大阪
OSAKA
COLUMN
この記事では、大阪の街並みに咲く絶景の桜の名所をご紹介します。大阪屈指の水辺に映える桜の名所から、観光客が少ない穴場スポットまでとっておきのお花見スポットを厳選しました。
記事の後半には大阪の桜の名所をめぐるモデルコースもご紹介するので、春の大阪観光を楽しむための参考にしてくださいね。
まずは、大阪でおすすめの桜スポットをご紹介します。大阪屈指の桜の名所から、知る人ぞ知る穴場まで幅広くピックアップしたので、ぜひ春のおでかけの参考にしてみてくださいね♪
天満橋駅から徒歩で15分の造幣局は、大阪屈指の桜の名所。通常公開されていない造幣局の構内ですが、桜シーズンのみ『造幣局の桜の通り抜け』として開放されます。
旧淀川沿い約560mに桜のトンネルが連なり、造幣局構内まで桜がアーチのようにつながります。1883年(明治16年)から続く歴史あるイベントで、周辺のレトロな建物と桜のコラボレーションも見どころですよ。
構内には約140種の桜が植えられていますが、多くの割合を占めるのが濃いピンク色をした八重桜。八重桜の例年の見ごろは4月上旬から中旬にあたり遅咲きなので、比較的長くお花見を楽しめます。
一般開放は事前申込制なので、最新情報は公式サイトをご確認くださいね。
造幣局の桜の通り抜け
所在地:大阪府大阪市北区天満1-1-79
イベント開催中営業時間:【平日】10:00~19:30【土日】9:00~19:30
料金:無料(事前申込制)
※イベント開催日時は公式サイトをご確認ください
大阪を代表する観光スポットである大阪城周辺は『大阪城公園』として整備され桜の名所としても知られています。春になるとあたり一面優しいピンク色に染まり、重厚感のある大阪城天守閣とのコラボレーションを楽しめます。
とくに園内の「西の丸庭園」は、人気の桜鑑賞スポット。園内にはソメイヨシノを中心に約300本の桜が咲き誇り、風情ある景色が広がります。例年、桜の見ごろとされる時期は4月上旬。さまざまな品種が開花するなかで遅咲きの八重桜もあり、桜のシーズンの終わりまで美しい景色を見られるでしょう。
例年、桜の開花シーズンにはイベントも開催され、バーベキューができるエリアや、夜桜のライトアップなど、桜シーズンにしか楽しめない催しが盛りだくさん! 園内は広いので、シートを敷いてピクニック気分でもお花見を満喫してみて。
大阪城公園
所在地:大阪府大阪市中央区大阪城1‐1
※大阪城天守閣、西の丸庭園は入場料が必要です
1970年に開催された日本万国博覧会の跡地を利用して整備された公園『万博記念公園』。現在は公園のシンボルである「太陽の塔」を中心に、「EXPO’70パビリオン」「大阪日本民芸館」などが点在し、自然豊かな癒しのスポットとして親しまれています。
四季折々の花を楽しめる万博記念公園は、桜の名所としても有名! 3月中旬頃からカンヒザクラやヒガンザクラ、ソメイヨシノなど約5,500本の桜が順に咲き誇るので、長い期間桜を鑑賞できます。
桜シーズンに開催されるイベント期間中は、屋台が多く出店し、にぎやかな雰囲気。期間中は、夜になると自然文化園内東大路の桜並木がライトアップされるので、夜桜を楽しむのもおすすめです。
万博記念公園
所在地:大阪府吹田市千里万博公園1-1
営業時間:9:30~17:00
休業日:水曜、年末年始
料金:大人 260円、小中学生 80円(自然文化園・日本庭園共通)
※4/1~5/2、10月11月は無休
大阪市鶴見区にある『花博記念公園 鶴見緑地』は、1990年に開催された「花博記念公園」の会場跡地を整備して作られた公園です。約123ヘクタールという広大な敷地には、四季折々の花が咲き誇り、都会にいながら美しい自然を楽しめます。
園内では、2月下旬から咲き始める河津桜や濃いピンク色が特徴的なヨウコウザクラ、定番のソメイヨシノなどさまざまな品種の桜が咲き誇るので、桜を長く楽しめるのが魅力のひとつ。
園内に植樹された約1,400本の桜のうち半分以上がソメイヨシノです。大池の周りや緑地橋の近くなどに咲いているので、お気に入りの桜の木を見つけてピクニックするのもおすすめですよ。
春には桜だけでなく、ネモフィラやチューリップなどが咲き誇る「風車の丘」も必見! 丘にはオランダから設計図をとりよせ建築された風車が建ち、異国情緒あふれる自然豊かな景色を楽しめますよ♪
花博記念公園 鶴見緑地
所在地:大阪府大阪市鶴見区緑地公園2-163
営業時間:山のエリア【4〜10月】9:00〜17:30【11〜3月】9:00〜16:30
※山のエリア以外は24時間開放