鎌倉・湘南
KAMAKURA
COLUMN
鶴岡八幡宮から『小町通り』に入って、食べ歩きを楽しんでみませんか。小町通りは若宮大路と平行に走る通りで、鎌倉ならではのグルメやスイーツ、土産物屋からファッション雑貨店まで、さまざまなお店が軒を連ねています。
レストランや喫茶店のほか、テイクアウトグルメも充実しているので、お土産探しをしながら鎌倉名物も味わってみて。
移動手段:鶴岡八幡宮から徒歩で約5分
所要時間:13:30〜14:30(1時間)
食べ歩きを楽しんだあとは小町通りから鎌倉駅へ向かい、江ノ電に乗車。長谷寺駅まで車窓からの景色を楽しみながら移動します。
江ノ島電鉄の鎌倉駅では12分ごとに電車が来るので、混雑して満員の時は、次の電車に備えてホーム先頭で待つのがおすすめ。
長谷駅から6分ほど歩いて『長谷寺』に到着。境内を散策しながら、参拝したのち、観音山の中腹あたりにある眺望散策路、通称「あじさい路」へ。
あじさい路では、色とりどりの紫陽花が小道に沿って咲き誇り、竹林と並ぶ初夏ならではの景色が広がっています。涼やかな風を感じながら、二人で初夏のお散歩を楽しみましょう。
移動手段:小町通りから徒歩で鎌倉駅へ、江ノ島電鉄藤沢行き乗車「長谷駅」下車にて徒歩で約6分
所要時間:14:40〜15:40(1時間)
長谷寺
所在地:神奈川県鎌倉市長谷3-11-2
開門時間:【3月〜9月】8:00〜17:00(閉山 17:30)、【10月~2月】8:00〜16:30(閉山 17:00)
拝観料:大人 400円、小学生 200円、鎌倉市福寿手帳ご持参の方 200円
※2021年は紫陽花の鑑賞にあたり、見頃の最盛期を迎える3週間程は、拝観券以外に「あじさい鑑賞券」を300円で購入する必要あり
お次は、江ノ電と紫陽花のコラボレーションが見られる神社として人気の『御霊神社』へ。江ノ電の線路沿いにある御霊神社の社殿裏には「紫陽花小道」と呼ばれる場所があり、約50種類のあじさいを鑑賞できます。
見ごろは例年6月中旬から下旬。紫陽花と江ノ電、鎌倉ならでは風景を思い出の一枚におさめてみて。
御霊神社は、鎌倉権五郎景政が祭神であることから、「権五郎神社(ごんごろうじんじゃ)」とも呼ばれています。サザンオールスターズの桑田佳祐さんはこの神社を散策コースとして気に入っており、歌のモチーフにされることもあるそうです。
移動手段:長谷寺から徒歩で約10分
所要時間:15:50〜16:40(50分)
御霊神社
所在地:神奈川県鎌倉市坂ノ下4-9
拝観時間:9:00〜17:00(収蔵庫のみ)
拝観料:大人 100円、小中高生 50円(収蔵庫のみ)
鎌倉に来たなら、やはり海も見ておきたいですよね。『稲村ヶ崎公園』は、稲村ヶ崎駅から徒歩7分ほどの場所にある海沿いの公園です。
紫陽花スポットとしては、ほかのスポットと比べるとそこまで有名ではありませんが、海と紫陽花の両方が見れる贅沢なロケーションが楽しめます。紫陽花の見ごろは例年6月上旬。
広々とした公園内では、天気が良い日には芝生に寝転がって休憩することも。運が良ければ江ノ島と富士山を望みながら、美しい夕日も見られますよ。
移動手段:御霊神社から徒歩で「長谷駅」へ、江ノ島電線藤沢行き乗車「稲村ヶ崎駅」下車にて徒歩で約5分
所要時間:17:00〜17:40(50分)
稲村ヶ崎公園
所在地:神奈川県鎌倉市稲村ガ崎1-19
心ゆくまで紫陽花を楽しんだら、『JR鎌倉駅』へ戻って帰路につきましょう。お土産を買い忘れた人は、江ノ電鎌倉駅のエキナカショップでもお土産が購入できます。
帰りの電車が混んでいるときは、比較的空いている電車前方か後方へ移動するのがおすすめ。前もって最前列か最後尾の車両が止まるホームに並んでおくのも良いですね。
紫陽花の淡い色合いと、厳かな古都の風景がよくマッチする鎌倉。明月院や長谷寺などの紫陽花の有名スポットはもちろん、光則寺や円覚寺、稲村ヶ崎公園などの隠れた穴場スポットもたくさんあります。紫陽花スポットをめぐるなかで定番の観光スポットにも立ち寄り、初夏の鎌倉を思いっきり楽しんでみてください。
この季節ならではの紫陽花と、定番の観光地の両方を楽しんで、充実した1日を過ごしましょう。
佐々木希| フリーライター
名前で損したり得したりしているフリーライター。常識に囚われない新しい結婚に関する情報を届けていきたいです。