神戸
KOBE
COLUMN
神戸市内で唯一、国宝の本堂を拝める『太山寺』。国の重要文化財に指定されている仁王門などの由緒ある建造物を見学しながら、紅葉鑑賞を楽しめる穴場スポットです。
紅葉の見頃には太山寺にある塔頭のひとつ、安養院の庭園が特別公開されています(平成8年の秋〜)。
かやぶき屋根やいろりなど、日本ならではの様式を楽しめる安土・桃山時代の枯山水庭園。例年11月末頃まで公開されており、希望者には抹茶と和菓子を提供していただけます。
広大な敷地面積を誇る境内では、本堂や三重塔を飾る紅葉を鑑賞することも。自然豊かな山間に位置するため、周辺にはハイキングコースも整備されています。
境内を散策して歩き疲れたときは、仁王門前にあるコーヒー専門店「太山寺珈琲焙煎室」に立ち寄ってみて。
そのほか、仁王門周辺には太山寺温泉もあるので要チェック!
コーヒー休憩をはさみながら、ゆったりと紅葉狩りを楽しみ、あたたかい温泉に浸かる♪ 贅沢な秋旅を満喫できるスポットです。
太山寺
所在地:兵庫県神戸市西区伊川谷町前開224番地
神戸の中心地、三宮から車で約20分の場所にある『再度公園』。再度ドライブウェイ沿いに広がる、六甲山周辺を訪れる際は必見の紅葉スポットです。
約51.5ヘクタールの園内は、六甲山系に属する「再度山」と江戸時代に作られた「修法ヶ原池」、そして樹齢100年近くのアカマツや紅葉で彩られています。
紅葉の見頃は、例年11月中旬から12月上旬にかけてまで。
園内で紅葉を堪能するなら、修法ヶ原池の周囲を散策するのがおすすめです。ハイキングコースの拠点としても知られており、大自然を満喫しながら散策を楽しめますよ♪
晴れた日は、アカマツ林と色鮮やかな黄紅葉が修法ヶ原池に反射する絶景にも注目!
園内の随所にあるベンチで休憩しながら、ゆっくりと紅葉を鑑賞しましょう。
再度公園
所在地:兵庫県神戸市北区山田町下谷上
開園時間:24時間
入園料:無料
源平ゆかりの古刹として知られる『須磨寺』。境内には、源平合戦の様子を模した「源氏の庭」や、合戦で討たれた敦盛を弔う「首塚」など、源平ゆかりのスポットがたくさん残されています。
与謝蕪村や松尾芭蕉が源平のロマンに思いを馳せて詠んだ句碑や歌碑もあり、長い歴史を感じられるお寺です。
須磨寺は春は桜、秋は色鮮やかなイチョウや紅葉が拝める、景勝地としても有名な場所。
紅葉は例年11月下旬頃から色づき始め、源氏の庭をはじめとする園内各所に華やかな景色が広がっています。中でも朱色の三重塔と紅葉のコラボレーションは必見です。
紅葉のほか、諸堂や石碑めぐり、おもろいもんめぐりにも注目!
首を回すと借金のお悩みが解決する「ぶじかえる」や、頭をなでると手が上がる「五猿」など、ユニークな仕掛け付きのお像を楽しめますよ♪
大本山須磨寺
所在地:兵庫県神戸市須磨区須磨寺町4‐6‐8
拝観時間:8:30~17:00
紅葉とはすこし違う秋の景色を楽しみたい方は『砥峰高原』まで足を伸ばしてみるのもおすすめ。兵庫県神河町にある、映画のロケ地にもなったススキの名所です。
ススキの見頃は、例年9月下旬から11月上旬まで。秋の始まりから色が変わり始め、10月下旬を迎えると黄金色に輝くススキの草原が広がります。
涼やかな秋の風が吹く、約90ヘクタールに渡るススキのカーペット。風情に満ちた美しい景色です。
夜にはススキと一緒に満天の星空を眺めることも。標高約930m、なだらかに広がる大地には遮るものがなく、天体観測スポットとしても人気。
やさしく揺れるススキを横目に、ふたりで星空を見上げる時間はとてもロマンチックです♪
シーズン中は、楽器の演奏や地元の特産品が販売されるイベントも開催。
砥峰高原近くの「とのみね自然交流館」も、休憩やお土産探しにぴったりなスポットなので、訪れる際は一緒にチェックしてみて。
砥峰高原
所在地:兵庫県神崎郡神河町川上801番地
おすすめプラン