淡路島
AWAJISHIMA
COLUMN
カラフルな花畑やアクティビティ施設、おしゃれなカフェなど、魅力的な観光スポットが目白押しの淡路島。“グリーンシーズンに楽しむ観光地”のイメージがありますが、実は冬にも見どころがたくさんあります。
今回は、そんな冬の淡路島に注目。冬ならではの花の名所からイルミネーションが魅力の夜景スポット、冬グルメを楽しめる注目の観光施設まで、カップルにおすすめの観光スポットをご紹介します。
記事後半には、淡路島を満喫する「日帰りモデルコース」も載せているので、ぜひ観光ルートの参考にしてみてくださいね♪ 淡路島でしか見られない冬の景色を探しに行きましょう!
さっそく、淡路島の冬のおすすめスポットをチェック!絶景やグルメを満喫しつつ、ロマンチックな時間を過ごせる場所をピックアップしました♪
まずご紹介するのは、明石海峡大橋のライトアップを満喫できる『淡路サービスエリア(上り)』。日本の夜景100選にも登録されている、淡路島で一二を争うほどの夜景が美しいスポットです。
サービスエリア内でも特におすすめしたいのが、上り線にあるスポット「恋人の聖地」。明石海峡大橋のダイナミックな風景を満喫できる展望スポットです。
展望台の床を青く照らす、日本列島やハートを描く蓄光石に注目。近くにはベンチもあるので、美しい夜景を眺めながらゆっくり過ごせますよ。
例年冬になると施設全体がライトアップされます。上り線サービスエリアの向かい側にある、「桜の小道」にイルミネーションが施されることもあるので要チェック。全長90mにも及ぶ、光のトンネルはまさに絶景です♪
そのほか、上り線のシンボルともいえる花時計やLEDで幻想的に照らされる遊歩道など、冬ならではの見どころが満載。
下り線のサービスエリアにある、大観覧車もライトアップされるので、ぜひ夜間に乗車してみては。観覧車の中から見渡す明石海峡大橋もロマンチックで素敵な景色ですよ♪
淡路サービスエリア(上り)
所在地:兵庫県淡路市岩屋3118-1
営業時間:24時間(各施設により異なる)
冬の「花の島」らしい淡路島を堪能するなら、約500万本の水仙が咲き誇る『灘黒岩水仙郷』は必見のスポット。約180年前に、灘の海に流れ着いた水仙の球根を植えたことが始まりと言われている花の名所で、現在は水仙の日本三大自生地の一つに数えられています。
標高608mの諭鶴羽山系から続く、傾斜約45度、広さ約7ヘクタールの敷地に水仙が咲き乱れる光景は圧巻の美しさです。駐車場の奥にある遊歩道からは、レモンイエローの可憐な二ホンスイセンを間近を鑑賞できますよ♪
広大な海を借景にした水仙を堪能できる展望台までは、歩いて20分ほど。展望台からは、イザナギとイザナミが世界で最初につくったといわれる『沼島』も見えます。
途中には休憩所もあるので、立ち止まって風に揺れる水仙を眺めてみて。
展望台からさらに20分ほど歩けば、レストランや淡路島の特産品を販売するアンテナショップもあります。水仙の大パノラマを堪能した後は、ぜひお店に立ち寄ってショッピングやグルメも楽しんでくださいね♪
開園時期は例年、水仙が見ごろを迎える1月から2月下旬まで。ただし、令和5年2月まではリニューアル工事のため全面休園しています。訪れる際は、事前に公式ホームページで最新情報をチェック。
灘黒岩水仙郷
所在地:兵庫県南あわじ市灘黒岩2番地
※2022年12月〜2023年2月まで休園中です
室内にいながらイルミネーションを楽しめる『淡路夢舞台』も冬に要チェックのスポット。建築家・安藤忠雄氏によるモダンな建物と、四季折々の自然が融合する唯一無二のアートスポットです。
冬は外でのお花鑑賞はできませんが、施設の目玉である大温室・あわじグリーン館を訪ねてみて。一年を通してさまざまなイベントが行われており、2022年の11月から2023年の1月にかけては「光と花のウィンターガーデン」が開催されます。
イベント期間中は、温室にある4つの展示室でイルミネーションを実施。なかでも高さ約20mほどもある、カラフルな熱帯植物で飾られたクリスマスツリーは必見です。
昼間は、熱帯植物や可愛らしいオーナメントを楽しめ、夜間はライトアップされるロマンチックな空間を満喫できますよ。12月中は、夜9時までの夜間特別開館が実施されるので、光と花のフラワーシャワーをふたりで写真撮影しながら楽しみましょう!
温室内では、期間中の特定日にフラダンスやアロマセラピー、ブリザードフラワーなどの体験教室も開催。年末にはお正月向けの飾り付けなども行われているので、どのタイミングに訪れても冬ならではのイベントを楽しめます。
淡路夢舞台公苑温室(あわじグリーン館)
所在地:兵庫県淡路市夢舞台4番地
営業時間:10:00~18:00(最終入館17:30)
休館日:7月及び11月の第2木曜日
利用料金:大人 750円、高校生以下 無料
淡路島ならではのグルメを味わいたい方は、洲本ICより車で約15分の場所にある『淡路ごちそう館 御食国』をチェック。大正時代に建てられた赤レンガ造りの工場をレストランやお土産ショップが立ち並ぶ商業施設にリノベーションした注目スポットです。
館内のレストランのイチオシは、淡路島の海の幸を盛り込んだ海鮮メニュー。自家製ダレに漬け込んだ海鮮をふんだんにあしらった丼ぶりがいただけます。しらすとさわらを同時に味わえる、贅沢なセットメニューにも注目です。
また淡路島の特産品といえば、甘い口当たりの玉ねぎ。絶品玉ねぎと極上の淡路牛をお重一杯に敷き詰めたプレミアム牛丼も味わえますよ。
さらに館内にある『塩屋カフェ』では、淡路島の魅力が詰まったハンバーガーやスイーツの販売も。最高峰の淡路島牛乳を使ったスイーツメニューは、甘い物好きにはたまらないグルメです!
淡路島グルメを堪能した後は、館内のショップにも立ち寄ってみて。淡路島グルメから雑貨まで、さまざまなお土産が販売されています。
淡路ごちそう館 御食国
所在地:兵庫県洲本市塩屋1-1-8
営業時間:10:00~20:00
休業日:毎週水曜日
※水曜日が祝日の場合はその翌日、8月は無休にて営業します
冬ならではの愛らしいニホンザルの姿を見られる、洲本市『淡路島モンキーセンター』もぜひ訪れたい観光スポット。
1967年頃にオープンした野生のニホンザルを観察できる施設で、毎年年末にはサルたちが集まって干支の文字を表現する「サル文字」が披露されています。
センター内に訪れるニホンザルは、親しみを込めて「淡路ザル」と呼ばれています。野生のサルと聞くと凶暴なイメージもありますが、淡路ザルは心やさしく寛容な性格。なかでもボスザルはリーダーシップがありながら、仲間への思いやりにも深いんですよ♪
そんな穏やかな淡路ザルは、一年を通してさまざまな姿を見せてくれます。なかでも見ものなのが、大勢のサルたちが身を寄せ合う「冬のサル団子」。大人のサルから子どものサルまでが集まって寒さをしのぐ姿は、見ていてほっこり♪
センター内では淡路ザルへのエサやり体験もできます。ただし、サルたちを驚かせたりする行為は禁止です。ルールを守って、淡路ザルとやさしく触れ合いましょう。
淡路ザルたちはあくまで野生のサルです。山から下りてこなければ、姿を見られない場合も。訪れる際は、事前に公式ページなどで状況確認をするのがおすすめです。
淡路島モンキーセンター
所在地:兵庫県洲本市畑田組656-2533
営業時間:9:30~17:00
定休日:木曜日(祝日の場合は開園)
入園料:大人 1,000円、子供 400円