冬の旅行は福岡に行こう！おすすめの観光スポット11選と冬満喫の日帰りモデルコース

北九州市門司区に位置する門司港。明治初期に開港して「日本三大港」として栄えた港には、開港当時の風情を残す、まさにここにしかない古き良きノスタルジックな味わいや情緒があります。

大正時代を感じる木造の駅舎「門司港駅」や三井物産の社交倶楽部として建設されアインシュタイン博士も宿泊した洋館「旧門司三井倶楽部」など国の重要文化財に指定されている建築が随所に見られます。

「関門海峡ミュージアム」では、開港当時の門司港を再現した海峡レトロ通りのほか、展望デッキから関門海峡が一望できます。国内最大級の歩行者専用跳ね橋「ブルーウィングもじ」は、恋人の聖地としても有名です。門司港レトロは、福岡旅行の良き思い出を作れる素敵なスポットがたくさんあるので、門司港に来たら、ぜひあちこち散歩などしながら楽しみましょう。

一番の見どころは有名建築家の黒川紀章さんが設計した高層マンションの31階にある「門司港展望室」。関門海峡や門司港を一望することができ、門司港やレトロな建築が彩る夜景は、日本夜景遺産に認定されています。展望室にはカフェテリアが併設されていて、門司港サイダー、門司港地ビールなどのご当地ドリンクをいただくこともできますよ。

福岡市早良区にある福岡タワーは、全長234mと海浜タワーとしては日本最長の場所。地上123ｍの最上展望室からは福岡の町並みや博多湾など、街、空、海が360度一望できます。展望室2階にはカフェもあるので、ジュースやコーヒーで一服しつつ、さながら空中庭園にいるような心地で過ごせそうです。

夕方には博多港に沈む夕日に加え、夜には夜景100選に選ばれた絶景も堪能できます。3階の展望フロアの絶景には蓄光石が敷かれていて、光に包まれ夜景が撮影できるフォトジェニックなスポットになっています。

また、1日1組限定で福岡タワーを好きな色にできるライトアップも実施。観光に合わせて、サプライズ記念のライトアップを行ってみてはいかがでしょう。

星野村は福岡県南部と大分県との県境にあり周囲を山に囲まれた自然豊かな土地。そんな星野村にある「星のふるさと公園」は、キャンプや温泉が楽しめ、家族や友人同士、カップルでの旅行にもぴったりの福岡の観光スポットです。

星野村がある福岡県八女市は、お茶の産地。公園内にある「茶の文化館」では、産地の八女茶や玉露や抹茶などさまざまなお茶、さらにお茶に合うお菓子や茶そばなどもいただくことができます。「古陶星野焼展示館」は、屋根と煙突部分が開口して雪が降り注ぐこともある趣きのある空間で、八角形の回廊式ギャラリーに飾られた星野焼きの陶器を鑑賞できます。

星のふるさと公園に来たら、絶対に見逃さないでほしいのが「星の文化館」にある公開天文台。九州最大級の100cm天体望遠鏡で昼でも夜でも星の観測ができ、美しい星々を目にすることができます。普段の生活では見ることができない彼方の星々を見つめて、果てしない宇宙、遠い別世界に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。同施設ではデジタルプラネタリウムや天文ラボもあるので天候の良くない日でも楽しめますよ。