電車・車でめぐる鎌倉日帰り観光モデルコース！古都の風情と絶景を堪能

甘いものでエネルギーを補給したら、車を走らせて江ノ島まで足を伸ばしてみましょう。島内で駐車したら、まずは『江の島弁財天仲見世通り』へ。

江ノ島の入り口から江島神社まで続く歴史ある商店街。旅館や飲食店、お土産屋などさまざまなお店が並んでいます。

江ノ島のメインストリートともいえる通りで、多くの人で賑わっており、旅の高揚感を味わうにはぴったりのスポット。たこせんべいやアイス最中、サザエのつぼ焼きなど、江ノ島グルメもたくさん揃っています。

お腹に余裕がある場合は、ふたりでシェアして食べるのも良いですね。

移動手段：Amalfi Caffé (アマルフィ カフェ)から車で約15分
所要時間：15:30～16:00（約30分）

弁財天仲見世通りでショッピングを楽しみながら、次は朱色の鳥居が目印の『江島神社』へ。

江島神社は、三姉妹の女神様が祀られた「辺津宮」「中津宮」「奥津宮」の3つの社殿を持つ神社です。

まず、朱い鳥居をそのまま登った先にあるのが「辺津宮」。拝殿の前には、巾着の形をしためずらしい賽銭箱があります。お賽銭を入れると、独特のきれいな音が鳴るので、耳を澄ませて聞いてみて。社殿の右側には「茅の輪（ちのわ）」という大きな輪があり、くぐると穢れを祓うことができるといわれています。

辺津宮から徒歩約5分の場所にある「中津宮」。仁寿3年に創建されたといわれており、現在の鮮やかな朱色の社殿は、元禄2年に再建したものを、さらに平成8年の大改修で再現した社殿です。商人や芸人から多くの信仰を集めてきました。

中津宮からさらに歩いて約10分、3カ所目にたどりつくのが三姉妹の長女の女神様を祀った「奥津宮」です。拝殿天井に描かれているのは、どこから見てもこちらをにらんでいるように見える亀「八方睨みの亀」。江戸時代の絵師・酒井抱一の作品です。

また、奥津宮の燈籠には、亀にのった浦島太郎と竜宮の乙姫が精巧に掘り出されているので、よく観察してみて。奥津宮はアートを楽しむような感覚で参拝できます。

3つの社殿は徒歩でまわることもできますが、距離があるため、屋外のエスカレーター「江の島エスカー」（有料）を利用してまわるのがおすすめですよ。

移動手段：弁財天仲見世通りを歩いてすぐ
所要時間：16:00～17:00（約1時間）

そろそろ日も暮れてくるころ。江ノ島デートで忘れてはならないのが、湘南のシンボルとして親しまれる展望灯台『江の島シーキャンドル』です。

海抜約100mを越えるガラス張りの展望台から、海を見渡す絶景が楽しめるロマンチックなスポット。

時期によっては「江の島燈籠」や「湘南の宝石」などのライトアップイベントも開催され、幻想的なイルミネーションを楽しむことも。

カップルで江ノ島を訪れる際は、ぜひ訪れていただきたいビュースポットです。

移動手段：江島神社から徒歩で約10分
所要時間：17:10～17:55（約45分）

江の島シーキャンドルで美しい景色を楽しんだあとは、旅の締めくくりに、おいしい晩ごはんがいただける江ノ島の名店へ。

訪れるのは『しらす問屋とびっちょ 江の島本店』。新鮮な魚介グルメを提供している人気のお店です。

看板メニューは、新鮮な海鮮がふんだんにのった「とびっちょ丼」。さまざまな海の幸を味わえる、海鮮好きにはたまらない一品となっています。

こだわりのしらすをたっぷり乗っかった「釜揚げしらす丼」にも注目。江ノ島といえばやっぱりしらすですよね。江ノ島グルメを思いっきり味わいたい方におすすめ！

また、生しらすが入荷した日には「生しらす丼」もいただくことも。獲れたて新鮮なぷりっぷりのしらすは絶品！　タイミングが合えばぜひオーダーしたい一品です。

もっと江ノ島グルメを味わい尽くしたいという方は「釜揚げしらす丼」「しらすのかき揚げ」「しらすの茶碗蒸し」がセットになった、ボリュームたっぷりの「しらす丼御前」はいかがでしょうか。

しらす尽くしの贅沢メニューで、旅の疲れを癒しましょう！

移動手段：江の島シーキャンドルから徒歩で約15分
所要時間：18:10～19:10（約1時間）

鎌倉時代から続く情緒あふれる古刹、開放感が味わえる海岸、にぎわう商店街など、さまざまな顔を持つ鎌倉。美しい景色と潮風の香りに癒され、おいしいグルメでお腹いっぱい満たしてくれるこの街はカップルのデートにとてもおすすめです。

鎌倉に訪れてみたいと考えている方は、ぜひこの記事を参考にプランを立ててお出かけしてみてくださいね。