鎌倉・湘南
KAMAKURA
COLUMN
ここからは、先ほどご紹介した紫陽花スポットの一部を鑑賞しながら、鎌倉観光も楽しめる日帰りモデルコースを紹介します。旬の紫陽花スポットを網羅しつつ、鎌倉ならではの観光地も訪れて、充実した1日を過ごしましょう。
JR横須賀線・北鎌倉駅に着いたら、歩いて紫陽花の名所『明月院』へ。境内に咲く約2,500株の紫陽花のうち、9割がヒメアジサイとされ、その美しい青さから「明月院ブルー」と呼ばれています。
鎌倉の紫陽花の名所として外せない明月院は、見ごろの時期6月は例年混み合います。そのため、午前中に確実に見ておくか、混雑を避けるなら早朝や閉門前に訪れるのがおすすめです。
移動手段:北鎌倉駅から徒歩で約10分
所要時間:10:10〜11:10(1時間)
明月院
所在地:神奈川県鎌倉市山ノ内189番地
拝観時間:9:00~16:00(6月のみ 8:30~17:00)
拝観料:高校生以上 500円、小中学生 300円
※本堂後庭園は拝観料と別途で500円
明月院ブルーを心ゆくまで鑑賞したら、鎌倉を代表するお寺のひとつ『建長寺』まで移動。
建長寺は、鎌倉五山第一位の臨済宗・建長寺派の大本山で、時の権力者・北条時頼が1253年に宗の高僧・蘭渓道隆を招いて建立した日本で最初の禅寺といわれています。
境内では、国の重要文化財である「三門(山門)」や「仏殿」「法堂」などを鑑賞することも。特に三門横の鐘楼につられている国宝「梵鐘(ぼんしょう)」は、建長寺に訪れたらぜひ見ておきたい文化財。
広い境内ではあちこちで紫陽花が鑑賞でき、半僧坊大権現(はんそうぼうだいごんげん)へ続く参道からの景色も見ごたえ抜群! ほかの寺社とはまたすこし違う景色が楽しめますよ。
移動手段:明月院から徒歩で約15分
所要時間:11:30〜12:30(1時間)
建長寺
所在地:神奈川県鎌倉市山ノ内8番地
参観時間:8:30~16:30
拝観料:大人(高校生以上)500円、小人(小中学生)200円
建長寺のある北鎌倉から鎌倉方面へ歩いて『鶴岡八幡宮(つるがおかはちまんぐう)』へ。「八幡さま」と呼ばれ親しまれている神社で、鎌倉観光には外せない名所です。
鶴岡八幡宮は、鎌倉幕府を築いた源頼朝公の祖先である源頼義が、源氏の氏神として八幡神を由比ヶ浜辺に祀ったことから始まりました。その後、源頼朝公が現在の地へ移し、鶴岡八幡宮の基礎を築くことになったそうです。
本宮へと続く大石段を登りきったら、後ろを振り返ってみて。海までの参道と鎌倉の街が見渡せる絶景が広がっていますよ。
景色を楽しみ、本宮に到着したらご参拝を。鳩のお守り付きの「鳩みくじ」を引いて、二人で運だめしをしてみるのも楽しいですね。
移動手段:建長寺から徒歩で約10分
所要時間:12:40〜13:30(50分)
鶴岡八幡宮
所在地:神奈川県鎌倉市雪ノ下2-1-31
参拝時間:6:00~21:00(10月~3月)、5:00~21:00(4月~9月)
※当面の間、閉門時間は20時となります。
参拝不可日:なし
※ミュージアム、カフェ、ショップなどは定休日あり
拝観料:なし
※ミュージアム、宝物展など、拝観料がかかる場合があります
※感染症防止対策として一部行事が中止になる場合があります