広島観光の知られざる穴場スポット15選！デートで楽しめるモデルコースも

まずは、広島観光のおすすめ穴場スポットをご紹介。地元の人から親しまれている穴場スポットを厳選しました。まだ知らなかった広島の魅力に出会えるはずですよ。

天正17年（1588）に毛利輝元によって築かれた『広島城』は、広島市の発展とともに歴史を重ね「日本100名城」のひとつに選ばれています。「鯉城（りじょう）」の愛称は、かつて「広島城」があった己斐浦（こいのうら）の地名から己斐の文字を変えて付けられたもの。

原爆によって倒壊した「天守閣」は昭和33年（1958）に再建され、現在は広島の歴史・文化や発展を学べる歴史資料館として公開されています。甲冑の展示や体験コーナーなどがあり、よろい・かぶと・打掛などを実際に着て記念撮影をすることもできますよ。展望室からは「原爆ドーム」や広島市内を眼下に、天気の良い日には宮島の山並みを一望できます。

城下には桜を中心とした樹木が植えられており、春と秋のシーズンは必見！　3月下旬〜4月上旬はソメイヨシノの淡い色に染まり、10月頃には桜の葉が赤く紅葉します。

訪れた際には、歴史的背景と四季の美しい風景を感じてみてください。夜の「広島城」はライトアップが実施され、荘厳な美しさがより一層引き立ちますよ。

日本の特別名勝に指定されている『三段峡』。手付かずの豊かな自然に囲まれた峡谷には、遊歩道が整備されています。トレッキング初心者でも安心して散策を楽しめる片道10分のコースや、自然美が体感できる「三段峡」の正面口から黒淵までの3kmのトレッキングコースが人気。

「黒淵」は高さ100mの崖に囲まれているため、水の流れが緩やかでエメラルドグリーンに透き通る絶景スポット。渡舟に乗っての散策や、夏期には遊泳はもちろんカヤックやSUPなどの清流でのアクティビティも体験できます。自然と一体感を感じられるドキドキな体験は、デートにもおすすめですよ。

また夏の夜にはゲンジボタルやヒメボタルを鑑賞できるスポットもあるので、幻想的なホタルの光を眺めてみて。

夏だけではなく、紅葉の時期も「三段峡」は魅力的。秋になるとあたりの木々が赤や黄色に染まり渓谷を彩ります。紅葉のベストシーズンは10月中旬から11月下旬頃まで。夏とはまた違う情緒ある景色を堪能できますよ。

渓谷の美しい景観や清流は、訪れた人の心を癒してくれるはず。五感を使って存分に自然を体感してみてくださいね♪

1648年に創建された『広島東照宮』は、江戸幕府の初代将軍・徳川家康を御祭神として祀っています。江戸時代初期の建築物や再現した「唐門」や「手水舎」、「本地堂」、「神輿」などは広島市指定の重要有形文化財にも指定。本地堂は、被爆建物に江戸当時の技法で修繕が施されていて、その美しさに思わず歴史を深堀りしたくなるかも。

本殿の奥には、『金光稲荷神社（きんこういなりじんじゃ）』の境内社があり、商売繁盛や家内安全のご利益があるとされています。二葉山山頂にあたる「奥宮」まで、500段ほどの階段を登ると広島市内から瀬戸内海までの絶景を一望できます！　

山や緑に囲まれ自然豊かな「広島東照宮」は、広島市内からもアクセスもよく訪れやすいのも嬉しいポイント。奥宮まで参拝をするなら、履きなれた靴で訪れるのがおすすめですよ。

広島県呉市にある市営公園『呉ポートピアパーク』。美しい瀬戸内海の景観とスペイン風の街並みが特徴で、休日には多くの家族連れで、にぎわう観光スポットです。

木製遊具や芝生の広がる広場や絵本や漫画、遊戯室のある「こども館」、夏にはプールで遊べる「じゃぶじゃぶ池」なども無料で利用でき、休日には「野外ステージ」にて、フリーマーケットやキッチンカーなどのイベントも開催されています。

園内には異国情緒漂うフォトジェニックな噴水などもあり、夕方ごろには瀬戸内海や呉の街並みを夕日が照らす、ロマンチックな雰囲気での散策も素敵ですよ。

広大な敷地に4つの花畑が点在する『世羅高原農場』は全国でも最大規模の観光農園。一年を通じて四季折々の美しい花を楽しめるように各エリアで整備されています。花にはリラックス・癒し効果があるともいわれ、高原に広がる一面の花畑はフォトウェディングの撮影スポットとしても人気です。

春は、しだれ桜に黄色の菜の花、約70万本もの色とりどりのチューリップと、夏は白ひまわりやサンフィニティなどさまざまな品種のひまわり畑、秋には550品種7,500株のダリアと30品種13,000株のガーデンマム、冬にはなんと「大根まつり」まで！　季節の花の見ごろに合わせてイベントが開催されています。

ライトアップや週末限定のイベントなども季節により異なるので、訪れる際は事前に調べておくのがおすすめです。