浅草
ASAKUSA
COLUMN
お江戸の町の粋な風情にあふれていて、海外旅行客にも人気の街・浅草。特にこの街の看板ともいえる浅草寺の周りは、活気ある商店街に囲まれており、グルメや甘味も充実しています。
浅草周辺といえば、東京スカイツリー®も見逃せないスポット。高さ634mを誇る巨大なツリーの展望台から眺める東京の街の風景はまた格別です。
そして、浅草から少し足を伸ばしたところにある上野も、東京観光が楽しめる街の一つ。上野恩賜公園、アメ横など、思わず立ち寄りたくなる場所が満載の人気エリアです。
今回は、浅草近辺の人気スポットに注目。「浅草」「東京スカイツリー」「上野」の3つのエリアそれぞれで楽しむ日帰りお散歩プランをご紹介します。
雷門と仲見世通りでおなじみの浅草寺近辺をお散歩するコース。このエリアは、仲見世通り以外にもにぎやかな商店街があり、お参りをしたりお店をのぞいたり、さらには美味しいものをいただいて、飽きることなく一日楽しむことができます。
浅草駅についたら、まず目指すは浅草の代名詞ともいうべき『浅草寺』へ。雷門をくぐったら、仲見世通りを歩いて、浅草寺へ向かいます。
日本で最も古い商店街の一つである仲見世通りは、雷門から宝蔵門まで長さ約250mにわたって、左右に朱塗りのお店が並んでいます。
きびだんごや最中などの和菓子を販売するお店や、着物や御扇子、浮世絵など、お江戸ならではのグッズが買えるお店も。
気になったお店をのぞいたりお買い物したりしながら、のんびり歩いていきましょう。
通りを進んでいくと、やがて、浅草寺の本堂にたどりつくので、ここでお参り。参拝方法があるので、事前に覚えておくのがベターです。
①雷門で合掌一礼する。
②本堂についたら、お参りの前にお水舎で手と口を清める。
<清め方>
①右手に柄杓(ひしゃく)をもって左手を洗い清める。
②左手に柄杓をもちかえて、右手を洗い清める。
③再び右手に柄杓をもち、左手に水を受けて口をすすぎ清める。※口を柄杓につけないこと
④最後に柄杓を立てて、柄に水を流して清めてもとに戻す。
⑤常香炉にお香を供えて、香炉の煙を浴びて心身を清める。
⑥本堂に入って礼拝をする。お賽銭を入れたら、合掌して一礼。※拍手はしない
⑦山門から出るときにも合掌一礼する。
移動手段:浅草駅から徒歩で約3分
所要時間:10:00~11:00(約1時間)
浅草寺
所在地:東京都台東区浅草2-3-1
開堂時間:6:00〜17:00(10月から3月の開堂時間は6:30〜)
浅草寺の参拝がすんだら、次に向かうはオレンジ通り。その名の通り、オレンジ色の街道が目印のオレンジ通りは、仲見世通りとはまた違う楽しさがある商店街。
和小物を取り扱うお店や喫茶店、さらに刃物店や銀細工を取り扱うお店などもあるので、お家で使うお道具などを探してもよいかもしれませんね。
そして、オレンジ通りではずせない名所といえば『浅草公会堂』。
1000人以上入る大ホールがあり、音楽やお笑いのイベントを盛んに行っている浅草公会堂の正面入り口前には、浅草にゆかりのあるタレントや歌手、落語家などの原寸型の手形が多数並ぶ『スターの広場』があります。
ここで好きな有名人の手形を探したり、写真撮影したりして、浅草が生み出した歴代の有名人たちとの小さなふれあいを楽しみましょう。
移動手段:浅草寺から徒歩で約2分
所要時間:11:00~11:45(約45分)
台東区立浅草公会堂
所在地:東京都台東区浅草1-38-6
開堂時間:9:00〜17:00
※浅草公会堂は大改修中のため休館している場合があります
スターの広場で楽しんだあとは、ランチタイム。いただくのは、東京の下町らしいごはん、『浅草もんじゃ ぜんや』のもんじゃ焼きです。
水溶きした小麦粉とキャベツ、海鮮やおもち、チーズなどを鉄板で焼いて作るもんじゃ焼きは、東京で昔から親しまれている名物グルメ。
鉄板でジュージューと焼いていくのを見ているだけでもテンションが上がってしまいます。おすすめメニュー「明太子もちもんじゃ」などをぜひお楽しみください。
所要時間:11:50~12:50(約1時間)
移動手段:浅草公会堂から徒歩約5分
浅草もんじゃ ぜんや
所在地:東京都台東区浅草1-21-9
営業時間:平日 11:00~23:00 土日祝 10:30~23:00
定休日:年中無休
予算:2,000〜2,500円
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