千葉
CHIBA
COLUMN
海や山などの豊かな自然に囲まれ、大型テーマ―パークに庭園、美術館などの観光スポットが充実している千葉県。海岸線沿いの情緒あふれるロケーションから、話題のおしゃれなカフェなどのインスタ映えするスポットが多数。
今回は、千葉県内のフォトジェニックなスポットに注目! 観光も楽しめてインスタ映えが狙えるスポットを厳選し、おすすめのデートコースをあわせてご紹介します。
まずは、千葉のインスタ映えスポットをご紹介。公園や浜辺、美しいガーデンなど、思わず心動かされて写真を撮りたくなってしまう名所の数々、訪れる人はぜひ参考にしてくださいね。
ゆるキャラの「ふなっしー」の活躍などでも知られる千葉県船橋市。船橋市は童話作家アンデルセンが生まれた国・デンマークのオーデンセ市と姉妹都市として結ばれており、オーデンセ市の協力を受けて整備されている市内の大型公園が「ふなばしアンデルセン公園」です。
園内では、常時150種類10万株の草花が楽しめ「チューリップまつり」などのイベントも開催します。
広い園内にはお花だけでなく、インスタ映えするスポットが多数。デンマークの職人が組み立てたという風車や、デンマークの農家を再現した藁葺き屋根の家など、アンデルセンのお話のような情緒を味わえるスポットが揃っています。
デートで来たら見逃さないでほしいのが、アンデルセンの童話をイメージした「花の城ゾーン」にある、ハート型のアーチトピアリー。四季折々の花が飾られる素敵なハートは高さ2.5mあるので大きくポーズをとって記念写真を撮影してみて♪
アスレチックや手漕ぎボートに乗れる池などアクティブに楽しめるスポットも満載。お腹がすいたらデンマークビールを楽しめるレストランなどでの食事休憩もできる、朝から訪れて遊んだり食べたり写真もたくさん撮ったりと充実した休日を過ごせそう。
ふなばしアンデルセン公園
所在地:千葉県船橋市金堀町525番地
開園時間:9:30〜16:00(時期によっては17:00まで)
休園日:不定休
入場料:一般 900円、高校生 600円、小中学生 200円、幼児(4歳以上)100円
面積約3万㎡の敷地内でバラを中心に1600種、10000株以上の植物が植えられている八千代市の『京成バラ園』。散策コースも設けられ30分〜40分で園内を周遊できます。
時期によっては噴水にバラを浮かべるフローティングフラワーが見られる「エデンの泉」や落ち着いた色彩のバラが楽しめる「アルテミスの花園」など、素敵な名前を冠した美しいローズガーデンではバラの美しさをたっぷり堪能できます。バラの美しさや香りに包まれ、おとぎ話の楽園に来たかのような夢見心地に浸れるはず。
園内には名作漫画「ベルサイユのばら」にちなんだ「ベルばらのテラス」もあります。こちらでは、オスカルにアンドレ、アントワネットなど同作の登場人物たちのイラストパネルがお待ちかね。ぜひ楽しく優雅な記念写真を撮っていきましょう。
京成バラ園は「恋人の聖地」認定のスポットでもあり、ロマンティックなバラのアーチやウェディングドレスデザイナー・桂由美さんがプロデュースしたガゼボは恋する気持ちを盛り上げてくれるはず。
バラの季節以外にも、約300品種のあじさいが楽しめる「あじさいガーデン」や2021年より児童文学「オズの魔法使い」の世界観でいちご狩りができるイベント「オズのストロベリーハント」が開催されています。バラといちごの季節には良い香りが合わさり、よりいっそう甘い気分を楽しめそう。
京成バラ園
所在地:千葉県八千代市大和田新田755番地
営業時間:【12月~3/8】10:00~16:00【3/9~4月中旬】10:00~17:00【4月中旬~6/30】9:00~18:00【7~9月】10:00~17:00 【10~11月】9:00~17:00
休園日:時期により異なる
ローズガーデン入園料:【4月中旬~6月】大人:1800円 、小中学生:500円【10月~11月】大人:1500円、小中学生:400円【上記以外の月】大人:500円 小中学生:200円
※入園は、閉園時間30分前までとなります
松戸市にある『21世紀の森と広場』は、東京ドーム11個分という広大な敷地を誇る公園。林や池、田園など豊かな自然に恵まれており、春の桜に初夏のあじさい、秋になると紅葉やどんぐりなどの四季折々の情景が堪能できます。森の木々のゆらめきや野鳥のさえずりなど、普段は聞けない自然の音も満喫してみて。
園内にある大きな人工池「千駄堀池」も見どころの一つ。水鳥が集まる島や霧の噴水などがあり、時期によっては美しいオオハクチョウの飛来を目にできるタイミングも。
大規模な園内には野鳥の観察室と、日を防いで過ごせるエリアもあります。また里の茶屋にカフェテラスといった食事ができる休憩所もあるので自然の撮影を楽しみながら、ゆったりと過ごしてみて。
21世紀の森と広場
所在地:千葉県松戸市千駄堀269番地
開園時間:9:00~17:00 (時期・施設・内容により異なる)
休園日:12/30〜1/1
入園料:無料
※カフェテラスは改修工事に伴い2024年2月29日まで一時休業
ラベンダーといえば北海道が思い浮かびますが、実は千葉にも一面見渡す限りのラベンダー畑があります。佐倉市にある『佐倉ラベンダーダンド』は、13,600㎡の4種類計6300株ものラベンダーが植えられた広い農園。
濃紫早咲き、おかむらさき、ラバンジン、レイラブルーといった4種のラベンダーを千葉県の気候に対応できるよう改良した土壌で栽培しています。
ラベンダー畑のそばにある売店ではラベンダー関連のグッズやアロマ製品、ラベンダーソフトクリームやラベンダーかき氷などを販売。まさにラベンダーの美しさと香りで身体も心も癒やされるスポットといえるでしょう。
美しいラベンダーを見たいなら、「ラベンダーまつり」が開催される5月中旬から7月中旬ごろに訪れるのがおすすめです。
佐倉ラベンダーランド
所在地:千葉県佐倉市先崎233番地
売店営業時間:9:30〜16:00
休日:時期により異なる
最近は、美術館や博物館も欠かせないインスタ映えスポット。千葉市にある『千葉市美術館』は、浮世絵や近代の日本絵画、現代美術などを楽しめるミュージアム。千葉ゆかりの絵画も多く、葛飾北斎が描いた「千絵の海 総州銚子」も所蔵作品の一つです。
展示作品だけでなく、美術館が入っている建物も見どころの一つ。昭和年に建てられた旧川崎銀行千葉支店の建物を新たな建物で包み込む「鞘堂工法」で造られていて、太い円柱が並ぶ美術館のエントランス「さや堂ホール」は、古き良き時代の品の良さを感じることができます。
千葉市美術館
所在地:千葉県千葉市中央区中央3-10-8
開館時間:10:00 ~18:00 (金・土は、20:00まで)※入場受付は閉館の30分前まで
閉館日:毎月第1月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始(12月29日~1月3日)、メンテナンス日
入場料:【常設展示室】一般 300円、大学生 220円【企画展示室】展覧会ごとに異なる