札幌の冬観光はロマンチック！市内はカップルにもぴったりなスポットやイベントが満載

除雪が行き渡っている札幌ですが、除雪をした雪が道路わきに積みあがることで、車道や歩道が狭くなります。また、歩道は除雪をされていないことが、ほとんどですので足元に注意が必要です。

足元は、ブーツや防寒靴などの滑りにくく暖かな靴と、ボトムスにはパンツスタイルの際もタイツなどを重ねて着用することをおすすめします。

また、冬の平均気温は最高気温で－5度、冷え込むと－20度近くになることもあります。雪が深く積もるため、吹雪の日はとても寒く、外と室内の温度差にも気をつけていただきたいです。

おすすめの服装としては、温度調整が必要なためアウターは、ダウンジャケットやフリースウエア、スキーウエアなどと、インナーは重ね着ができる長袖の衣類、セーターなどを推奨します。また寒くなると指先が痛くなることもあるので、帽子・手袋・マフラー・カイロなど防寒アイテムを持っておくと安心です。防寒対策をしっかり用意して向かいましょう。

札幌には都会的なスポットから自然豊かなエリアなど、魅力的な観光スポットが盛りだくさん。特に冬になると、ウィンターアクティビティやロマンチックなイルミネーションなどさらに街が盛り上がります。

冬ならではの体験ができるスポットや、おすすめしたい雪景色が見られる札幌の絶景観光スポットを10選に厳選してご紹介していきます♪

開湯から155年以上もの歴史ある『定山渓温泉』。札幌中心部から車で約1時間とアクセスも良く、国内外問わず多くの観光客が訪れる人気温泉地です。自然豊かな山間にある温泉街には趣向を凝らした温泉宿や、日帰り温泉施設などが建ち並んでいます。

気軽に定山渓温泉を満喫するなら「足湯＆手湯巡り」がおすすめ。無料の足湯や、温泉卵が作れるスポット、茶菓子が頂ける足湯など、バラエティ豊かな足湯・手湯スポットが充実しています。自販機でタオルの購入できる足湯もあるので、手ぶらでも安心。温泉街にはお洒落なカフェもあるので、和菓子、洋菓子、温泉まんじゅうなどをいただきながら、ゆっくりと足湯＆手湯巡りを楽しんでみて♪

また、冬の定山渓温泉エリアではスキーやスノーボード、スノーシュー、スノーハイク、雪見サウナ、犬ぞり体験などのウィンターアクティビティも充実。都会の喧騒から離れ、自然を満喫できますよ。

120種以上の動物を展示飼育する『札幌市円山動物園』は、1951年に北海道初の動物園として開園しました。札幌で開催された、東京「上野動物園」の移動動物園が好評だったことをきっかけにオープンし、当初より、今でも札幌市民に親しまれる動物園です。

北海道は気温が低いのに動物達は大丈夫なのかなと疑問に思う方も多いのですが、寒さに弱い動物たちは屋内で展示飼育されています。意外と、冬のほうが活発な動物も多く、ホッキョクグマやユキヒョウ、レッサーパンダなど夏場は寝てばかりであまり動きのない動物も、雪で駆けまわり遊ぶ元気いっぱいな姿に出会えますよ。

中でも2023年8月にアジアゾウの赤ちゃんが生まれた「ゾウ舎」は必見！　アジアゾウの赤ちゃんは、2023年9月15日から一般公開されており、お母さんゾウと寄り添う姿が話題になっています。全国初の試みであるゾウ専用の室内プールが設備されている円山動物園では、親子のゾウがプールで泳ぐ光景を見られるかもしれません。

さっぽろ冬まつりの期間中は円山動物園でもイベントを開催。動物の雪像や雪の迷路、森の中を「かんじき」で歩くかんじきウォークなど雪に触れられるイベントを楽しめます。動物舎のすぐ近くには体を温められる休憩所やカフェ、レストランも。ゆっくりとあたたかく、動物観察ができますよ。

札幌市内中心部から車で約30分、石屋製菓の北海道土産でおなじみ「白い恋人」の世界を堪能できるのが『白い恋人パーク』です。園内にはカフェ・レストランやお土産ショップ、ローズガーデンやコレクションハウスなど見どころが満載で、パレードが見られる無料エリアがあるのもうれしいポイント。

有料エリアには白い恋人の製造ラインの見学ができる「チョコトピアファクトリー」や、お菓子作り体験できる「スイーツワークショップ・ドリームキッチン」とお菓子のテーマパークを楽しめるスポットが充実。札幌市内を見渡せる「チョコレートラウンジ・オックスフォード」ではチョコレートをメインにしたデザートが味わえます。

写真を使った白い恋人のオリジナル缶が作れるショップもあるので、ふたりで作ってみるのも素敵♪

冬の見どころは約11万球のLEDが園内を彩るイルミネーション！　2023年の開催は11月15日（水）〜3月31日（日）まで。雪が降ればさらにロマンチックな雰囲気となるので、デートにもぴったり。

その他にも、冬限定のイベントが開催されており、公式ホームページでイベント情報を事前にチェックしていくのがおすすめです。また随時、館内・駐車場の混雑状況も表示されているので、訪れる際には活用してみて。

詩人の日本人の父と、翻訳をしていたアメリカ人の母との間に生まれた、彫刻家であり造園家の「イサム・ノグチ」。もともとは埋め立て地だった土地を、イサム・ノグチがアートとして再生させようとデザインをしたのが『モエレ沼公園』です。

春には桜が一面に咲き、夏は噴水や水のライトアップ、秋には紅葉、そして冬は一面が雪に覆われる真っ白な世界へ。年間を通して四季の彩りを楽しめるのが魅力です。

冬のモエレ沼公園を訪れたらウィンタースポーツは外せません！　1月から3月の期間中は歩くスキーやスノーシュー、ソリなどがレンタルできます。足跡が付いていない雪の上を、スノーシューで歩くのはこの上ない気持ちよさ。雪の上へ仰向けに寝転がり、雪の冷たさや柔らかさと、広大な空の青さを感じるひと時は格別です。

ふたりで、冬ならではのアクティビティを楽しんでみて♪

公園内には、北海道の新鮮な素材を使った新しいフレンチを味わえるレストランや、温かい飲み物やお弁当をテイクアウトできるショップも併設。モエレ沼公園のオリジナルグッズを販売している“HIDAMARI”ショップでは、イサムノグチデザインの照明AKARIを購入できます。