浅草のパワースポットをめぐろう！厳選名所10選＆モデルコース案内

まずは、浅草周辺のパワースポットを10箇所ご紹介。よく知られている定番から穴場まで、運気アップが期待でき、かつ観光も楽しめる神社やお寺を厳選しました。

浅草を訪れたら、ここを訪れないわけにはいかない！といっても過言ではない、浅草を代表するスポット『浅草寺』。1400年近い歴史をもつといわれています。

風雨順時と五穀豊穣の祈りが込められた風神・雷神が立つ雷門を抜けると、浅草寺の参道でもある仲見世通りに浅草名物のお店がにぎわいワクワク気分が高まっていきます。気になったお店があれば、ぜひ立ち寄ってみて。

浅草寺の本堂に祀られているのは「聖観世音菩薩」。御秘仏であり、基本的にはお姿を見れませんが、お願い事を聞いて安楽を与えてくれる仏様なので、訪れた際はぜひお参りしてみてくださいね。

浅草寺の参拝とともに、ぜひ立ち寄ってみてほしいスポットが、浅草の総鎮守として知られる『浅草神社』です。浅草寺と縁が深く二天門の奥に進んだ場所に位置します。

浅草寺のご本尊・聖観世音菩薩を発見した漁師の檜前浜成（ひのくまのはまなり）・武成（たけなり）の兄弟、さらに、僧侶となって聖観世音菩薩像を奉安した土師中知（はじのなかとも）の3人が郷土神として祀られています。

境内には、寄り添って佇む夫婦狛犬が鎮座。ぴったりとくっつく珍しい姿から恋愛成就や夫婦円満のご利益が期待できるといわれていますよ。

浅草神社といえば、5月に開催される「三社祭」も有名です。華やかなお神輿がまわって、浅草周辺も活気づくお祭り。三社祭の時期にあわせて浅草を訪れるのもよいでしょう。

浅草神社の末社にあたる『被官稲荷神社』は、浅草寺や浅草神社の一帯に隣接しています。江戸時代から農民に深く信仰されていたという倉稲魂神（うかのみたまのみこと）が祀られていて、五穀豊穣をはじめ、商売繁盛、立身出世、芸能上達などのご利益が期待できるといわれています。

神社の名称にある「被官」から、「官を被る」という意味合いから「官位を授かる」と読み、就職や出世の祈願のために訪れる人も多いそう。

稲荷神社ということで、あちこちに神様のお使いとされている狐を見ることができます。ユーモラスな表情のお狐様たちを眺めているだけで、心がほっこりしてきそうですね。

浅草の神社といえば、「酉の市」の発祥として知られる『浅草鷲神社』も必見です。

天日鷲命（あめのひわしのみこと）と日本武尊（やまとたけるのみこと）、さらに浅草七福神の寿老人を祀っていて、商売繁盛のご利益が期待できるといわれる神社。

毎年、11月の酉の日に開催される「酉の市」。「酉の市」は御神恩に感謝して、来年の開運や授福、商売繁昌をお祈りする祭り。神社の境内及び周辺には、神様の御分霊とされる縁起物の熊手を売るお店が並び、にぎわいます。

浅草鷲神社には、熊手と並ぶトレードマークとして、お賽銭箱の上で大きな顔が笑っている「なでおかめ」があります。なでおかめは、撫でる場所によって異なるご利益が得られるのだとか。

おでこに触れると賢く、鼻は金運につながり、目は先見の明が効くように、向かって右の頬を撫でると恋愛上手に、左の頬は健康運の向上。また、口はいわれの通り災いを防ぎ、顎から時計回りになでると物事が丸くおさまるそう。

自分が気になる運気に合わせて、なでおかめの顔を撫でてみてください。さらに、縁起の良さそうなその大きな笑顔を撮影して携帯の待ち受け画面にするのもよさそうです。

貞観二年（860年）に創建された牛嶋神社。須佐之男命（すさのおのみこと）、天之穂日命（あめのほひのみこと）、貞辰親王命（さだときしんのうのみこと）の3つの御祭神が祀られており、5年に一度、牛車の行列でひかれた神輿が巡行する「牛嶋神社大祭」が有名な神社です。

社殿の前にある鳥居は、「三輪鳥居」と呼ばれ、両脇にも小さな鳥居がついている、国内でも数少ない珍しいもの。八の字に周りすべての鳥居をくぐるとご利益が3倍得られるともいわれています。

この牛嶋神社は、その名の通り、牛と縁が深い神社。境内には狛犬ではなく狛牛があり、撫でると健康になるといわれる「撫で牛」も信仰されています。

自分の身体のよくないところや心も治してくれるといわれているので、撫で牛に触れて癒やされてみてください。