北海道
HOKKAIDO
COLUMN
大自然、食、文化が織りなす北の大地・北海道。日本を代表する観光地・北海道は、雄大な自然に新鮮な海の幸、そして独自のアイヌ文化など多くの観光客を魅了するスポットが目白押し。
今回は、北海道の観光名所を大特集します。四季折々の美しい風景や美味しいグルメ、ドキドキのアクティビティがふたりを待っていますよ。
まずは、北海道の観光名所をご紹介します。北海道の雄大な自然を感じる絶景スポットをはじめ、北海道ならではの体験ができる観光スポットも登場! 季節によって変わる楽しみ方にも注目しているので、ぜひ北海道旅行の参考にしてみて。
約11万年前の火山活動によってできた湖『洞爺湖』。周囲約43kmの湖には、大島、弁天島、観音島、饅頭島の4つの島が浮かび、まるで絵画のような風景を作り出しています。
洞爺湖の周りには羊蹄山や有珠山などの美しい山並が連なり、春には新緑、夏には鮮やかな花々、秋には紅葉、冬には雪景色と四季を通じてさまざまな表情を見せてくれますよ。
洞爺湖は、有珠山の活動に育まれた天然湧出泉があるため、温泉を楽しめるのも魅力のひとつです。多くの温泉旅館では、手湯や足湯も実施されています。露天風呂から洞爺湖を眺められるホテルもあるのでチェックしてみて。
洞爺湖では、1年を通してさまざまなイベントも開催。例年、4月下旬から10月までは湖上を彩る大規模な花火大会「洞爺湖ロングラン花火」、11月から4月下旬までは「イルミネーショントンネル」が行われています。2025年2月1日から12日には、「洞爺湖温泉冬花火」 も実施されるので、タイミングを合わせて訪れてみて。
洞爺湖
所在地:北海道虻田郡洞爺湖町洞爺町
レンガ造りの倉庫群と、静かに流れる運河が有名な観光スポット『小樽運河』。どこか懐かしくロマンティックな風景で、フォトスポットとしても人気を集めています。
かつて小樽運河は、ニシン漁で栄えた小樽港を支える役割を果たしていました。当時の面影を色濃く残した倉庫群は、現在、レストランやショップなどに生まれ変わり新たな観光スポットに変化しています。
石畳の遊歩道を歩けばタイムスリップしたような気分に♪ さらに夕暮れ時には、63基のガス灯が灯され幻想的な雰囲気に包まれます。人とは違う角度から楽しみたいなら「小樽運河クルーズ」がイチオシ! 約40分のクルージングでは、運河から小樽の街並みを堪能できますよ。
例年2月に行われる冬のイベント「小樽雪あかりの路」は、運河沿いがキャンドルで埋め尽くされ幻想的な光に包まれます。夏の「おたる潮まつり」は、とびいりで踊れる「潮ねりこみ」を中心に、お祭りグルメや花火鑑賞クルーズと街全体が活気づく注目のイベントです。
小樽運河
所在地:小樽市港町5丁目周辺
北海道を代表する歴史的建造物『札幌の時計台』は、1878年に建てられた演武場を改装し、1881年に塔時計が設置された日本最古の時計台。いまもなお現役で動いている時計台は、市民に愛されるランドマークでもあります。
時計は毎正時に鐘の音を鳴らし、レトロな木造洋館から札幌の街全体に響き渡ります。とくに、冬の静寂の中に響く鐘の音色は格別です。
2階建ての時計台内部では、設置当時の様子を伝える展示や時計の仕組みも見学できます。せっかく観光に来たのなら、時計台を背景に記念撮影したいですよね。時計塔の全体が入るようにするには、できるだけ低い位置からの撮影がおすすめです。
札幌市時計台
所在地:北海道札幌市中央区北1条西2‐1‐1
開館時間:8:45~17:10(最終入館17:00)
休館日:1/1~1/3
観覧料:大人 200円、高校生以下 無料
北海道の美瑛町にある『白金青い池』は、世界的にも有名な絶景スポット。独特な青い水面は、火山活動からの泥流を防ぐためにせき止めた河川の成分が混ざり合うことで、光を反射し、色濃く見えているそう。絵画のような光景はSNS映えすると話題にもなり、フォトウエディングの撮影スポットとしても人気を集めています。
季節や天候によって水面の色合いが変わるため、何度でも訪れたくなる魅力にあふれています。春や夏の青い池は、周囲の森林と相まってより一層鮮やかに輝き、秋には見ごろを迎える紅葉とのコントラストが美しく印象的に。冬の雪に覆われ凍てつく池では、幻想的なライトアップも実施されます。
訪れる際は、比較的空いている午前中がおすすめ。週末は、とくに混雑が予想されるので、時間に余裕を持って訪れると安心ですよ。
白金青い池
所在地:北海道上川郡美瑛町字白金