カップルで楽しむ浅草お散歩コース！上野・スカイツリー周辺もご紹介

東京都内でも交通の利便性がよく、お買い物ができるお店や文化施設がたくさんある上野。

上野公園から始まり、アメ横、湯島天満宮へとぐるっと回るお散歩コースをご紹介します。

上野駅に到着してまず訪れるのは、誰もが知る有名スポット『上野恩賜公園』。上野動物園や美術館、東京文化会館など、さまざまな文化施設が集まった都市公園です。

広大な敷地の中に見どころ満載の施設が多数あり、すべてを見てまわるのは一日ではむずかしいので、日帰り散歩では場所を絞るのがベター。今回は、午前中だけで回れるおすすめスポットをご紹介します。

パンダでおなじみの上野動物園。300種類以上もの動物がいて（2021年3月31日現在）、じっくり全部観るとなると丸1日掛かりますが、ポイントを抑えていけば午前中2時間ほどで回ることも可能。なお、動物園に行く場合は、開園時間の9時30分から入ると、混雑する前により早く回ることができます。

＜上野動物園で見るべき動物は？＞

上野動物園といえばやはりパンダ。おなじみ「シャンシャン」を飼育しているパンダ舎と、パンダとその生息地の動物を飼育する「パンダのもり」が園内にあります。

ホッキョクグマが水中を泳ぐ姿を間近で見ることができます。そばにはアザラシの展示も。

おもにマダガスカルに生息する動物。国内で見ることができるのは上野動物園のみなので、訪れたらぜひ抑えておきましょう。

上野恩賜公園内には美術館がたくさんあり、常設展や企画展が楽しめます。複数のミュージアムをはしごしたり、あるいは美術館を1つだけ見て、その後公園内をお散歩するもよし。アートを堪能して充実したひとときを過ごしましょう。

＜上野恩賜公園から行ける美術館＞

「松方コレクション」を保存、公開するために設立された美術館。現在ではさまざまな西洋美術を中心に絵画や彫刻が展示されています。※2020年10月19日〜2020年春（予定）まで施設整備のため休館しています。

日本だけではなく世界の名品に出会える美術館。「アートの入り口」となることを目指し、来訪者はもちろんのこと、初めて出品する芸術家の作品も展示するなど、間口の広い美術館として知られています。

開館以来、重要文化財をはじめ様々なジャンルの作品を展示している私立美術館。常設展示はありませんが、定期的に上野の森美術館ならではの展覧会が開催されています。

東京藝術大学の前身、東京美術学校時代から美術の教育や研究のために作品を収集。現在は国宝や重要文化財をはじめ、歴代卒業生の作品などの約3万件余りにも上る美術品が収蔵されています。

そのほか上野恩賜公園は、情緒のある景色や自然、歴史のある銅像や記念碑など見逃せないものがたくさん。公園内を見て回るだけでも十分楽しい場所です。

大河ドラマに登場することも多い幕末～明治維新の日本を牽引した一人、西郷隆盛の銅像。

京都の清水寺にならって造られたお堂。お参りをして、舞台から下にある月にめがけて願いをかけて玉を投げる「願い玉」などが楽しめます。

江戸幕府の初代将軍・徳川家康を祀った神社。江戸時代に造られた荘厳な建築は一見の価値あり。ぼたんが美しく咲く「ぼたん苑」も有名です。

美しい桜や蓮の花が楽しめる広大な池。スワンボートなど各種ボートに乗ることもできるので、舟遊びを楽しむのもよいでしょう。

移動手段：上野駅から徒歩で約10分
所要時間：10:00～12:10（約2時間10分）