しまれています。

境内には、藤原鎌足公と天智天皇の出会いにまつわる「けまりの庭」もありますよ。

歴史深い『談山神社』は「関西の日光」ともいわれるほどの紅葉名所。例年11月中旬から12月上旬にかけて紅葉が見ごろを迎えます。

世界で唯一現存する木造の十三重塔と、燃えるような紅葉のコラボレーションは圧巻の景色。期間中には夜のライトアップも楽しめるので、灯りに照らされた幻想的な十三重塔と紅葉を眺めたい方は要チェックです。

また、カップルで訪れた際に立ち寄っていただきたいのが「摂社・東殿」。恋の歌で有名な歌人・額田王の姉である鏡女王をお祀りしており「恋神社」とも呼ばれている縁結びスポットです。

お参りしながら「恋の道」と呼ばれている参道や、撫でると願いが叶うといわれている「むすびの岩座」にも立ち寄ってたくさんパワーを授かりましょう。

奈良県屈指の観光スポットであり、広大な面積を誇る『奈良公園』。東大寺や野生のシカと触れ合えることで有名なほか、紅葉の名所としても知られています。

紅葉時期にはナンキンハゼ・ケヤキ・イチョウなど数多くの木々が色付くため、長く紅葉を楽しめるスポットです。

奈良公園のなかでも人気が高いのが『浮見堂』の紅葉。鷲池に浮かぶお堂と、周囲を囲む紅葉との和の趣あふれる景色はみごたえ抜群です！　

お堂につながる橋を渡って360度の水景を楽しむもよし、少し遠くから全体を眺めるもよし、貸しボートに乗って風流に紅葉鑑賞するのも良いですね。

シーズン中は夜遅くまでライトアップが実施されており、仕事帰りなどに立ち寄れるのもうれしいポイント。

園内にある朱色の社殿が美しい『春日大社』や、菅原道真が和歌に詠んだ『手向山八幡宮』の紅葉にも足を運んでみて。まばゆいほどにイチョウが広がるエリアもあるので、雅な風景も堪能できますよ。

初瀬山の中腹にそびえ、かつて万葉集にも詠まれた、歴史深いお寺『長谷寺』。真言宗豊山派の総本山でもあり、源氏物語などの古典にもその名が記されています。

観音様への信仰も厚く、本堂では約10mの高さを誇る木造観音様を拝むことも。日本最大級の観音様以外にも、399段にものぼる長い登廊や褐色の塔が美しい五重塔など、見どころがたくさん。

約150品種の牡丹をはじめ、境内には四季折々の花が咲き誇ることから「花の御寺」としても親しまれています。秋には山々が紅葉に染まり、本堂内の床もみじや、外に張り出した舞台からの鮮やかな景色は見ごたえ抜群。例年10月下旬から12月上旬にかけて、見ごろを迎えます。

同じ時期には「秋季特別拝観」も実施され、普段は入ることができない本堂への立ち入りが可能に。観音様のおみ足に触れてお参りできる貴重な機会、観音様越しに広がる真っ赤な紅葉も絶景ですよ。ぜひこの機会に体験してみて。

また、長谷寺に訪れる際には、ぜひ「花守り」をゲットしましょう。牡丹をモチーフにしたお守りは、身体健全や容姿端麗のご利益があるといわれています。カラー展開も豊富なので、友人や家族へのプレゼントにもぴったりです！

斑鳩町・南西部にある『竜田公園』は、竜田川沿いにある都市公園です。春は桜、秋には紅葉と、自然美が楽しめる場所で、在原業平などのかつての偉人たちも歌に詠んだほど。河川敷には遊歩道も整備されており、季節を感じながら散策できますよ。

紅葉の見ごろは、例年11月中旬から12月上旬頃まで。竜田公園内でも特に注目していただきたいのが「紅葉橋」。橋をぐるりと囲む紅葉と、真っ赤な橋のコラボレーションは秋ならではの景色です。

橋の上から、川にのって流れる紅葉の葉を眺めるのもまた風流ですよ。

公園内には、ゆっくり座って景色を眺められるベンチやブランコなどもあり、秋ののんびりとした時間を楽しみたい方にはぴったりの紅葉名所です。