北海道の夏の観光はココが魅力！エリアごとのおすすめスポット

道東はどこまでも続く手つかずの自然が魅力のエリア。世界遺産にも認定されている知床国立公園をはじめ、農村地帯が続く十勝方面や、神秘的な景色が広がる釧路方面など、ほかのエリアとはまた違った自然の景色を堪能できます。

『知床国立公園』を含む一帯、北海道東部・知床は、2005年に鹿児島県の屋久島、青森県の白神山地に次いで、日本国内で3番目にユネスコの世界遺産（自然遺産）に登録されました。

原生林や湖、羅臼岳など手つかずの自然が残されており、珍しい植物や生き物も多く観察できます。トレッキングや、夜のツアーなどのアクティビティも楽しめ、クルーズ船で海から豊かな自然を眺めることも。

東京から知床へ向かう際は、女満別（めまんべつ）空港まで飛行機を使うとスムーズに到着できます。世界遺産の自然をふたりで観察してみませんか？

太平洋の海が内陸に流れてできた『釧路湿原』。釧路市、標茶町、鶴居村、釧路町の4つに街にわたってまたがる日本最大面積の湿原です。

多くの動物、昆虫が生息し、運が良ければ特別天然記念物のタンチョウの姿を見ることも。夏は釧路川をゆったりカヌーで探索したり、ホーストレッキングを楽しんだり、北海道ならではのアクティビティを楽しんでみて。

また、JR釧路駅から発車している『ノロッコ号』に乗車すると、車窓からも釧路湿原の景色を眺められますよ。

阿寒湖温泉街にある『阿寒湖アイヌコタン』。アイヌの生活を守るため、店や住まいのための土地を無償で提供したことから始まった場所で、全道各地のアイヌが集まり、さまざまなアイヌ文化が持ち寄られています。

敷地内には20店舗以上のお店が連なり、アイヌ民族の民芸品や食文化を楽しめます。独特の雰囲気を味わいながら、ショッピングやグルメを思いっきり満喫しましょう。

ここだけでしか見つけられない素敵な体験や民芸品が見つかるはず！

美幌町と弟子屈町の境目にある、屈斜路湖を見渡せる峠『美幌峠（びほろとうげ』。標高500m以上の美幌峠からは、屈斜路湖の先にある硫黄山まで望むことができ、早朝には雲海が見られるときも。

またすぐ近くには、北海道の道の駅のなかでも特に人気のある『ぐるっとパノラマ美幌峠』があります。ココでしか食べることができない「熊笹ソフト」は必見。

美容と健康に良いといわれている、熊笹茶の粉末をソフトクリームに練りこんだ緑色のソフトクリームで、ほんのりお茶の味わいを感じられる一品です。

夏は冷たいソフトクリームを食べながら、壮大な景色を楽しんでみて。

道東・清里町にある『神の子池』。摩周湖の地下水が湧き出ている池で、池の底に沈んでいる木がはっきりと目で見えるほどの透明度を誇ります。

お天気の良い日には、池のコバルトブルーがより美しく輝き、写真映えも抜群！

「神の子池風景林」の看板（ハトイ札弦川林道）から池までは車で2〜3kmほどですが、細い林道なので注意して向かいましょう。

『納沙布岬（のさっぷみさき）』は、道東・根室市にある岬で、日本一早い日の出のスポットとして有名。離島をのぞいて日本最東端に位置し、目印である可愛らしい白い建物は明治5年に建てられた日本最古の灯台です。

北方領土の歯舞群島が近く、お天気が良ければ遠くに望むことも。近くには入場無料の資料館やお土産ショップもあるので、ぜひ一緒に立ち寄ってみて。