横浜観光モデルコース！日帰りでみなとみらい・山手西洋館をめぐる1日

ここまではみなとみらい・中華街を中心とした日帰りモデルコースをご紹介しました。美味しいグルメやショッピングなど、定番スポットをおさえて移動も少なくまわれるコースなので、横浜を初めて訪れる方にはおすすめです。

次にご紹介するのは横浜・山手西洋館を中心に回るモデルコース。おしゃれな横浜スポットを訪れたい人にはぜひチェックしていただきたいモデルコースです。

横浜山手エリアは、外国人居留地として栄えた歴史があり、異国情緒あふれる街並みが楽しめます。西洋風の歴史的建造物も多く、おしゃれで落ち着いた雰囲気のエリア。いつもとはすこし違う横浜を楽しみたい方におすすめのコースです。

石川町駅から歩いて5分ほどの場所にある『ブラフ18番館』は、オーストラリアの貿易商バウデン氏の住宅であり、1991年まではカトリック山手教会の司祭館として使われていました。

100年前のピアノが置れているサロンサロンでは、定期的にコンサートが開催されています。上げ下げ窓のあるダイニングルームや三方向にガラス窓があるサンルーム、落ち着いた内装の寝室など、当時の外国人住宅の生活空間が再現されています。

移動時間：石川町駅から徒歩約5分
所要時間：10:10〜10:40（約30分）

ブラフ18番館から歩いてすぐの場所にある『山手イタリア山庭園』は、イタリアで多く見られる庭園様式を取り入れ、水や花壇を幾何学的に配置したデザインの公園。

庭園には花や植栽が植えられ、四季折々の植物が楽しめます。ブラフ18番館で見学を楽しんだあとは、そのまま移動して彩り豊かな『山手イタリア山庭園』でお散歩を楽しみましょう！

移動時間：ブラフ18番館から徒歩すぐ
所要時間：10:40〜11:00（約20分）

次は山手本通りを移動し、貿易商社の横浜支配人として働いていたスイス人のフリッツ・エリスマン氏の邸宅『エリスマン邸』へ。

『エリスマン邸』は一度マンション建築のため解体されましたが、1990年に元町公園内の現在地に再現されました。

暖炉のある応接室や居間兼食堂のお部屋、サンルームなどがあり、当時の簡潔なデザインが再現されています。椅子やテーブルなどの家具は「近代建築の父」と言われるチェコ人の建築家アントニン・レーモンドが設計したものです。

また、喫茶室「Café Ehrismann」は、かつての厨房部分が使われていて日当たりも抜群。気品あふれる食器で提供していただけるので、朝のコーヒーで一息つくのもおすすめ。

移動時間：山手イタリア山庭園から徒歩約15分
所要時間：11:15〜11:45（約30分）

そろそろランチの時間。今回訪れるのは、閑静な横浜の丘の上にある、大人の隠れ家レストラン『エリゼ光』です。

山手の街並みや、天気の良い日には富士山まで見える店内で、シェフが心を込めて作るナチュラルフランス料理を楽しめます。

三浦半島で水揚げされる魚介類や、生産量の少ない貴重な野菜や果物など地元食材を使った料理を提供しており、ランチコースでは芸術的な料理を心ゆくまで堪能できますよ。

また、『エリゼ光』では、姉妹店の『しょうゆきゃふぇ元町』の話題のメニュー「NAMAプリンセット（4個入り）」をテイクアウトできます。

生プリンの上に自分で卵黄を乗せ、ほろ苦いキャラメルソースをかけて食べる斬新なプリンは、菓子コンクールで最優秀賞に輝いた実績もある人気商品。

山手のお土産として喜ばれること間違いなしの逸品です。

移動手段：エリスマン邸から徒歩約3分
所要時間：11:50〜12:50（約1時間）

ランチを食べたあとは、すぐ近くの『港の見える丘公園』へ向かいましょう。横浜山手を散策するなら外せない、横浜港を見渡せる小高い丘にある展望台付きの公園。

ベイブリッジが見える絶好のロケーションが楽しめ、ここから見える景色はぜひ写真に収めておきたいもの。

2016年に緑化工事が完了し、今までバラ園だったエリアは『イングリッシュローズの庭』としてリニューアルオープンしました。英国風の庭には、1年を通してバラや草花が咲き誇っています。

移動時間：エリゼ光から徒歩約5分
所要時間：13:15〜14:00（約45分）