神戸はパワースポットがたくさん！楽しい観光とセットで開運穴場を巡ってみよう

自然のなかのパワースポットを巡りたいなら、新神戸駅からハイキング気分で行ける『布引の滝』は見逃せません。日本三大神滝のうち最も古くから知られている名瀑で、伊勢物語をはじめとする数多くの物語や和歌に登場。金運アップのご利益が授かれることでも有名です。

下流から上流にかけて4つの滝をまとめて「布引の滝」と呼び、駅からの遊歩道を辿ると20分ほどで巡れます。なかでも最も上流にある「雄滝」は、高さ43mからの水流で、ダイナミックな迫力！　滝の音を聞きながら休憩できる茶屋もあるので、歩いたご褒美に一息のリフレッシュタイムを♪

龍宮城につながり乙姫様が住むという伝説が残っている「雄滝」。滝の落ち口の上流には水と岩石が数十万年の時をかけて作りだした5つの穴があり、その穴は滝姫宮や白竜宮などの竜宮伝説に関する名が付けられています。滝が白く見えるのは、乙姫様が衣を広げているからという説も。

雄滝の先にある「みはらし展望台」やスリル満点の吊り橋「さるのかずら橋」からも、伝説といわれるほどの大自然の神秘を感じてみて。

神戸の知る人ぞ知るパワースポットとして伝えられているのが、『五色塚古墳』。全長194mの兵庫県内では最大とされる前方後円墳は、国の史跡にも指定され、日本で最初に復元された古墳です。

各線垂水駅から徒歩15分ほどの場所にあり、眼下に明石海峡を望む好立地。誰が眠っているかわからない不思議な古墳ですが、偉大な空間からパワーをもらえるはず…♪

五色塚古墳の魅力は、古墳の上に登って見られる絶景！　登りやすいよう歩道や階段が整備されていて、頂上からは神戸の街並みや海、隣にある「小壺古墳」が一望できます。晴れた日には淡路島まで見渡せるので、古墳の上にぜひ登ってみて。

古墳に登る際には、斜面に均等に敷き詰められた葺石や埴輪にも注目。淡路島などから運ばれた葺石は223万個もあり、さまざまな色のコントラストが美しいですよ。2,200本ほどある埴輪はレプリカですが、古墳の周囲をぐるりと取り囲む様は圧巻です。

自分を守るパワーが欲しいなら、神戸市東灘区の『綱敷天満神社』に注目。天神山の天穂日命をお祀りしたことから始まり、天穂日命を参拝しに訪れた菅原道真公もともにお祀りしています。学業成就をはじめ厄除や方除、幸せや夢を叶えるご利益を授かれる神社です。

本殿の右側にある庭には、パワースポットとされる五芒星の石碑を設置。十二支の石像が取り囲んでいて、自分の干支の方角に向いたり両手を掲げたりすると、パワーを授かれるといわれています。

パワースポット以外にも、多数の年間行事が見どころです。とくに2月中旬から3月上旬に見ごろを迎える梅をメインとした、梅花祭は参加してみる価値あり。例年2月25日に開催され、ピンクや白といった色とりどりの梅や「梅がゆ接待」に心癒されますよ。

神戸の山側のパワースポットを巡るなら、『保久良神社』をチェック。参道の一部がハイキングコースになっていて、山々の自然を感じつつ歩けば岡本駅から30分ほどで到着。

鳥居の前には、かつて灯台代わりに海を照らしていた石灯籠が出迎えてくれます。「灘の一つ火」と呼ばれ、鳥居と石灯篭越しに見る神戸のオーシャンビューはたまりません！

境内は、神社を取り囲むように巨石が点在しているのが特徴。「立岩」と呼ばれる磐座は神様に祈るために人々が立て起こしたと伝えられています。祈願岩のなかでも「神生岩（かみなりいわ）」と名付けられた立岩は大きく、祭祀遺跡ともされるような貴重な石。

また、紀元前の人々が使っていたとされる土器や青銅器が多数出土していることから、1万年ほど前に栄えた古代カタカムナ文明ゆかりの地とされています。保久良神社の不思議なパワーを感じてみて。

神戸のベストパワースポットと噂されるのが、長田区にある『高取神社』です。六甲山系の高取山の山頂にある神社で、周辺には神社やほこらがたくさん。300以上の神様が祀られているそうで、あらゆるご利益をいただける場所として知られています。

標高約328mにあるため、境内からの見晴らしも見どころのひとつ。鳥居が連なる階段を登りきったら、ぜひ後ろを振り返ってみてください。神戸市街はもちろん、天気が良い日には大阪湾や四国まで見渡せます。

高取神社の奥宮にある「金高神社」からの眺めも絶景です！

「高取神社」までのアクセスは、バスや徒歩がおすすめ。バス停からは歩いて30分ほどで、道は整備されているので軽めの登山感覚で参拝できます。山頂から眺める日の出や日の入りも美しいので、絶景を求めてぜひ登ってみて♪