神戸
KOBE
COLUMN
北野異人館街を中心に、異国情緒あふれる街並みがつづく神戸。そんな、おしゃれな神戸が、より一層きらめく季節は冬。一般的な日本の冬景色とは、ちょっぴり違う空気が流れます。
神戸市内の中心部は瀬戸内海に面しているので、冬でも気候が比較的おだやか。六甲山など山側になると少し冷え込みますが、澄んだ空気のなかの夜景は格別です。
今回は、冬におすすめの神戸の観光スポットと、カップル向けのモデルコースをまとめました。イルミネーションで彩られた神戸の街並みをのぞいてみませんか?
はじめに、冬の神戸観光のおすすめスポットを20か所ご紹介します。市内で人気の観光地から、夜景が美しい六甲山のレジャー施設、身体の芯からあたたまる温泉まで。冬季限定のイルミネーションイベントも紹介しているのでデートの参考にしてみて♪
冬の自然に触れリラックスしたひとときを過ごすなら『神戸布引ハーブ園』がおすすめ。神戸市内にあるハーブ園は、園内に約200種類のハーブが植えられています。
冬ならではの景色を堪能したいなら、ぜひロープウェイで展望台へ。六甲山の中腹に位置する展望台からは神戸市内や港の景色が一望でき、夜景の美しさは抜群! 全面ガラス張りのロープウェイから眺める山手の雪景色は、きっと胸を打つはず。
毎年恒例の冬のイベントといえば、例年11月中旬からクリスマスまでハーブ園の古城をメインとした「古城のクリスマス」。2024年は11月9日(土)から12月25日(水)に開催予定。
クリスマスのイベントではツリーやライトの点灯のほか、クリスマスマーケットも開催。リースのクラフト体験や限定のホットドリンクの販売など、冬にしかない見どころが満載です。クリスマス限定テーマのフォトスポットが登場することもあるので要チェック。
神戸布引ハーブ園
所在地:兵庫県神戸市中央区北野町1-4-3
開館時間:10:00~17:00【9/1~11/30までの土日祝】10:00~20:30
休館日:無休
ハーブ園入園料:大人(中学生以上)2,000円、小学生 1,000円、幼児(未就学児)無料【クリスマスシーズン】大人(中学生以上)2,800円、小学生 1,400円、幼児(未就学児)無料
※上記には往復のロープウェイ乗車料が含まれます
※強風・雷発生時には、運休・休園する場合がございます
※17:00以降は、展望エリアのみ入園が可能
冬にあったかいグルメを味わいたいなら、神戸市の中心部に位置する『南京町』に足を運んでみて。まさに中国の繁華街を切り取ったようなスポットで、東西にのびる通りには中華料理や中国雑貨のお店が並んでいます。元町駅から徒歩5分とアクセスも良好です。
中華料理は肉まんや小籠包、チャーシューマンといったできたての点心から、麺類や炒飯、スイーツまで揃っています。「どれを食べようか迷う!」となるので、食べ歩き必須です。寒空の下、あつあつ&肉汁とろとろの肉まんや焼小籠包をほおばる瞬間は至福!
食べ歩きの拠点にしたいのが、中央部分にある「南京町広場」。六角形の屋根が印象的なあずまやの中にはイスがあり、テイクアウトした食べ物を自由に楽しめます。周囲には十二支とパンダの石像を含めたアジアンな飾りつけが可愛く、フォトジェニックスポットとしても人気!
さらに南京町広場が華やかになるのが、毎年12月に開催される「南京町ランターンフェア」。400個以上のランタンが飾られ、お祭りムードを演出します。よく見るとランタン1つ1つにも中国らしさがにじみ出ているので、じっくり観察してみて。
南京町
所在地:兵庫県神戸市中央区元町通1〜2丁目、栄町通1〜2丁目付近
開館時間:店舗により異なる
休館日:店舗により異なる
神戸市内にある『神戸どうぶつ王国』は、動物と自然の魅力をぎゅっと詰め込んだ、体験型のレジャースポットです。動物たちが過ごす冬の暮らしを覗き見したいなら、必見! カンガルーやカピバラといった可愛い動物と触れ合えるほか、ラクダに乗れたり、フクロウ腕のせ体験も実施しています。
冬の園内は、ほかの季節にはない動物たちの生態を見られるチャンス。寒さに強い動物たちや冬限定で登場するトナカイが元気に動きまわる姿に、思わず寒さを忘れてしまうかもしれません。大迫力のアニマルショー、フリーフライトバードパフォーマンスも興奮で胸があつくなるはず!
動物たちとの触れ合いのあとは、温室で冬の植物を見ながらリラックス。屋内エリアのインサイドパークは、季節の花や緑が豊かなのも魅力のひとつです。フォトスポットにホットドリンクであたたまれる飲食店もあるのでいろいろと巡ってみて。
冬には園内に色とりどりのイルミネーションが施されたり、クリスマス・新年にちなんだワークショップが開催されたりします。動物たちと一緒に冬の夜景を楽しむのも素敵ですよ。
神戸どうぶつ王国
所在地:兵庫県神戸市中央区港島南町7-1-9
開館時間:10:00~17:00
休館日:木曜日(祝日や繁忙期は営業)
入場料:大人(中学生以上)2,200 円、小学生 1,200 円、幼児(4歳・5歳)500 円
「冬といえば温泉!」というふたりは、豊臣秀吉も愛したといわれる『有馬温泉』に注目。日本三大古湯のひとつで、神話時代に発見され約1,300年以上前の歴史があると伝えられています。神戸の山手にあることから自然豊かな温泉地として人気が絶えません。
泉質は金泉・銀泉の2種類があり、特徴や肌あたりがそれぞれ違うので、ぜひ入浴して比べてみてください。日帰りの入浴施設や足湯などが充実していて、弾丸で行っても楽しめます。記念日旅行には、雪がちらつく露天風呂付きのお部屋に泊まるのも素敵ですよ。
温泉もさることながら、昔懐かしい温泉街もポイント。風情が残る外観ですが、おしゃれなお土産屋さんや飲食店、カフェなどのお店も豊富で、湯上りの散策にぴったりです。温泉でほてった身体を、有馬サイダーでクールダウンさせるのもありかも?
冬の温泉街でつい引き寄せられてしまうのが、店先で湯気をあげる温泉まんじゅう。蒸したてを買って、雪景色を眺めながら食べてみてはいかがでしょうか? 食べ歩きの最後には、秀吉の妻・ねねにゆかりのある橋や有馬温泉神社に立ち寄るのもお忘れなく。
有馬温泉
所在地:兵庫県神戸市北区有馬町
冬の絶景スポットを探しているなら『神戸ポートタワー』に決定! 神戸のシンボル的な建物であり、その高さは108メートルです。和楽器の鼓をイメージした独特のデザインが、港の景色にアクセントを添えています。
タワー内5階の展望台からは、神戸港や神戸の市街地を見渡す360°のパノラマビュー。冬の澄んだ空気のなかでは淡路島や四国まで一望できるかも。夜には宝石を敷き詰めたような光景が広がります。
展望台に加え、飲食エリアやショップ、展示スペースを併設。2023年にリニューアルオープンを果たして以降は、回転式のカフェ&バーがオープンし、話題を呼んでいます。約30分間で1周するので、座ったまま優雅に絶景を眺めてみて。
例年12月下旬には神戸ポートタワーのビジュアルを堪能する冬恒例のイルミネーションイベントが開催。ウォーターフロントエリア一帯で開催される「メヤメヤ」は、メリケンパークの頭文字と夜(ヤ)を組み合わせ名付けられました。ストーリーやテーマのあるライトアップはインスタ映えも抜群で注目です♪
神戸ポートタワー
所在地:兵庫県神戸市中央区波止場町5-5
営業時間:9:00〜23:00
休業日:無休
入場料:大人(高校生以上)1,000円、小中学生 400円、幼児(未就学児) 無料
※営業時間は一部、店舗により異なる
※メンテナンス休業・貸切営業あり
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