浅草
ASAKUSA
COLUMN
奥浅草方面にある『今戸神社』。日本で最初の夫婦になった伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と伊弉冉尊(いざなみのみこと)を祀っていることから、縁結びの御利益が期待できる神社として知られています。
また、招き猫の発祥地のひとつとしても有名なスポットです。境内の本殿や絵馬など、あちらこちらに手招きポーズの猫たちがいて、社殿のそばにはカップルとされる「石なで猫」が待っています。猫好きの人なら楽しくなること間違いなしのパワースポットです。
今戸神社
所在地:東京都台東区今戸1-5-22
浅草からバス1本で行ける下町のパワースポット『湯島天満宮』は、ぜひ立ち寄っておきたいところ。学問の神様として知られる菅原道真が祀られた受験祈願の定番スポットです。
JR御徒町駅からは「学問のみち」と呼ばれる一本道が繋がる湯島天満宮。神社へ続く急な階段は38段の「男坂」。脇にはよりゆるやかな33段の「女坂」と趣ある参道が連なります。
境内には、道真公と縁の深い臥牛像が2体あり、「撫で牛」として愛されています。身体の治したい箇所を撫でてみましょう。
湯島天満宮の最寄り駅のJR御徒町駅には、パンダの像が待つ「パンダ広場」もあります。神社を訪れた際は、かわいいパンダ像にも癒やされてみて。
湯島天満宮
所在地:東京都文京区湯島3‐30‐1
開門時間:6:00〜20:00
浅草から車で10分、南千住駅からは徒歩10分ほどの場所にある『玉姫稲荷神社』。鎌倉攻めに加わった武将として知られる新田義貞とゆかりがある神社で、五穀豊穣の神様「宇迦之御魂命(うかのみたまのみこと)」が祀られています。
周辺が革靴の生産が盛んな地域であることから「くつの神社」ともいわれている玉姫稲荷神社。例年4月の最終土曜日・日曜日に行われる「こんこん靴市」、春と秋の年2回開催される「靴のめぐみ祭り市」など、靴やバッグを安価で販売するイベントを定期的に開催。参拝だけではなくお買い物目的で訪れるのもよさそうです。
玉姫稲荷神社
所在地:東京都台東区清川2-13-20
浅草にほど近い下町の入谷にある「小野照崎神社」。御祭神は「日本の白楽天」ともいわれ、歌や漢詩の才能にあふれた平安時代の才人・小野篁(おのたかむら)、さらに菅原道真も御配神として祀られています。
学問や仕事、芸能のご利益が期待できるとされ、映画『男はつらいよ』で国民的スター俳優となった渥美清さんが願掛けをした場所としても有名です。
神社の本殿は、関東大震災と大東亜戦争の空襲を乗り越えた建物。境内にはミニチュアの富士山である重文指定の富士塚や、日本三大といわれる庚申塚にある「見ざる・聞かざる・云わざる」の三猿の像が掘られた塔、江戸から明治にかけて掘られた20体以上の神使など、見どころがたくさん。
恋愛や仕事の縁を結ぶ「むすびの神様」といわれている、織姫・稲荷神社も構えています。学業や芸事の祈願だけでなく恋愛成就のお願いもできるスポットです。可愛い「まゆ玉みくじ」や「幸せみくじ」もあるので要チェック。
小野照崎神社
所在地:東京都台東区下谷2-13-14
浅草を代表する川・隅田川の近くにある『橋場不動尊』。比叡山延暦寺の末寺は、不動明王をご本尊とし、家庭円満をもたらす浅草七福神・布袋尊もともに祀られています。
明治の大火事や関東大震災、戦炎などの災禍を免れ、「霊験あらたかな火伏せの橋場不動尊」と呼ばれる、まさにパワーが期待できそうな本堂。
そばには、樹齢700年を誇る大銀杏があり、秋の時期には見事な紅葉が見られます。700年のパワーを授かろうと、大銀杏に抱きついて撮影する人も多いのだとか。
橋場不動尊を訪れた際は、隅田川周辺にもよかったら足を伸ばしてみて。すぐ近くには、隅田川にかかる「白髭橋」があり、お天気のいい日には、青空をバックに橋や川の映える写真が撮影できてより楽しい観光になるはずです。
橋場不動尊
所在地:東京都台東区橋場2-14-19
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