神戸の人気観光地と注目の穴場スポット特集！日帰りおすすめモデルコースもご紹介

神戸デートで訪れたい穴場の観光スポットを厳選しました。異国情緒あふれる海沿いのスポットから、お酒好きのふたりにはたまらない酒蔵、心身ともに癒される温泉まで。四季折々の自然が楽しめる公園も登場するので、気になるスポットを見つけたら訪れてみて。

神戸市唯一の国宝建築物に指定されている本堂がある『太山寺』。1300年ほど前に建立されたといわれる天台宗の寺で、山や緑豊かな自然に囲まれたロケーションが魅力です。夏には新緑のあおもみじに、秋には真っ赤に色づく紅葉などの四季折々の景色を楽しめます。

境内に入るとまず目を引くのは、県指定文化財に指定されている「三重塔」。層によって色が異なり、下から白、緑、褐色に彩られているのが特徴です。内部には、大日如来坐像と迫力ある四天王立像が安置されています。阿弥陀堂には、宇治の平等院鳳凰堂と同等の2メートルを超える阿弥陀如来坐像があり拝観しておきたい見どころのひとつ。

境内の中心部から少し移動し、風情ある景色が広がる「奥の院」は穴場スポット。太山寺川が流れている閼伽井橋を渡ると「地蔵堂」があり、願い事を一つに限って念じると叶うといわれています。ぜひ願い事を決めてお参りにいってみて。

太山寺搭頭の一つ「安養院庭園」は国の名勝にも指定されています。一般公開はされていませんが、春や秋には期間限定で特別公開され、希望者には抹茶と和菓子のもてなしも。豪快な石組みの枯池式枯山水は見応えがありますよ。

また、太山寺の周辺には、参拝の後に汗を流せる太山寺温泉もあります。豊富な湯量が気持ちいい厳選かけ流しの温泉やサウナもあるので、ぜひあわせて立ち寄ってみてはいかがでしょう。

灘の酒造が立ち並ぶエリアにある『菊正宗酒造記念館』は、銘酒・菊正宗をはじめとする酒造りの思いや伝統を体感できる見どころあふれるスポット。1659年（万治2年）に建てられた本嘉納家本宅屋敷内の酒蔵を移築した記念館は、当時の面影が残っており雰囲気たっぷり！

館内の一番の見どころは「酒造展示室」。展示されている酒造用具や小道具類は、ほとんどが国指定の重要有形民俗文化財に指定されています。麹室や窯場など、日本酒ができあがる工程を追いながらまわってみて。

展示室を抜けた先には利き酒コーナーがあり、未加熱処理の生原酒や季節のお酒を試飲できます。オリジナルスイーツの「酒蔵ソフトクリーム」もあるので、日本酒が苦手な方でも楽しめること間違いなし！　また物販コーナーでは館内オリジナルの商品が購入できます。菊正宗の純米吟醸酒を使用した「酒まんじゅう」や、限定品「菊正宗 奉献 純米吟醸」は豊かな果実感と米の旨味に、引き締まった余韻を楽しめて、お土産にもおすすめです。

館内の展示には、角度を変えて見ると某キャラクターに見える杉玉や個性的なお猪口、菊正宗の記念館ならではのタヌキの像など、遊び心も満載。歴史深い酒造の工程や歴史に触れつつ、ユニークな館内の“隠れ展示品”にもぜひ注目してみて。

六甲山地・再度山頂上の北に位置する『再度公園』は、三宮から車で約20分ほどの都市公園。約51haの広大な敷地面積を誇る絶景の穴場スポットです。「日本の自然100選」や「森林浴の森100選」にも選定されている園内は、春にツツジが美しく咲き誇り、秋には紅葉の名所として知られています。

園内の「修法ヶ原池」は、神戸でも屈指の紅葉が見どころで、赤く色づいた楓などの広葉樹が、鏡のように池に映り出される光景は圧巻。

修法ヶ原池ではボート遊びを楽しめるほか、池の周辺にキャンプができる広場や、茶屋やカフェ・レストランも併設されているので、涼やかな気持ちでもみじ狩りができるはず♪　神戸でのゆったりしたデートを楽しんでみて。

再度公園は六甲全山縦走路や大師道など主要なハイキングコースとつながっているので、園内を散策するのもおすすめです。

神戸らしい異国情緒を感じたいなら『旧グッゲンハイム邸』はチェックしておきたい洋館。イギリスの建築家が設計した邸宅は、白壁とグリーンの装飾、5連アーチのバルコニーが特徴です。

個人所有の邸宅ですが、普段はイベントスペースとして利用されていて、数々のドラマや映画の舞台になったことも。毎月第3木曜日は月に1度の見学会で、無料で館内を自由に見学できるので足を運んでみては。

館内で特に注目したいのは、大きくとった窓がある2階のサンルーム。塩屋エリアのオーシャンビューを望める贅沢なスペースとなっています。側を走る電車の音に耳を傾けながら、素敵な眺めとゆったりと流れる時間を過ごせますよ♪

和の趣も感じられる庭園もチェックしておきたいところ。映画の上映会やガーデンウェディングなどのイベントも実施されているので、事前にイベント情報を確認しておくのがおすすめです。

塩屋駅から邸宅へと続く細い道がインスタ映えすると話題になっていたり、塩屋エリアは趣のある異人館が残っている地域なので、ぜひ周辺も散策してみて。