鎌倉・湘南
KAMAKURA
COLUMN
海や山に囲まれた自然豊かなロケーションにある人気観光地・鎌倉。古都ならではの風情が街全体に広がっており、のんびりとデートを楽しむのにもぴったりな場所です。
どの時期に訪れても素敵な時間を過ごせますが、カップルで鎌倉を楽しむなら、やはり夏に訪れるのが一番おすすめ。にぎやかなお祭りや花火大会、特別公開など、季節ならではのイベントが目白押しです。
この記事では、夏の鎌倉のおすすめ観光スポットをまとめてご紹介。気になるスポットがあれば、ぜひデートの予定に組み込んでみてくださいね。
七夕まつりなどのイベントから、ハイキング、特別公開、ホタルの鑑賞会まで、夏ならではの体験が楽しめるスポットを13か所厳選してご紹介。
古都ならではの風情を楽しみながら散策するもよし、海沿いまでドライブして南国ムードを楽しむのもよし♪ 気分に合わせてデートコースを組み、夏の思い出づくりを楽しみましょう。
明治天皇が御祭神である護良親王の功を賛え、御霊として祀るために創建した由緒正しい神社『鎌倉宮』。
境内には、護良親王が幽閉された歴史のある土牢や数多くの遺物を展示する宝物殿、厄を食べてくれるという鎌倉宮伝統の獅子頭守など、鎌倉の歴史を垣間見られるスポットが点在しています。
鎌倉宮に到着したら、まずは本殿でお参りをしてから境内の散策を。境内は緑豊かで清涼感も抜群です。夏には神苑で色鮮やかな紫陽花も鑑賞できますよ♪
境内にある「厄割り石」は一風変わった厄除けが出来るスポット。
素焼きの陶器に息を吹きかけて自分の中にある厄をのせ、石に向かって思い切り陶器を投げます。陶器を割ることで厄が払えるとされており、パリンと割れる音を聞くと得も言われぬ清々しい気持ちに!
例年7月7日には「七夕祈願祭」を実施。大掛かりなお祭りではありませんが、神職による創作舞が見られたりと非日常体験を楽しめます。また七夕祈願祭中には、七夕限定の御朱印などもあるので、御朱印集めされている方は必見です!
大塔宮 鎌倉宮
所在地:神奈川県鎌倉市二階堂154番地
1218年に北条義時の薬師如来信仰によって建てられた『覚園寺』。境内全体が歴史的な史跡として指定されており、薬師堂や愛染堂、黒地蔵、石造宝篋印塔、百八やぐらといった見どころが数多く存在します。
本堂・仏像と自然環境の調和、中世鎌倉時代の趣を感じることができるのが魅力。夏には境内の新緑も鮮やかに輝いており、梅雨時期には可愛らしい紫陽花も鑑賞できます。
毎年8月10日(深夜0時から正午まで)は黒地蔵縁日として、深夜から境内を開放。亡くなられた方々へ黒地蔵尊が気持ちをとどけてくれるといわれている日です。3年間続けて参加すると亡くなられた方が必ず成仏できるといわれており、深夜にも関わらず多くの参拝者が訪れます。
また、大平山を中心とした鎌倉アルプスの「天園ハイキングコース」の入口・登山道でもあるため、運動好きな方はハイキングに挑戦してみるのもおすすめ♪ 山の上からは相模湾と鎌倉の街並みを一望できますよ。
覚園寺
所在地:神奈川県鎌倉市二階堂421番地
開門時間:10:00〜16:00(最終受付 15:40)
通常参拝休止日:4/27、8/10、12/20〜1/7、および荒天日
拝観料:大人 500円、小中学生 200円
鎌倉時代に歴代将軍が参詣したとされている歴史深いお寺『称名寺』。当時は円宗寺という名称でしたが、江戸時代に称名寺へと改名。地元の方々からは地名になぞらえて「今泉不動」とも呼ばれています。
称名寺の見どころは、境内の男滝・女滝と呼ばれる陰陽の滝。弘法大師・空海が祈祷してできたと伝えられている神秘的なスポットで、周囲は木立に囲まれ、陰陽の滝の流れ落ちる音と川のせせらぎだけが響きわたります。
静寂の秘境でゆっくりと自然の音に耳をすませるのも素敵な過ごし方。夏の観光に訪れるのにもぴったりな清涼スポットです。
また、鎌倉の中でも蛍の名所としても有名で、毎年6月頃に拝観時間を延長して蛍の鑑賞会が開かれます。蛍鑑賞ができるのも自然豊かな鎌倉だからこそ。夏のこの時期しか見られない景色を楽しみたい方におすすめです。
称名寺
所在地:神奈川県鎌倉市今泉4-5-1
拝観時間:8:00〜17:00