鎌倉観光の日帰りモデルコース！江ノ電で行けるデートにおすすめのスポットを厳選

長谷寺から徒歩7分の場所にある『光則寺』へ。光則寺は、日蓮上人の弟子日朗上人が北条時頼の側近・宿屋光則の屋敷に開いたとされるお寺です。人気の長谷寺のすぐ近くにありながら、穴場のスポット。緑豊かな庭園は、ゆっくりと散策するのにぴったりです。

春にはカイドウ、初夏には山紫陽花と四季折々の花を楽しめるのが魅力。とくに、鎌倉市の天然記念物にも指定されているカイドウは、樹齢150年を超えているものもみられ、名所になっています。

また、多くの紫陽花の名所がある鎌倉エリアですが、200種類600鉢の紫陽花が境内に咲き誇る『光則寺』は、まさに穴場の隠れ紫陽花スポットともいえるでしょう。鎌倉らしい静かな雰囲気を味わいたい方は立ち寄ってみて。

移動手段：長谷寺より徒歩で約7分
所要時間：15:00〜16:00（約1時間）

光則寺から県道32号線に戻り、まっすぐ歩いて『高徳院』へ。『高徳院』は、鎌倉大仏を御本尊とする浄土宗の寺院。

造立の開始は建長4年（1252）にまで遡るといわれていわれる鎌倉大仏の正式名称は「国宝銅造阿弥陀如来坐像」。像高約11.3m、重量約121tのスケールを誇り、目の前に立つとその大きさに圧倒されるはず

境内には、災害で倒壊するまで鎌倉大仏を守っていた大仏殿の土台とされる大仏殿礎石や、大仏の足に合わせた長さ1.8mの藁草履など見どころがたくさん。

さらに、大仏の中の様子を見られる胎内拝観も見逃せません！　胎内拝観を申し出ると、空洞になっている鎌倉大仏の中に入れますよ。ぜひ鎌倉大仏のインパクトを体感してみてくださいね。

移動手段：光則寺より徒歩で約7分
所要時間：16:00〜17:00（約1時間）

日帰り旅行の締めくくりは、海岸沿いに戻り『稲村ヶ崎』でうっとりとするような夕景を眺めましょう。天気が良いと、富士山のシルエットが夕焼けに浮かび上がる絶景で有名。日が沈む少し前に立ち寄り、空の色が移り変わるマジックアワーの光景を眺めるのもおすすめです。

周辺には海を望めるカフェやレストランも多いので、浜辺を眺めながらゆっくりとした時間を過ごしてみてくださいね。

さらに、海岸のすぐ近くには『稲村ヶ崎温泉』も。お風呂からは鎌倉の美しい海が一望できます。さえぎるものがない水平線を眺めながらの入浴は贅沢な時間ですね。

1日の疲れを癒やすためにも最後に訪れてみてはいかがでしょうか？　夜になると江の島の夜景も眺められるので、日帰り観光のなかで鎌倉全域を見渡し、満喫できる1日になるはず。

移動手段：高徳院より電車と徒歩で約20分
所要時間：17:30〜19:00（約1時間30分）