大阪
OSAKA
COLUMN
『岸和田城』は、1585年(天正13年)に楠木正成の一族、和田高家により築城されたと伝えられています。現在の姿は1954年に再建された3層3階の天守閣。シックなお城に映える桜が美しいお花見の穴場スポットです。
城内には、岸和田城の歴史や城下町の様子を知られる資料館も併設。さらに、国の名勝にも指定されている、作庭家・重森三玲によって作庭された「岸和田城庭園(八陣の庭)」など、見どころが満載。
岸和田城の桜の見ごろには、約170本の桜が咲き誇ります。真っ白な天守閣を囲む桜の景色は圧巻。桜が散る頃に見られる、城を囲む堀の水に花びらが流れる花筏(はないかだ)もこの時期ならではの景色です。
桜のシーズン中に開催されるイベント「岸和田市お城まつり」では、屋台の出店や夜桜のライトアップがあり、一層にぎやかな雰囲気になりますよ。
岸和田城
所在地:大阪府岸和田市岸城町9-1
営業時間:10:00~17:00
休業日:月曜、年末年始(祝日・お城まつり期間4/1~15は開場)
料金:大人 300円、中学生以下 無料
古事記や日本書紀にも記載されている歴史ある『狭山池公園』は、日本の歴史公園100選にも選出。日本最古のダム式ため池として国の史跡にも指定されています。
歴史ある狭山池公園は、大阪府内で最も早く花見ができると有名! 3月下旬より約1,000本のコシノヒガンが池の周りを彩り、遅咲きの八重桜も順に咲き4月中旬まで長く桜を楽しめます。池の周辺には周遊路が整備されているので、散策をしながら桜の景色を堪能できますよ。
対岸には世界的に有名な建築家・安藤忠雄氏により設計された「狭山池博物館」も併設。入館料は無料で、迫力あるコンクリートの建築と水路や土木技術に関するジオラマ展示が見学できるので、あわせて訪れてみて。
狭山池公園
所在地:大阪府大阪狭山市大字岩室
大阪箕面市に位置する『勝尾寺』は、奈良時代・神亀4年(727年)に建立された寺院。1,300年もの歴史をもち「勝利を掴む寺」「勝ち運を授かる寺」として、かつては源氏や足利、豊臣、徳川将軍家からも信仰を集めていたそう。
現在も、仕事、商売、病気、スポーツ、受験などさまざまな場面での勝ち運を得られるとして多くの参拝者が訪れます。
勝尾寺は、3月下旬に咲くヒカンザクラや4月上旬に咲くしだれ桜、八重桜や里桜、山桜など多くの種類の桜が咲く桜の名所としても有名です。
とくに、朱色の山門を彩る薄紅色のしだれ桜は圧巻! まるで奈良時代にタイムスリップしたかのような風情ある景色を楽しめますよ。
黄色い桜をはじめ、ほかではなかなか目にできない珍しい品種の桜も開花します。境内を散策して、お気に入りの桜を見つけるのも楽しいかもしれませんね。
勝尾寺
所在地:大阪府箕面市勝尾寺
営業時間:【平日・日祝日】8:00~17:00【土曜】8:00~18:00
拝観料:大人 500円、小中学生 400円、未就学児 100円、2歳以下 無料
1941年に服部緑地、鶴見緑地、久宝寺緑地とともに四大緑地として計画された『大泉緑地 桜広場』。大泉池を中心にかきつばた園やふれあいの庭、大芝生広場、ひつじ広場など、都会にいながら豊かな自然を満喫できるスポットが充実しています。
なかでも、桜広場はその名の通り約600本のソメイヨシノが咲き誇る桜の名所。広々とした園内はお弁当の持ち込みもOK。大人数でのお花見もおすすめです。また、園内にある3箇所のバーベキューができるエリアのなかの桜広場では、桜を鑑賞しながらのバーベキューも楽しめますよ。
大泉緑地 桜広場
所在地:大阪府堺市北区金岡町128番地
日本の歴史公園100選にも選ばれている『大仙公園』は、日本最大の仁徳天皇陵古墳や履中天皇陵古墳の周辺に位置します。世界文化遺産に登録された百舌鳥古墳群の一角にあり、歴史も感じられるスポットです。
自然が広がる園内には「大芝生広場」や、堺市制100周年を記念して作られた「日本庭園」「平成の森」、堺の歴史と文化を学べる「堺市博物館」など多くの施設が充実。
春になると、ソメイヨシノやオオシマザクラなど約1,000本の桜が咲き誇り圧巻。濃いピンクが美しい早咲きのシロヒガンシダレも必見です! 緑が広がる大芝生広場でお花見ピクニックを楽しんでみてくださいね。
大仙公園
所在地:大阪府堺市堺区東上野芝町1-4-3