電車・車でめぐる鎌倉日帰り観光モデルコース！古都の風情と絶景を堪能

ここからはすこし気分を変えて、にぎやかな観光スポット『小町通り』へ。

飲食店から雑貨店、伝統工芸を扱ったお店まで、さまざまなお店が並ぶ小町通り。JR鎌倉駅から鶴岡八幡宮まで続いており、散策するだけでも鎌倉の雰囲気を満喫できるスポットです。

「鳩サブレー」に「鎌倉山ラスク」、「鎌倉あめ源」など人気のお土産もたくさん！　ふたりでぐるっと一周しながら、おみやげ探しを楽しみましょう。

移動手段：鶴岡八幡宮から徒歩で約5分
所要時間：14:10～14:50（約40分）

商店街でのショッピングを楽しんだあとは、おいしい甘味が味わえる『しらたまや』でひと休み。

厳選した白玉粉と鎌倉の湧き水を使って作る、極上の白玉が魅力のお店です。

おすすめのメニューは、ほどよい甘さと奥深い隠し味のバランスが絶妙な「白玉あんみつ」。

濃厚な黒蜜に潮香る寒天、抹茶のババロア、甘さ控えめのあんこ、そしてやわらかな茹でたての白玉はすべて自家製というこだわり！　

あんみつが苦手だったという方からも「おいしい！」と評判を集めるほど、多くの人に愛されています。

伝統的でもあり、新しさも感じられる、しらたまやの「白玉あんみつ」。鎌倉の注目スイーツです。

そのほか、しらたまやでは季節の旬のフルーツを使った「白玉フルーツポンチ」や、抹茶などの甘味と合う各種ドリンク、時期によっては限定メニューもご用意されています。

気になるメニューをオーダーして、極上の甘味を味わい尽くしましょう！

移動手段：小町通りから歩いてすぐ
所要時間：14:55～15:35（約40分）

スイーツを食べながらひと休みしたら、江ノ電で『鎌倉海浜公園・由比ガ浜地区』へ向かいます。

ゆっくりした速度、住宅やビルのすれすれのところを通る路線など、なんともいえない味わい深い魅力が詰まった、鉄道ファンにも人気が高いローカル鉄道・江ノ電。車窓からの眺めが良いのも魅力のひとつです。

初乗り運賃は、比較的高めなので、移動回数よっては1日乗車券「のりおりくん」（大人650円）を利用するのがおすすめ。

「和田塚駅」で下車したあと、鎌倉海浜公園を目指して歩きます。鎌倉海浜公園には、由比ガ浜地区・稲村ヶ浜地区・坂之下地区の3つのエリアがありますが、今回訪れるのは、由比ガ浜地区。

由比ガ浜地区の海浜公園に来たら、まず見ていただきたいのが、かつて江ノ電を走っていた100形という旧型車両「タンコロ」の展示。タンコロは、単行（1両編成）で運行されていたことからつけられた愛称だそう。

16時までなら車内の見学も可能です。希望される方は、すこし時間調整をして早めに訪れるのがおすすめです。

公園内には「芝生の広場」や「築山のある広場」などがあるので、海風にあたりながらお散歩をしたり、海を眺めてくつろいだりと、ゆったりとした時間を過ごせますよ。

移動手段：しらたまやから鎌倉駅へ徒歩で移動。鎌倉駅から江ノ電に乗車。和田塚で下車（乗車時間1分）。駅から徒歩で約5分
所要時間：15:45～16:45（約1時間）

海の景色を楽しんだあとは、再び電車に乗って出発地点の北鎌倉駅へ。今回の鎌倉旅の締めくくりにおいしいディナーをいただきましょう。

訪れるのは、北鎌倉駅から歩いてすぐのところにある古民家カフェ・レストラン「ブラッスリー航」。

店内は、築100年の古民家をリノベーションしたモダンで趣きのある空間が広がっています。どこか懐かしさも感じることができ、リラックスしながら美味しいお料理をいただけますよ。

おすすめは新鮮な鎌倉野菜を使ったお料理。「完熟トマトとハチミツのヴェネグレット」や「季節の鎌倉野菜のグリル」など、野菜のみずみずしさを存分に味わえる一品です。

野菜料理のほかにも「北海道産ホタテのグリル」や「ソデイカのカルパッチョ」、「シェフの気まぐれパスタ」など魚介料理からお肉料理まで、ワインによく合うメニューが取り揃えています。

しっとりとお酒や料理を味わいつつ、ふたりでの特別なディナーを楽しみましょう。

移動手段：鎌倉海浜公園（由比ガ浜地区）から和田塚駅まで徒歩で移動。和田塚駅から江ノ電に乗車し、鎌倉駅で下車（乗車時間1分）。鎌倉駅からJR線で北鎌倉駅下車まで移動（乗車時間3分）駅から徒歩3分。
所要時間：17:15～19:15（約2時間）