京都
KYOTO
COLUMN
南禅寺の近くにある、全長582mの世界最長の傾斜鉄道跡『蹴上インクライン』。琵琶湖疏水の急斜面で、船を運搬するために使用されていた傾斜鉄道の廃線跡です。
1891年から運行開始し、1948年に閉鎖、現在は京都市の文化財に指定されています。
そんな蹴上インクラインは、映画のような風景を楽しめることが一番の魅力。春になると線路沿いに約90本の桜が咲き誇り、一面ピンクの世界が広がります。
写真映えも抜群で、フォトウェディングの撮影地としても人気。
想的な雰囲気に包まれます。人も少ない穴場スポットなので、ぜひ雪が積もる日を狙って訪れてみては。
蹴上インクライン
所在地:京都府京都市左京区粟田口山下町~南禅寺草川町
京福電鉄嵐山線(通称:嵐電)の嵐山駅にある人気スポット『キモノフォレスト』。インテリアデザイナーの森田恭通氏が、大正時代から続く老舗「亀田富染工場」とタッグを組み、デザインしたアートスポットです。
全部で32種類の柄の京友禅の生地を厳選し使用した、高さ約2m、約600本のアクリルポールを嵐山駅構内や線路脇に設置。
いろとりどりの京友禅を林に見立てた、なんとも京都らしい和テイストの景色を楽しめます♪
ポールにはLEDが仕込まれており、昼間は色鮮やかだった京友禅の林も、夜になるとやわらかな暖色に。
駅近くには誰でも利用できる足湯もあるので、キモノフォレストと一緒に訪れてみて。寒さの厳しい冬でもほっと一息温まることができますよ。
キモノフォレスト
所在地:京都府京都市右京区嵯峨天龍寺造路町20-2
大正から昭和の時代にかけて陶芸家、詩人、造形作家、インテリアデザイナーなど、多様な顔を持つ芸術家として活躍した河井寛次郎。そんな河井寛次郎の住まい兼仕事場だったのが『河井寛次郎記念館』です。
1973年から自宅や工房の様子、実際に手掛けた作品を展示した記念館として公開されています。京都の主要観光スポットにほど近いエリアにありながら、当時の暮らしをそのまま感じられる静かな穴場スポット。
家具や調度類も河井寛次郎自らがデザインしたものです。創作の場であり、生活の場でもあった様子がそのまま残されています。
デザイン画、蒐集品、陶器、木彫などの作品も展示されており、小さいながらも見ごたえ抜群。時期によっても展示品が変わります。
京都市内の喧騒から少し離れた場所で、静かで穏やかなひとときを過ごしてみませんか。
河井寛次郎記念館
所在地:京都府京都市東山区五条坂鐘鋳町569番地
開館時間:10:00~17:00(最終入館16:30)
休館日:月曜(祝日の場合は翌日)、夏期・冬期休館あり
料金:大人 900円、大学生・高学生 500円、小中学生 300円
1924年に開園、公立の総合植物園として最も古い歴史を持つ植物園『京都府立植物園』。約24万㎡の広大な敷地に、約1万2,000種にもおよぶ植物が展示されています。
春は桜やチューリップ、夏はスイレンやヒマワリ、秋はコスモス、冬にはサザンカや梅など、四季折々の美しい植物を楽しめるのが魅力です。
見どころある園内でも冬に一番のおすすめなのが、日本最大級の回遊式観覧温室。温室内では熱帯植物や高山植物など約4,500種類もの植物が展示されており、寒い冬でも暖かい室内でゆっくりと植物鑑賞ができますよ。
2月下旬頃からはピンクが鮮やかな梅も開花を迎え、園内はより一層華やかに彩られます。冬は観光客も比較的少ないので、ゆっくりと過ごしたい方にもおすすめです♪
京都府立植物園
所在地:京都府京都市左京区下鴨半木町
開園時間:9:00~17:00(最終入園16:00)
観覧温室開室:10:00〜16:00(最終入室15:30)
入園料:一般 200円、 高校生 150円
京都市のランドマーク『京都タワー』。高さ131m、白くてスリムなフォルムは「海のない京都市を照らす灯台」をイメージしてデザイン・建設されました。
京都市街一の地上100mの展望室からは、京都市街を360度のパノラマビューで一望できます。
京都の有名観光スポット「東寺」や「清水寺」をはじめ、晴れた日には大阪まで望むことも!
また、京都タワーは夜景鑑賞にも絶好のスポットです。夜に輝く京都市街の大パノラマに、思わずうっとりすること間違いなし♪
夜景鑑賞をしながら美味しいディナーをいただくのも素敵ですね。
京都タワー
所在地:京都府京都市下京区烏丸通七条下る 東塩小路町721-1
営業時間:10:00~21:00(最終入場20:30)
※営業時間を予告なく変更する場合があります
休館日:なし
料金:大人 900円、高校生 700円、小中学生 600円、3歳以上 200円