冬の北海道観光を最高に楽しむ！おすすめの絶景スポットと注目イベント

北海道の冬の魅力は、やはりどこまでも広がるまっしろな景色！　そんな魅力的な雪の景色をさらに美しく演出するライトアップイベントが、北海道各地で開催されています。

ここからはそのなかでも特におすすめしたい5つのイベントをご紹介。北海道旅行を計画する際には、ぜひご参考にしてみてくださいね。

北海道・旭川市の隣町、上川町にある『層雲峡温泉（そううんきょうおんせん）』。渓谷が美しい層雲峡の川沿いでは、何日もかけて組んだやぐらに水をまき、氷のオブジェを作ってライトアップ展示をするイベント『氷瀑まつり』が開催されています。

全て氷でできたトンネルや神社、滑り台、お城などさまざまなオブジェが設置されており、光と氷に包まれた極寒の世界を体験できますよ。

また毎週土曜日には花火大会も開催。澄んだ冷たい空気の中で上がる花火は、おなかにドーンと音が響くほど迫力があります。温かい飲食物の販売も行われているので、体を冷やさないように鑑賞しましょう！

日本ライトアップ夜景遺産にも認定されている『氷瀑まつり』。ひと通り楽しんだあとは、近くの温泉でゆっくり疲れを癒やすのも良いですね！

外国のような街並みや海の幸、温泉、夜景など魅力的なスポットが集まる「函館市」。毎年冬にはライトアップイベント『はこだてクリスマスファンタジー』が開催されます。

はこだてベイエリア内にある金森倉庫前の港には、大きな本物の松の木がクリスマスツリーになって出現！　12月はベイエリア付近だけではなく、函館の街中のあちこちにライトアップやイルミネーションがほどこされ、函館全体がクリスマスムード一色に染まります。

また、この期間は毎日花火の打ち上げも開催。クリスマス当日は特別に2回打ち上げられ、ムードは最高潮に高まります！

イベント中、体が冷えてきたらベイエリアに並ぶ「スープバー」へ。ラーメンスープに、特性ワンタンを入れたピリ辛スープ、とろけるエビグラタンのチーズシチューなど、どれにするか迷ってしまうほどたくさんのお店が並びます。

きれいな夜空を見上げながら、おいしい北海道グルメも堪能してみてくださいね！

札幌市の奥座敷・定山渓温泉にある『定山渓神社』。さっぽろ雪まつりの期間に合わせて、神社の境内ではスノーキャンドルが並ぶ『雪灯路』が開催されます。

境内に並ぶスノーキャンドルは、その数なんと2,000個以上。期間中は温泉街をまわるシャトルバスが運行されているので、冬でも快適に会場まで移動できますよ。

また、毎年開催されている「願いの灯り」も人気。願いごとを思い浮かべながらキャンドルに火を灯し、雪塔まで消えずに運び置くことができたら願いが叶うのだとか。

ぜひふたりで温泉も一緒に楽しみながら、ロマンチックな夜を過ごしてみて。

北海道の冬、最大のイベントといえば札幌市で開催される『さっぽろ雪まつり』。札幌の中心部にある歩行者天国「大通り公園」を中心に、市内各地でさまざまなお祭りイベントが開催されます。

特に大通会場は、自衛隊や市民が手がける雪像のクオリティが高く「本当に雪でできているの？」と目を疑ってしまうほど。

世界遺産や話題のニュース、スポーツ、ドラマなど見ごたえのあるテーマの雪像が並び、どれもそのクオリティの高さに驚かされます。ちなみに、この雪像を壊すところを見学できるツアーも行われているので、気になる方はチェックしてみて！

雪まつりにあわせて「さっぽろクリスマスファンタジー」や「さっぽろホワイトイルミネーション」など同時開催のイベントも数多くあるので、一緒に見てまわるのもおすすめです。

幻想的な氷像が並ぶ「すすきの会場」、アトラクションやアクティビテイ体験ができる「さっぽろつどーむ会場」と会場によっても楽しみ方はさまざま。どこの会場へ行くにも公共交通機関で移動できますよ。

83万個以上の電球が札幌の冬の夜を彩る「さっぽろホワイトイルミネーション」。恋人たちのためのイベントといわれているほど、カップルやご夫婦に評判のイルミネーションです。

大通会場、JR札幌駅前、南一条通、アカプラと市内各所でイルミネーションが点灯し、それぞれの会場で全く違った景色を楽しめます。昭和56年に初めて開催されてから、2021年で第41回目となり、日本夜景遺産にも登録されました。

クリスタルブルーの雪の結晶やグリーンの森、赤いラブツリー、高さ10mのデザインツリーなど、見ているだけでうっとりするイルミネーションがたくさん。冬の札幌を歩きながら、ロマンチックな夜デートを過ごしてみませんか。