奈良
NARA
COLUMN
古都・奈良では、季節ごとに開催されるイベントも充実! ここからは、カップルにおすすめの人気のイベントをご紹介します。ぜひ奈良デートのプランに組み込んでみてくださいね♪
かの豊臣秀吉もほれ込んだという桜の名所『吉野山』。シロヤマザクラなどの約200種・3万本の桜が山全体を覆いつくす、春必見のスポットです。
山の裾野から山頂にかけてまで、見ごろの異なる桜が点在しているため、長く桜を楽しめるのも魅力!
吉野山では春に『吉野山桜まつり』も開催されます。例年3月末から4月中旬までが開催時期で、この期間中は夜間のライトアップも実施。
なかでも裾野に近い下千本エリアの「七曲り」周辺は、ライトが多く設置されていることもあり賑やかです。
妖艶な桜を近くで眺めながら、お散歩するのも素敵ですが、小高い上千本・中千本エリアから桜景色を見下ろすのもおすすめ。
ライトに照らされた桜が山一面に広がる光景は、吉野山ならではの絶景です。
吉野ロープウェイはシーズン中、19時台まで運行しています。空中からの桜の景色を眺めてみたい方は、ぜひ利用してみてくださいね♪
吉野山
所在地: 奈良県吉野郡吉野町吉野山
「花まんだらのお寺」で親しまれ、4,000種以上のバラが境内を埋め尽くす『おふさ観音』。
バラをはじめとする色鮮やかな季節の花々が魅力の高野山真言宗・別格本山のお寺です。
境内に2,500個以上の風鈴が吊るされる『風鈴祭り』は、2003年から続く夏の風物詩。例年、7月上旬から8月下旬頃まで約2か月間にわたり開催されています。
色鮮やかな風鈴がずらりと並ぶ光景は、インスタ映えスポットとしても話題に!
清らかな風鈴の音は、人々の厄を払うともいわれています。浴衣姿にうちわを持参して、ふたりで「日本の夏」を体感するのもおすすめ。
またイベント期間中は、日本各地の風鈴の展示会・即売会も同時開催。さらに境内にある茶房では、夏季限定メニューのふわふわかき氷を味わうことも。
期間中限定で、18時以降に風鈴がライトアップされる「夜まつり」が開催される日もあるのでチェックしてみてくださいね。
幻想的な風鈴や露店のにぎわいを楽しめる夏必見のスポットです。
おふさ観音
所在地:奈良県橿原市小房町6-22
風鈴まつり開催期間:7/1~ 8/31
入場時間:9:00~16:00
拝観料:300円
「日本のはじまりの地」と知られ、かつて100年ほど都が置かれた歴史のある場所『明日香村』。村内で秋期に開催されているイベントが『飛鳥 光の回廊』です。
例年の開催時期は、9月の下旬ごろ。歴史ある寺社や史跡地、日本情緒ただよう街並みに、期間限定で光の演出が施され、辺り一帯が幻想的な雰囲気に早変わりします。
対象エリアは、奈良を象徴する社寺『飛鳥寺』や、日本最古の厄除け寺と名高い『岡寺』、美しい庭園がある『奈良県立万葉文化館』などの観光名所。
和傘やロウソクのライトアップのほか、古代人の扮装をしたパフォーマンスも実施されています。
また2021年の『石舞台』では、医療従事者への感謝の意を込めた青い彼岸花が宵闇に舞いました。
各会場が少し離れているため、車で回るのがおすすめ。夜のドライブがてらに立ち寄るのも素敵ですね。お出かけの際には、ぜひカメラを持って訪れてみて♪
飛鳥 光の回廊
所在地:奈良県高市郡明日香村周辺
イベント期間:9月下旬ごろ
奈良公園の東端に位置する、芝生に覆われたなだらかな『若草山』。山頂には鶯塚古墳があり、鎮魂の意を込めて今もなお続いている冬のイベントが『若草山焼き』です。
毎年1月の第4土曜日に開催されており、当日は山に火が放たれ、奈良市内が真っ赤に染めあがります。火花を散らした炎がじわじわと山全体に広がっていく光景は圧巻!
当日は聖火行列の点火の前に、奈良最大級の大花火も楽しめます。
山焼きのベストビュースポットは、奈良公園の春日野園地と浮雲園地。少し離れた『薬師寺』では、花火・山焼きともに楽しめます。
奈良の伝統行事を写真におさめたいおふたりは、若草山のイベントも要チェック!
若草山
所在地:奈良県奈良市雑司町469番地
開山時間:9:00~17:00
開山期間:3月第3土曜日~12月第2日曜日
イベント期間:毎年1月第4土曜日
※天候等により点火不可な時はその翌日
入山料:大人 150円、小学生 80円