横浜
YOKOHAMA
COLUMN
中華街を抜けた先にある『山手イタリア山庭園』。イタリアの庭園様式を模した、水路や花壇が幾何学的に配置されたデザインが特徴の歴史ある庭園です。
園内には『外交官の家』と『ブラフ18番館』があり、西洋館めぐりには欠かせないスポット。春と秋には、美しいバラも鑑賞できます。
山手の丘の山頂付近に位置するため、見晴らしが良いのもポイントです。横浜ベイブリッジからみなとみらいまで見渡すことができ、お天気の良い日には富士山を望むことも。
異国情緒あふれる庭園に、レトロ感満載の西洋館と現代的な街並み、山手イタリア山庭園ならではの景色が楽しめます。西洋館をめぐりながら横浜の歴史を辿るのも大人の楽しみ方ですね。
山手イタリア山庭園
所在地:神奈川県横浜市中区山手町16番地
開園時間:9:30~17:00
山手地区にある緑豊かな『元町公園』。桜の名所としても知られている公園で、園内にはジェラールの水屋敷跡や山手80番館遺跡など、歴史的な遺物が残されています。
現存するエリスマン邸、ベーリック・ホール、山手234番館はいずれも一般公開されているため、西洋館めぐりを楽しむのにもぴったり。
個人的に特におすすめなのは『エリスマン邸』。近代建築の父といわれるチェコ人の建築家アントニン・レーモンドが設計を担当した白亜の洋館です。暖炉のある応接室や居間兼食堂、庭を眺めるサンルームなどがあり、当時の邸宅の様子を垣間見ることができます。
エリスマン邸(元町公園)
所在地:神奈川県横浜市中区元町1-77-4
開館時間:9:30~17:00
休館日:第2水曜日(休日の場合はその翌日)、12/29〜1/3
入場料:無料
異国情緒ただよう山手エリアにある『港の見える丘公園』。横浜港や横浜ベイブリッジなどを見渡せる展望台があるカップルに人気のスポットです。
園内の『ローズガーデン』は横浜でも有数のバラの名所で、春と秋に色鮮やかなバラが庭園を美しく彩ります。可憐なバラが広がる景色は、ぜひ写真に残しておきたいもの。
展望台からの眺めも抜群で、開放感あるパノラマビューで横浜の海の景色を楽しめます。夜には、きらびやかな夜景が広がるロマンチックな景色を眺めることも♪
のんびりと自然散策を楽しみながら、静かに横浜の景色を楽しみたい、そんな方におすすめのスポットです。
港の見える丘公園
所在地:神奈川県横浜市中区山手町114番地
開園時間:24時間(フランス山は夜間閉鎖があります)
山手エリアにある古い洋館を改装した『ブリキのおもちゃ博物館』は、1890年代から1960年代の玩具約3,000点を常設展示しているミニ博物館。
人形や動物、乗り物、ロボットやアニメキャラクターなど、レトロなおもちゃがたくさん揃っています。
一年中クリスマスグッズを購入できるショップ『クリスマストイズ』も隣接しているため雑貨屋めぐりで訪れるのもおすすめ。昔なつかしいおもちゃとクリスマスムードに自然と胸が高鳴るはず!
ちなみにブリキのおもちゃ博物館には、大きな名物ワンちゃんもいるので、もふもふとした可愛らしい姿も必見です♪
北原照久のおもちゃ博物館
所在地:神奈川県横浜市中区山手町239番地
開館時間:9:30~17:00(最終入館 16:30)
入館料:大人 200円、小中学生 100円
人形専門の展示施設として100か国以上、1万点以上の人形を収蔵する『横浜人形の家』。“横浜発・世界の人形ふれあいクルーズ”をコンセプトに、世界中の多様な人形を展示しているミュージアムです。
数多くある展示物の中でも、特に人間国宝に選ばれた平田郷陽、鹿児島寿蔵、堀柳女の作品はぜひチェックしておきたいもの。
また、近代のフィギュアやキャラクタートイ、アニメなどの新しい人形文化の視点も取り入れた展示もあるので、馴染みある作品に出会えるのも魅力♪
横浜人形の家のすぐ隣には『Cafe Elliott Avenue』というカフェもあるので、合わせてチェックしてみて。シアトルの有名なコーヒーショップ『Espresso Vivace』のオーナーに師事したバリスタが淹れるカフェラテは絶品です。
横浜人形の家
所在地:神奈川県横浜市中区山下町18番地
開館時間:【館内】9:30〜17:00(最終入館 16:30)【ショップ】10:00~17:00【カフェ】11:00~19:00
※カフェの営業時間については変更する場合があります
休館日:毎週月曜日(祝日の場合は翌日)、年始年末
入館料:大人(高校生以上)400円、子ども 200円
横浜市の認定歴史的建造物に登録されている『横浜税関』。イスラム寺院風のドームが特徴的な建物ですが、神奈川県庁、横浜市開港記念会館と合わせて「横濱三塔」と呼ばれています。
なお、それぞれの建物にはチェスの駒から付けられた通称があり、横浜税関はクイーン、神奈川県庁はキング、横浜市開港記念会館はジャックの名で親しまれています。
横浜税関入り口では、麻薬探知犬をモデルとしたマスコットキャラクター『カスタム君』がお出迎え。館内では、横浜税関の歴史や貿易史、各種取締り、押収品などが展示されています。
入場料は無料。展示スペースはそこまで大きくはないものの、意外と知らない公務の裏側を知ることができたりと、見ごたえは十分にあります。カップルで訪れても楽しめるので、ぜひ近くを訪れる際はチェックしてみて。
横浜税関資料展示室(クイーンひろば)
所在地:神奈川県横浜市中区海岸通1-1 横浜税関本関1階
開館時間:10:00〜16:00
休館日:年末年始、施設点検日
入場料:無料
幕末・開港期から昭和初期までの横浜の歴史関連の資料約27万点を収蔵・展示している『横浜開港資料館』。新聞・雑誌、本・写真などの様々な資料を通して、横浜の歴史にふれることができる貴重なスポットです。
1854年に日米和親条約が締結された場所でもあり、館内中庭のにある『たまくすの木』は、ペリー来航時の記録画にも残されており、条約締結の時からあったとされています。
館内1階ではペリー来航当時の横浜を、2階では開港後の横浜をさまざまな資料を通して紹介。静かな館内で横浜の歴史を学ぶ、そんな大人なデートにぴったりなスポットです。
敷地内にはカフェも併設されているので、観光の休憩に訪れるのもおすすめ。
横浜開港資料館
所在地:神奈川県横浜市中区日本大通3番地
開館時間:9:30~17:00 (最終入館 16:30)
休館日:月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始
※閲覧室は上記の休館日のほかに火曜日(祝日の場合は翌平日)、月末整理日、資料整理週間
入館料:大人 200円、小中学生 100円