夏に鎌倉観光するなら！カップル必見のデートスポット＆イベント特集

1334年に創建された臨済宗建長寺派の寺院『報国寺』。見事な竹林風景を見られることから、竹寺とも呼ばれており、その美しさは「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」でも紹介されるほど。

一番の見どころである境内の「竹の庭」には、約2,000本の孟宗竹が広がっており、夏には青々とした爽やかな景色を満喫できます。

境内には竹林を眺めながら抹茶をいただける茶屋「休耕庵」もあるので要チェック。爽やかな景色を眺めながら味わう本格抹茶はまさに絶品です。

ほかにも裏山にのこる岩肌をくりぬいて造られた足利一族のやぐらや、季節の花々が美しい枯山水の中庭も整備されているので、散策しながら見学してみてくださいね。

なお、お寺の近くには、昭和4年に建てられた立派な洋館「旧華頂宮邸」もあるので、合わせて訪れるのもおすすめです。

海水浴やアクティビティを楽しみたい方は、江ノ電でも訪れられる『由比ヶ浜』に注目。由比ヶ浜にある「由比ガ浜海水浴場」は人気海水浴場で、海水浴はもちろん、比較的波が穏やかなので、ウインドサーフィンやSUPなどにも適しています。

海水浴場近くには、各種アクティビティを開催しているツアー会社もあるので、海遊びを楽しむ際は事前に予約するのがおすすめ。

もうひとつ注目していただきたいのが、鎌倉の夏の風物詩『鎌倉花火大会』。1949年から続く由緒ある花火大会で、沖合の花火船から海に投げ込まれる水中花火で有名です。

海中から打ち上げられる花火は、水面に明かりが反射して、より迫力ある景色に。毎年人気の花火大会は、由比ヶ浜から見るのがベストです。水中花火のほかにも、スターマインなど多数の花火が華麗に打ち上げられ、夏の夜空を美しく彩ります。

稲村ヶ崎と小動岬の間にある『七里ヶ浜』。江の島と鎌倉を繋ぐ国道134号線に沿って広がっており、ドライブがてら立ち寄るのにおすすめのビーチです。

江ノ電の「七里ヶ浜駅」のお隣「鎌倉高校前駅」には、人気アニメのオープニングに登場して有名になった踏切があり、アニメの聖地として人気を博しています（写真撮影は交通の妨げにならないように注意しましょう）。

海岸沿いを江ノ電が走る景色は、開放感があり、どこか懐かしさも感じられます。浜辺をのんびりと歩きながら景色を満喫するのも良いですね♪

周辺には「bills 七里ヶ浜」や「AMALFI Della Sera」などの人気レストラン・カフェや雑貨店、ワークショップなども点在。レンタサイクルもあるので、自転車に乗って周辺散策するのもおすすめです。

京都で建立され皇族の茶室であった『一条恵観山荘』。江戸時代初期に茶会が催された記録も残されている由緒正しい場所で、公家で重きをおいた一条家別邸です。

もともと京都にあったものが鎌倉へと移築され、昭和39年に国指定重要文化財に指定。山荘は、当時のまま庭石や枯山水もともに、京都から鎌倉へと移築されました。「枯山水」「小径」「流れつくばい」など京都の趣を感じられるのも、移築された歴史があるためです。

比較的穴場でありながら庭園では四季の花を見ることもでき、夏はカラフルな紫陽花が山荘を彩ります。

園内には「かふぇ楊梅亭」があり、楓の木に囲まれながら、優雅にスイーツやコーヒーをいただくことも。美しい日本庭園で心静かに過ごしたい方、日々の疲れをリフレッシュしたい方にぜひおすすめしたい穴場スポットです。

材木座にある浄土宗のお寺『光明寺』。鎌倉市の指定文化財の総門や、鎌倉最大級の山門など、迫力ある建築物が見どころのお寺です。

潮風を感じれるほど海の近くにあるのも特徴的で、特別拝観の際には山門2階から海を一望できます。

境内には、浄土宗庭園の「記主庭園」があり、蓮池では夏になると蓮の花が見頃を迎えます。ピンク色の花は可憐で美しく、この蓮を見ようと午前中から多くの人で賑わうほど。

毎年7月頃には、蓮を鑑賞しながら抹茶をいただく「観蓮会」も開催されているので、イベント時期に合わせて訪れるのも良いでしょう。

風情ある夏の景色と穏やかな時の流れを感じられる光明寺、材木座海岸や材木座テラスと一緒に訪れるのもおすすめです！