大阪
OSAKA
COLUMN
大阪観光は、冬の時期もおすすめです。「観光するなら気候のいい時が良い」と思うかもしれませんが、大阪は冬もホットなスポットであふれています。
今回は、冬の大阪観光におすすめのスポットを選りすぐり、ご紹介します! イルミネーションから冬にしか見られないイベントも取り上げているので、冬の寒さが吹き飛ぶような楽しい大阪観光を計画してみてください。
冬に行きたい大阪の観光スポットといえば、屋内型のレジャースポットに、クリスマスイベント、冬だからこそ見られる絶景スポットなどではないでしょうか?
冬に大阪を訪れる際に立ち寄りたいスポットを20箇所に厳選してみました。ぜひ、お出かけ前にチェックしてみて♪
愛らしい生き物たちに癒されたいなら、大阪を代表する水族館『海遊館』がおすすめのスポット。約620種・約3万点の海の生き物たちに出会えますよ。また、冬の水族館は暖房が効いているので快適に過ごせます。
海遊館では、イルカショーやアシカショーは行われていません。その理由は、自然の中で生息している環境に近い状態で、生き物たちを観察してほしいという願いから。
冷たい水中をものともせず泳ぎ回るアシカや、大人気のジンベイザメの冬の姿を楽しみましょう♪
海遊館の冬のイベントといえば、海の生き物たちのオブジェと光、音が織り成す『海遊館イルミネーション』。例年、海遊館の周辺が一斉にライトアップされ、幻想的なムードに包まれます。毎年テーマが変わるので、今年の内容にも期待! すぐ近くには天保山大観覧車の、カラフルなLEDライトも輝いています。
イルミネーションと一緒に楽しみたいのが「夜の海遊館」。17時から音楽や照明が切り替わり、館内は、より幻想的な空間が広がります。落ち着いた雰囲気は、デートにもぴったり。
夜風で冷えた身体を温めつつ、まるで水中にいるような不思議な浮遊感を味わってみては?
海遊館
所在地:大阪府大阪市港区海岸通1-1-10
営業時間:10:00~20:00(日により変動あり)
休日:2025/1/8・1/9
入場料:大人 2,700円~、子ども 1,400円~、幼児 700円~(日により変動あり)
大阪で冬の自然や生き物を観察するなら、吹田市にある『万国記念公園』がおすすめです。1970年に開催された大阪万博の跡地にできた公園で、園内には野鳥や昆虫、四季折々の花々に出会えるスポットが点在。冬でもお花畑やイベントと見どころ満載ですよ!
冬の園内をまわるときは、ぜひじっくり目を凝らして木々を観察してみて。寒さをしのぐための工夫をしつつ、春を迎える準備をする木々が、冬芽や新芽を覗かせています。
紅葉が進み静かになった森の中では、冬鳥たちが休憩する姿や冬眠中の昆虫たちの姿も見られますよ。
冬のお花、アイスチューリップの絨毯に注目してみて。太陽の塔がある広場では、約8,000本のアイスチューリップが1月上旬〜2月上旬にかけて見ごろを迎えます。厳しい寒さの冬に咲くチューリップは、通常より色が濃厚で存在感たっぷり。
例年、12月上旬から下旬には、冬のイベント「イルミナイト万博」を実施。個性的な太陽の塔がライトアップされる姿は、芸術的で必見! ほかにも、冬のイベントとしてラーメン&ギョーザEXPOも開催されているので要チェックです。
万博記念公園
所在地:大阪府吹田市千里万博公園
開園時間:9:30~17:00(最終入園16:30)
休園日:水曜(祝日の場合は翌平日)、年末年始 ※10月・11月は無休
入場料:大人260円、小中学生80円(自然文化園・日本庭園共通)
「大阪らしい」冬を堪能したいなら、豊臣秀吉が築いたとされる『大阪城』は外せません。天守閣は幾たびの戦火に遭いながらも、市民の協力あって復興が続けられ現在の姿を保っています。美しい緑色の屋根と金色の装飾、そして周囲を囲む樹木が真っ白に包まれる雪景色は格別ですよ。
天守閣内には大阪城や秀吉の歴史を学べる博物館や、大阪グッズが手に入るミュージアムショップ、兜・陣羽織、小袖の試着体験ができるスポットもあるので、一度登ってみる価値あり。さらに最上階の8階は、城下が見渡せる展望台となっています。天守閣から澄み切った大阪の町並みを眺めるのも良いですね。
大阪城の冬の魅力は、西の丸庭園で開催される「大阪城イルミナージュ」。例年11月下旬から2月下旬まで大阪城の西の丸庭園を中心に行われるイルミネーションイベント。通天閣や道頓堀といった、大阪を代表するスポットを再現した光の演出が目を惹きます。
大阪城イルミナージュは、身体を動かして楽しめる参加型のイルミネーションも実施。2023年には光るシーソーが登場したり、走ると忍者が追ってくる仕掛けがあったりと盛り上がれること間違いなしの見どころがたくさん!
大阪城(天守閣)
所在地:大阪府大阪市中央区大阪城1-1
開館時間:9:00~17:00(最終入館16:30)
休日:12/28~1/1
入場料:大人 600円、中学生以下 無料
「冬の景色も、ショッピングも満喫したい!」というおふたりには、天王寺エリアにある『あべのハルカス』がイチオシスポット。地上約300mの建物には、あべのハルカス近鉄本館も入っており、地下2階から11階まで広がるショッピングフロアや併設されたウィング館をまわって、絶景にお買い物にとリフレッシュできますよ。
ハルカスに来たら目指したいのが、60階にある展望台「ハルカス300」。足元から天井部分までフロア全体がガラス張りになっていて、まるで空の上を漂っているような感覚を得られます。辺りが暗闇に包まれると、目の前に広がるのは大阪の街の輝き。空気が澄んでいる冬の夜景はまた格別です。
毎年恒例の冬季イベントも開催。サンタやトナカイの格好をした清掃員とあべのべあが登場する窓ガラス清掃イベント、10年以上続く成人を迎える方向けのイベントなど、盛りだくさんです。
とくに注目なのが「あべのハルカス 天空のイルミネーション」。毎年変わるテーマに沿ってイルミネーションのモニュメントが設置され、施設内の各所がライトアップで満たされます。2023年は11月上旬から2月下旬まで「SPACE」をテーマに、歩きながら宇宙旅行の気分が味わえる空間演出がほどこされていました。
あべのハルカス ハルカス300
所在地:大阪府大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43
営業時間(展望台):9:00~22:00
休日:無休
一般入場券:大人2,000円、中高生1,200円、小学生700円、幼児500円、4歳未満 無料
世界屈指の冬のイルミネーションを楽しみたいなら、大阪のメインストリート『御堂筋』を訪れてみて。阪急前から難波方面に続く約44mの道路の両脇には、イチョウやクスノキがずらりと植えられた遊歩道が整備されています。行きかう人の目を和ませ、冬のライトアップは見事。
約2ヶ月にわたり大々的に開催されるライトアップイベント「御堂筋イルミネーション」は、大阪の冬の風物詩としても知られる「大阪・光の饗宴」の目玉となるイベントのひとつ。その光の美しさは、2015年に世界記録にも認定されています。イチョウ並木が続き無数の光が灯る光景は、思わず寒さを忘れて見とれてしまうはず。
昨年は、2025年の開催が予定されている大阪・関西万博直前に合わせて、1970年の大阪万博から今日までの約50年間を、5つのエリアごとに表現。ブルー・シャンパンゴールド・ミックスカラーなど、歩きながら多彩な光の変化を楽しめるようになっていました。
また、カップルで密かに注目したいのが、御堂筋イルミネーションに宛てるマイメッセージ。パートナーなど大切な人への輝くメッセージを事前に申し込めば、イチョウの木に取り付けてもらえます。一世一代のプロポーズの言葉を託し、サプライズで告白をしかけてみるのもいいですね♪
御堂筋
所在地:大阪府大阪市中央区道頓堀1
おしゃれな冬の大阪観光なら、中之島エリアがぴったり。大阪・梅田駅から車で5分ほどの場所に広がる水都は、オフィス街ながら重厚感ただよう建物や自然が豊富なエリアです。ケヤキ並木の遊歩道が続く「みおつくしプロムナード」は、冬のお散歩におすすめ!
中之島エリアの冬の一大イベントといえば、水辺とアートが交錯する「OSAKA 光のルネサンス」。「大阪・光の饗宴」のメインプログラムにあたります。例年、12月中旬から下旬に行われる大阪市中央公会堂の壁面を彩るプロジェクションマッピングが大好評。趣ある建物と最先端の映像技術がマッチする様は必見です。
「OSAKA 光のルネサンス」と一緒に見ておきたいのが、大阪市中央公会堂内で実施されるクリスマス展示やコンサート。中之島公園内では、個性豊かなキッチンカーが登場する「光のマルシェ」も実施されました。マルシェで調達したグルメを堪能しながら、プロジェクションマッピングを楽しめます。
クリスマスシーズンの観光なら、中之島公園のバラ園にあるローズポート発着の「クリスマスナイトクルーズ」も見逃せません。ホットワインやホットティーを飲みながら、中之島エリアのイルミネーションを船上から眺める、約20分間のプチクルーズを満喫してみて♪
中之島
所在地:大阪府大阪市北区中之島