鎌倉・湘南
KAMAKURA
COLUMN
海や山に囲まれ、美しい自然とともに古都の風情も味わえる鎌倉。秋になると歴史深い寺社めぐりと一緒に、美しい紅葉狩りも楽しめます。
今回は、カップルで秋に訪れるのにぴったりな紅葉スポットと、デートにおすすめの日帰りモデルコースをご紹介。恋人と一緒に、秋の鎌倉をめいっぱい楽しんでみませんか。
鎌倉は紅葉を楽しめるスポットがたくさんあり、それぞれの場所で趣の異なる紅葉を楽しめます!そんな鎌倉のおすすめの紅葉スポットを名所から穴場までご紹介。
各スポットの見どころや紅葉の時期についても載せているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
「長谷観音」の名で親しまれる『長谷寺』は、聖武天皇の治世下に勅願所に定められた鎌倉有数の由緒あるお寺。古刹と美しい紅葉とのコラボレーションは鎌倉ならではの景色です。
紅葉の見ごろは、例年11月中旬から12月上旬頃まで。
また、長谷寺では、鎌倉で唯一の紅葉ライトアップ(夜間特別拝観)も行われています。暖色のライトで照らされる紅葉と、妙智池や放生池の水面に揺れる紅葉、さまざまな角度から秋の夜景を楽しんでみて。
なお、ライトアップの開催時期は、例年11月下旬から12月上旬頃まで。ロマンチックなひとときが味わえるので、カップルで鎌倉を訪れる予定のある方は要チェック!
長谷寺
所在地:神奈川県鎌倉市長谷3-11-2
開門時間:【夏時間(3月~9月)】8:00〜17:00(閉山17:30 )【冬時間(10月~2月)】
8:00〜16:30(閉山17:00)
拝観料:大人400円、小学生200円
あじさい寺として有名な『明月院』ですが、紅葉の季節もイチョウやイロハモミジ、ヤマモミジなどが色鮮やかに染まり、美しい景観が楽しめます。
特に、紅葉の時期に公開される「本堂後庭園」は必見。「悟りの窓」と呼ばれる円窓からは、額縁に飾られた絵画のような紅葉を鑑賞できますよ。
梅雨時期の愛らしいあじさいや、夏のさわやかな新緑も素晴らしいですが、秋のあたたかみある紅葉も、ほかの季節では味わえない魅力が詰まっています。
明月院
所在地:神奈川県鎌倉市山ノ内189番地
参拝時間:9:00~16:00(6月のみ8:30~17:00)
拝観料:大人 500円、小中学生 300円(本堂拝観料は別途500円)
鎌倉幕府とともに始まり、現在に至るまで鎌倉の発展を見守り続けてきた『鶴岡八幡宮』。秋には、イチョウやハゼなどの木々が色づき、境内を散策しながら紅葉狩りを楽しめます。
紅葉の見ごろは例年11月下旬から12月上旬頃まで。鶴岡八幡宮内にある「柳原神池」では、池にかかる真っ赤な橋とモミジとの秋色のコントラストを楽しむことも。光と影を抑えて、ぜひ素敵な1枚を撮影してみて。
鶴岡八幡宮
所在地:神奈川県鎌倉市雪ノ下2-1-31
参拝時間:6:00~21:00(10月~3月)、5:00~21:00(4月~9月)
※当面の間は閉門時間が20時となります。
※ミュージアム、カフェ、ショップなどは定休日あり
※感染症防止対策として一部行事が中止になる場合があります
一年を通して四季の花が楽しめるお寺『瑞泉寺(ずいせんじ)』。秋は、モミジやカエデ、イチョウなどが美しく色づきます。
瑞泉寺やその周辺一帯は「紅葉ヶ谷(もみじがやつ)」と呼ばれ、古くから紅葉の名所として多くの人を魅了してきました。紅葉の見ごろは11月下旬から12月中旬頃まで。
また、境内にある、かつて大洞窟を座禅の場とした「名勝瑞泉寺庭園」にも注目してみて。独特の造りの庭園を紅葉が彩る景色は、瑞泉寺でしか見られない荘厳な景色です。
瑞泉寺
所在地:神奈川県鎌倉市二階堂710番地
拝観時間:9:00〜17:00(16:30最終受付)
休観日:無休
拝観料:大人 200円、小中学生 100円
『鎌倉宮』は、大塔宮・護良親王を祭神とする神社です。足利氏との対立で、若くして命を奪われた護良親王の遺志を後世に伝えるため、明治天皇が命じ創建されました。
紅葉の名所としても有名で、境内にはイロハモミジやカエデ、ハゼなどが植えられています。あふれるように広がる紅葉は、その豊かさから「もみじの天井」「もみじのじゅうたん」と呼ばれるほど。
紅葉の見ごろは11月下旬〜中旬まで。毎年多くの人が訪れる鎌倉の紅葉名所、ぜひ一度訪れてみては。
鎌倉宮
所在地:神奈川県鎌倉市二階堂154番地
拝観時間:9:00〜16:00
拝観料:大人 300円、小中学生 150円