北海道
HOKKAIDO
COLUMN
北海道の玄関口・新千歳空港。空港から降り立つと広大な大地がすぐ目の前に広がります。
食べたいもの、巡りたい街、買いたいものが目白押しの北海道の中でも、特におすすめなのが札幌。ちょっと都会で洗練された雰囲気を感じつつも、少しだけ足を伸ばせば大自然も広がり、北海道ならではの景色が楽しめる魅力あふれる街です。
また、隣町・小樽市は小さな港町ながら、カップルを初め多くの人々から注目を集める人気スポット。札幌とは少し違った異国情緒を感じられ、ロマンチックな夜を過ごすことも。
いつもと違った日常を感じられる北海道の旅。新鮮な海鮮や人気グルメをいただきながら、思い出を作りに出かけましょう。
今回はモデルコースのほかにも、四季によっておすすめしたい観光スポットもご紹介しています。あわせてご覧ください。
北海道でコンパクトカーをレンタルすると、繁忙期の平均予算は1日18,000円から25,000円ほど、冬季などの閑散期は1日1,2000円から1,8000円ほどかかります。
今回の2泊3日のコースは、1日目は札幌を合計4時間ほど車移動。2日目の小樽コースは1時間20分ほど、3日目の宿泊先から空港までは2時間ほどの運転時間が必要な距離になります。
長旅で辛くなりそうなら、2日目以降は公共交通機関を使って車なしでも回ってみてもいいかも。また、北海道の道は真っ直ぐな道路が多いため、眠くならないような途中休憩の対策も必要です。
新千歳空港へ到着したら、まずはレンタカーの手配。空港内のレンタカーカウンターなら移動することなく手続きできます。事前予約が可能なので、価格や借りられる車種などをリサーチしておきましょう。
手続きを済ませたら、さっそく北海道旅へ出発!千歳市内にある道の駅『千歳サーモンパーク』へ向かい、まずはランチをいただきます。レンタカーでの移動時間は15分ほどです。
所要時間:11:00~11:15(約15分)
ニッポンレンタカー 千歳空港営業所
所在地:北海道千歳市美々758-136
営業時間:7:00~22:00
『サーモンパーク千歳』は、フードコートのある道の駅。すぐ近くには見て触れて楽しめる淡水魚専門の水族館『サケのふるさと 千歳水族館』もあります。
サーモンパーク千歳のご当地グルメといえば「グリルサーモン」。「グリルレストランサーモンキング」の名物は、輪切りにした大きめのサーモンが丸ごとのったプレート。ランチには、セットメニューでライスやパン、ドリンクバーが付けられます。
添えられた自家製のクリームチーズソースとサーモンの組み合わせは最高。北海道の濃厚な味わいを楽しんでみて♪
鮭だけでなく北海道の海鮮も堪能したいなら、「海鮮丼とと丸」へ。てんこ盛り8種海鮮丼や本日のおまかせ地魚3種丼、贅沢な美味しさを少しずつ詰めた海鮮3種宝石丼がおすすめ。季節によって魚種は変更されるので、タイミングによってはサーモンやいくら、うになど格別な丼ぶりが味わえるかも。
移動手段:新千歳空港から車で約15分
滞在時間:11:30〜12:00(約30分)
サーモンパーク千歳
所在地:北海道千歳市花園2-4-2
営業時間:9:00~17:00(一部店舗は営業時間が異なります)
※季節により営業時間が変更になる場合がございます
千歳サーモンパークでお腹を満たした後は『さっぽろ羊ヶ丘展望台』へ。
北海道の開拓のための指導者を養成する『札幌農学校』(現・北海道大学)の教頭として招かれたクラーク博士。「少年よ、大志を抱け!~Boys be ambitious.」の名言はとても有名ですよね。
北海道開拓の父として多くの功績を残したクラーク博士の背後には、その大きな遺志を表すかのように札幌市の街並みが広がっています!
遠くには札幌ドームの屋根が輝き、羊が草をはむ牧場ののどかな風景も見渡すことも。また展望台スタッフのおすすめ撮影スポットも点在しているので、映える写真をたくさん撮影してみましょう。
赤いとんがり屋根の「旅立ちの鐘」を鳴らしたり、真っ白いチャペルの屋上へあがり、北海道の気持ち良い風を感じてみるのも良いですね。
また羊ヶ丘のオーストリア館では北海道ならではのジンギスカン弁当や、しぼりたてのミルクなどのグルメも販売しているので必見です。
移動手段:道の駅『サーモンパーク千歳』から車で約1時間
滞在時間:13:00〜14:00(約1時間)
さっぽろ羊ヶ丘展望台
所在地:北海道札幌市豊平区羊ケ丘1番地
営業時間:【10~5月】9:00〜17:00【6~9月】9:00〜18:00(最終入場は閉園15分前まで)
入場料金:大人 600円、小中学生 300円
※時季により、営業時間を変更する場合があります
つづいては、さっぽろ羊ヶ丘展望台から車で30分ほど移動して『札幌時計台』へ。
明治11年に建設され、昭和時代は図書館として活躍していましたが、現在は時計台のあゆみや札幌市の歴史について学ぶための施設として公開されています。
時計台の本体は今も現役で活躍中。毎日、館長による時計のネジ巻きのデモンストレーションが行われていて、説明を聞くこともできます。
札幌市を象徴する『札幌市時計台』は、有名なフォトスポットでもあります。敷地内にはベストショットを写せる場所の案内があるので要チェック!
移動手段:さっぽろ羊ヶ丘展望台から車で約30分
滞在時間:14:30〜15:00(約30分)
札幌市時計台
所在地:北海道札幌市中央区北1‐2
開館時間:8:45~17:10(最終入館17:00)
休館日:1/1〜1/3
観覧料金:大人 200円、高校生以下 無料
続いて向かうのは、札幌市内中心部にある『大通公園』。その真ん中にあるのが『さっぽろテレビ塔』です。
『さっぽろテレビ塔』は札幌のランドマークであり、必ず訪れておきたい定番スポット。地上90mの展望台から見渡せる街並みと遠くの山々の連なりは、都会的でありながらも自然を感じられる、まさに北海道の中心部・札幌らしい景色です。
夏は木々の新緑とガーデンに咲く花々が美しく、冬はホワイトイルミネーションで彩られロマンチックな雰囲気に。季節の移り変わりを街並みとともに感じられる展望台。スカイツリーや東京タワーにはない感動を味わえますよ。
またテレビ塔オリジナルキャラクターグッズのお土産を見るのも楽しいです。
レンタカーは周辺に多くのコインパーキングがあるので利用してみましょう。美しい大通公園でのお散歩もきっと良い思い出になるはず。
移動手段:札幌市時計台から車で約3分
滞在時間:15:00〜15:30(約30分)
さっぽろテレビ塔
所在地:北海道札幌市中央区大通西1丁目
営業時間:9:00~ 22:00 (展望最終入場 21:50)
展望台入館料:大人(高校生以上)1,000円、小中学生 500円 、幼児(小学生以下)無料
※イベントにより、営業時間が変更になる場合があります