北海道
HOKKAIDO
COLUMN
札幌中心部から車で約5分の『サッポロファクトリー』は、館内全7棟に約150のショップやレストラン、シネマ、アミューズメント、ホテルなどを併設した大型商業複合商業施設です。
大正時代に建てられた大きな煙突と赤レンガ造りの建物が目印の「レンガ館」。当時の製法にならい、ビール造りを続けている「札幌開拓使麦酒醸造所」があり、2Fの展示施設では、日本のビール造りの歴史を貴重な写真とパネルが無料で見学できます。その他、ドラッグストアーや雑貨店・カフェのある「フロンティア館」、映画館にゲームセンターやペットショップのある「1条館」、アウトドアショップが揃う「2条館」など、見どころがたくさん。
「アトリウム」エリアは、地下4階から天井まで吹き抜けの開放的な空間になっており、冬でもあたたかな日差しが差し込みます。アトリウムには毎年11月ごろに約15メートルの高さのクリスマスツリーが登場。ライトアップされると華やいだ雰囲気になり写真映えするスポットとして大人気。
気候に左右されることなくショッピングや食事、カフェ、お酒などが楽しめるので、冬の札幌観光でもスケジュールが組みやすくおすすめですよ♪
サッポロファクトリー
所在地:北海道札幌市中央区北2条東4丁目
営業時間:【ショッピング】10:00~20:00【レストラン】11:00~22:00
定休日:不定休
明治時代初期に開拓使が建築した洋館が『豊平館』。明治天皇が北海道札幌市視察の際には行在所とされ、昭和39年に国指定重要文化財に指定されました。明治初期の代表的な木造洋風建築造りで、白の外壁を縁どる青色は、ウルトラマリンブルーと言われています。
館内は、8組のシャンデリアがあり中には建設当初のものも現存します。シャンデリアの吊元にある漆喰の中心飾など、歴史ある和洋の建築物としての伝統技術があふれており、明治天皇が滞在した客室の再現展示からは、豊平館のたどった歴史を垣間見ることができます。
併設するカフェ「喫茶ハルニレ」では、カレーやパンケーキ、コーヒー、紅茶をいただけます。入館料とドリンク1つがセットになった喫茶セット観覧券が、おすすめですよ。
豊平館
所在地:北海道札幌市中央区中島公園1-20
開館時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日:毎月第2火曜日(祝休日の場合は直後の平日)、年末年始(12/29~1/3)
観覧料:個人 300円、中学生以下 無料
大型ショッピングモールに隣接する『新さっぽろサンピアザ水族館』は、JR・地下鉄の駅からもほど近く気軽に立ち寄れる都市型水族館。ショッピングや食事と一緒に水族館で、さまざまな魚達を鑑賞できます。
北海道近海の魚や珍しい淡水魚・甲殻類など200種10,000点を展示し、回遊水槽に約1,500匹の魚が泳ぐ回る中のマリンスタッフによるエサやりや、時間帯によってはアザラシやコツメカワウソがエサを食べる様子が見られる「もぐもぐタイム」などのショーも開催。
タッチングプールではヒトデやカニなどに直接触れるエリアも。お魚と一緒に写真を撮影できる、フォトスポットもあるので記念写真を忘れずに♪
新さっぽろサンピアザ水族館
所在地:北海道札幌市厚別区厚別中央2-5-7-5
営業時間:10:00~17:00(入場券の販売は閉館の30分前まで)
定休日:年中無休
入場料:大人(高校生以上)1,000円、こども(3歳〜中学生)400円
札幌中心部から車で約40分の『札幌芸術の森』は、屋内外の美術館と工房、野外ステージなどが集結した芸術複合施設です。
屋外美術館は7.5ヘクタールもの広大な敷地に、現代を代表する国内外の彫刻家たちの作品を展示しています。実際に札幌を訪れた作家が、土地柄や気候を考えて制作した作品も多く、天候や時間により変わっていく彫刻の表情を楽しめます。
例年1月末から2月上旬にかけて開催されるイベント「雪あかり」。しずく型の可愛らしいスノーキャンドルが園内を彩る、幻想的な風景が魅力。札幌芸術の森周辺の札幌南区にある各スポットでも、キャンドルやイルミネーションが点灯する雪あかりが開催されているので、合わせて訪れてみるのもおすすめです。
また、園内一面に雪の絨毯が広がる中、かんじきを履いて散策する「芸森かんじきウォーク」も開催されています。運が良ければ可愛い小動物に出会うことも…♪ かんじきや長靴はレンタルが可能なので、一面の雪景色の中、屋外の彫刻作品を鑑賞して冬の空気感を味わってみてはいかかでしょう。
札幌芸術の森
所在地:北海道札幌市南区芸術の森2-75
開園時間:9:45~17:00(6~8月は17:30まで)
休園日:11/4~4/28は月曜日(月曜日が祝日・振替休日の場合は翌平日)、年末年始(12/29~1/3)
入園料:無料
※有料施設あり
園内の半分以上を森林が占める『前田森林公園』は、札幌市内でも都会のオアシスとして地元人からも愛される都市公園。
前田手稲山を背景に約600mに及ぶカナール(水路)の両脇に、背の高い約200本のポプラの木がずらりと並び、異国情緒が漂うエリアは絶景スポット。大自然に囲まれた開放的な空間はフォトウェディングの撮影スポットとしても人気です。
冬の前田森林公園は、ウィンターアクティビティが充実しています。スノーラフティング、ファットバイク、歩くスキーなどが楽しめます。必要な用具はレンタルできるので、手ぶらでもOK。
園内には野鳥やエゾリスなどの野生動物もたくさん生息しているので、観察も合わせて楽しんでみて。
前田森林公園
所在地:北海道札幌市手稲区手稲前田591-4
広大な自然の野幌森林公園の中に位置した『北海道博物館』は、北海道の歴史や文化を紹介する総合博物館として2015年にオープンしました。北海道は開拓から150年ほどですが、アイヌ先住民の歴史や北海道に生息した動植物の歴史を120万年前から掘り下げて調査。ナウマンゾウとマンモスゾウ復元全身骨格がお出迎えしてくれます。ナウマンゾウの実物の化石も必見です。
北海道開拓記念館と道立アイヌ民族文化センターが統合してできた博物館は、北海道の成り立ちや伝統を学べます。アイヌ民族の暮らしなどの復元や、北海道の昔の暮らし、野生動物の生態もジオラマで展示。解説は、スマートフォン用アプリを使ったサービス「ポケット学芸員」で聞いてみて♪
その他、アイヌや化石に関するイベントも開催されていますよ。
北海道博物館
所在地:北海道札幌市厚別区厚別町小野幌53-2
開館時間:【5月〜9月】9:30〜17:00【10月〜4月】9:30〜16:30
休館日:毎週月曜日(祝日・振替休日の場合は直後の平日)、年末年始(12/29~1/3)、ほか臨時休館あり
料金:一般 600円、大学生・高校生 300円(高校生は土曜日・こどもの日・文化の日は無料)