沖縄
OKINAWA
COLUMN
新石垣空港から車で約30分の場所にある『底地(すくじ)ビーチ』。美しい山並みを背景に、晴れた日には御神崎灯台も見えます。遠浅の海のため波も穏やか。
砂浜の手前にはモクマオウの林が木陰を作ります。シャワーやトイレ、自動販売機などの設備のほか、バーベキューコーナーやミニアスレチックのような遊具もあるので、お子様連れやグループでも楽しめます。
サンセットも美しいので、穏やかな夕暮れを味わいたい方は、旅の後半に立ち寄るのがおすすめ!
底地(すくじ)ビーチ
所在地:沖縄県石垣市川平185-1
駐車場:無料30台
設備:更衣室、シャワー、トイレ
売店:無し
レンタル:水中メガネ、パラソル、バーベキューセット
マリンアクティビティ:あり
ハブクラゲネット:設置あり
※専用公式HPなどはご用意されていないため、詳しい情報や最新情報は石垣市公式観光情報サイトなどをご確認ください
リゾートホテル「フサキビーチリゾート」に面したビーチ『フサキビーチ』。新石垣空港から車で40分ほどの場所にあります。市街地から近くにありながらも天然のロングビーチで、宿泊客以外も利用可能!
トイレやシャワー、パラソルのレンタルなど設備が充実しているのも嬉しいポイント。水上スキーやマリンジェットなどマリンアクティビティも豊富で、クラゲ防止ネットや監視員も常駐しているため、安心して石垣島の海を楽しめます。
昼間の透き通るような海はもちろん、サンセットが美しい場所としても人気。浜から伸びた桟橋から望む、雄大な夕日は息を飲む美しさです。
フサキビーチ
所在地:沖縄県石垣市新川1625番地フサキビーチリゾート内
営業期間:【夏季】3/1~10/31【冬季】11月頃~2月末頃
営業時間:【夏季】9:00~17:30(6~9月は18:30まで)【冬季】9:00~16:30
※上記は感染症防止を踏まえた縮小営業対応、例年は通年営業しています。
駐車場:ホテルの駐車場利用可、ビーチのみ利用の場合は1時間500円(2000円以上の利用で1台につき3時間無料)
設備:トイレ完備、シャワー(冷水は無料、温水は有料)
売店:ホテル内にあり
レンタル:パラソル、チェア等
マリンアクティビティ:水上スキー、ウェイクボード・マリンジェット他
ハブクラゲネット:設置あり
石垣島の東海岸、白保集落にある『白保海岸』。新石垣空港から車で約5分というアクセスの良さが魅力です。
北半球最大級ともいわれるアオサンゴ群や、直径3〜5mの巨大なハマサンゴなど、約120種類以上ものサンゴが生息しており、魚類においては約300種類以上も生息しているといわれています。
アオサンゴとは、サンゴの骨格内部が青っぽい色をしたサンゴのこと。個体数が少ないため、世界的にも群落を観察できるのは珍しいんですよ。市街地の近くとは思えないほど、豊富な海の生物を鑑賞できます。
ただ駐車場やビーチ施設はないので要注意。シーカヤックやSUPなどのアクティビティツアー等に参加することで、ショップの施設を利用できます。
そのほか、白保海岸の近くにある「しらほサンゴ村」では、サンゴにまつわる展示を通して、生態や保全活動について学ぶことも。
白保集落は静かな場所なので、周辺住民の方への配慮も忘れずに。
白保海岸
所在地:沖縄県石垣市白保2107-2
駐車場:なし(ツアー参加者のみ)
設備:なし(ツアー参加者のみ)
売店:なし
レンタル:なし
マリンアクティビティ:シュノーケル・SUP・シーカヤック等
ハブクラゲネット:設置なし
※専用公式HPなどはご用意されていないため、詳しい情報や最新情報は石垣市公式観光情報サイトなどをご確認ください
白保サンゴ村
所在地:沖縄県石垣市白保118番地
開館時間:13:00〜16:30
定休日:月、木曜
入館料:無料
駐車場:あり
石垣島のビーチは、人々が暮らす集落の近くにあることが多く、年々自動車による交通事故や無断駐車などで、地域の人々とのトラブルが頻発しています。交通ルールはもちろん、駐車場がない場所や干潮時は泳げないビーチなどもあるため、事前に駐車場の有無、潮位を調べておくと安心です。
また「御嶽(うたき)」という地元の人にとっての聖域となる場所への無断の立ち入りにもご注意を。神様に仕えることを任命された人だけが入れる場所なので、その土地の文化を尊重するよう心がけましょう。
南の島で開放的な気持ちになっても、身の安全や周囲の環境のためにも、各種ルールは事前に知っておきたいところ。飲酒後は入水しない、簡単に準備運動をする、1人では泳がない、海洋生物にむやみに触れない、遊泳禁止区域に立ち入らない、などマナーやルールを守って楽しんでくださいね。
石垣島をはじめとする八重山エリアは、大きな建物が少なく、大自然をより身近に感じられる場所。個性的なビーチがたくさんあるので、アクティブにダイビングをするもよし、浜辺でのんびり読書をするもよし、目的に合ったビーチを探してみてくださいね。
透き通るような海での思い出は、いつまで経っても色褪せることなく、美しいまま記憶に残ることでしょう。
片岡由衣|ライター
竹富島で3人の子育て中。元リゾート運営会社勤務。子連れ旅、教育、島の暮らしなどを発信しています。オタク気質。