大阪
OSAKA
COLUMN
大阪で食べ歩きデートがしたいなら、ミナミにある『道頓堀商店街』は外せません。かつて芝居小屋が立ち並ぶ大阪のブロードウェイと呼ばれた道頓堀には、松竹座がシンボルとして残っています。芝居の見物客をもてなす茶屋文化の影響で、今も飲食店がたくさんあります。
中でも大阪名物のたこ焼き屋は数知れず! 関西ならではの、だしやソースに加え、和風なしょうゆ系、自分で焼いて食べられるお店もあります。いろんなお店を巡って食べ比べをしてみるのも楽しいですよ。そのほか串カツやお好み焼き、大正時代から続く老舗にも注目。
おもしろスポットが目的なら、巨大看板巡りも必須!誰もが知る「道頓堀グリコサイン」や「手足が動くかに」のほか、柔和なお顔で太鼓と鐘を鳴らす「食い倒れ太郎」、迫力満点の「串カツ店のオヤジ」など。賑やかな街並みと相まって写真映えもばっちりです。
そのほか、レトロな射的場や、チョウザメやナマズが釣れる釣り堀を備えたゲームセンター、トレンドの謎解きのお店など、おもしろスポットが満載ですよ。
道頓堀商店街
所在地:大阪市中央区道頓堀1丁目
大阪の一風変わった歴史スポットに行ってみたいなら、箕面にある『勝尾寺』がぴったり。「勝運の寺」や「勝ちダルマ」で知られ、1300年以上の歴史を誇るお寺です。かつて王の病を祈祷で治した僧侶がいたことから、王自らが王に勝った勝王寺と命名され、寺側は王に勝つとは恐れ多いと勝尾寺に変えたエピソードもユニーク!
境内のおもしろいところは、所々に点在するダルマの数々です。勝尾寺の真のご利益・勝運は勝負に勝つことではなく、自分に勝つこと。自分と向き合い勝つ努力をする契りとして、ダルマに目入れするのが習わしです。中には表情豊かなおみくじのダルマもいるので、参拝の際にはどこに隠れているのか、ぜひ探してみて♪
また、8万坪ともいわれる境内には、四季折々の自然も満載です。特に多宝塔へと続く石段の両端を飾るシャクナゲや、山々の緑に映える紫陽花は必見。ダルマとのコラボも風情があるので、ぜひ写真におさめておきましょう。
山門へと続く橋を通る時に降り注ぐ厄落としの霧や、ダルマグッズが買えるショップ、「かち氷」がいただけるお休み処など、見どころがいっぱい。2023年の年末には、世界初となるドローンを使ったお寺のカウントダウンイベントも実施され、季節のイベントからも目が離せません!
勝尾寺
所在地:箕面市勝尾寺
参拝時間:平日 8:00〜17:00、土曜 8:00~18:00、日曜・祝日 8:00~17:00
入山志納料:高校生以上 500円、小中学生400円、未就学児100円、2歳以下 無料
※最終受付は30分前まで
大阪で体験型のデートをするなら、池田市にある『カップヌードルミュージアム 大阪池田』がおすすめ。世界初のインスタントラーメン・チキンラーメンの生みの親、安藤百福さんのルーツを辿れる記念館です。カップラーメン好きも要チェック!
ワイワイ盛り上がれるコーナーといえば、カップラーメンのトンネル型展示もその一つ。足元から天井まで、今まで開発されたカップラーメンが時系列で並ぶ光景は圧巻です!お気に入りを探しながら巡ると、話に花が咲くはず。
館内で特に注目なのが、世界でたった一つのカップヌードル作り。約5,460通りものバリエーションがあるなか、好きなスープと具材を選んでカップ詰めしてもらえます。カップにイラストや文字を書きこめるスペースもあるので、味だけではない、オリジナリティあふれるカップヌードルが完成。紐を通して肩から下げて帰りましょう♪
また、チキンラーメンの手作り体験や、チキンラーメンの研究小屋をリアルに再現したアトラクションなど、館内には見どころがたくさん。カップヌードル型のドラマシアターや、日本を超えた世界のインスタントラーメン展示もあるので、隅々まで遊び尽くしてみては?
カップヌードルミュージアム 大阪池田
所在地:大阪府池田市満寿美町8-25
開館時間:9:30〜16:30 (入館は15:30まで)
休館日:火曜 (祝日の場合は翌日)、年末年始
入館料:無料(別途、アトラクション利用料が必要)
大阪の自然スポットを目指すなら、岸和田市にある『蜻蛉池公園』がぴったり。その名の通り、トンボをテーマにした公園で、甲子園球場の約14個分に及ぶ広さがあります。「トンボの空港」をコンセプトとし、トンボモチーフの大型遊具が印象的なユニークなエリアも!
目的やその日の気分に合わせて、楽しみ方を選べるのが最大の魅力です。大人カップルで過ごすなら、園内で最も広い大芝生広場でBBQやデイキャンプを♪ 広場には洗い場や炭処理場も備わっているので、使い勝手も良好ですよ。
アクティブに過ごすなら、スポーツ施設をチェック。特にテニスコートが充実していて、約1,000人の観客が入る硬式テニスコートから、初心者向けの砂を敷いたコートまであります。そのほかサッカー場やゲートボール場もあるので、好みとレベルに合わせて楽しんでみて。
とにかくまったり過ごしたいなら、花々や池を巡りながらのお散歩がおすすめ。園内には、ばらやあじさい、水仙、藤など、季節のお花がたくさん咲いています。池の周りは紅葉も美しく、また休憩にぴったりのカフェもあるので、自然の中でリフレッシュしましょう。
蜻蛉池公園(とんぼ公園)
所在地:岸和田市三ヶ山町大池尻701番地
ディープな大阪を覗き見したい方は、大阪駅の一つとなり天満駅から徒歩約3分の『天満市場』がうってつけ! 日本一長い商店街といわれる天神橋筋商店街に並んで歴史が長く、かつて青物市場だったことから、今も野菜や果物が揃う老舗商店が軒を連ねています。
「天下の台所」の面影が残る商店の魅力といえば、商品のフレッシュさと安さ! なかには目を見張るほどお値打ちな品もあり、地元民も日々押し寄せるスポットとなっています。3建物内の地下1階にもお肉屋さんやお総菜屋さんが充実しているので、大阪ならではの味を堪能したい方は必見ですよ。
また、近年SNSで話題になっているのが、市場の北側にある「裏天満ちょうちん通り」です。シンプルな「天満市場」の看板に、1,000個以上のレトロな提灯が吊ら下がる光景はフォトジェニックそのもの!
通りを挟むように、リーズナブルな居酒屋やワインバー、お寿司屋さんなど、どこか味のある店舗も集結しています。ビニールシートやオープンエアのテラス席で飲むと、より一層ディープな夜に♪
天満市場
所在地:大阪府大阪市北区池田町3-1
営業時間:8:00~20:00
休館日:1/1~1/4