千葉
CHIBA
COLUMN
首都圏近郊から訪れやすく、美しい山や海、大型テーマパークなど楽しい観光が楽しめる千葉県。実は由緒ある神社をはじめとするパワースポットの宝庫でもあります。
今回は、パワースポットを中心に千葉の観光を楽しめるスポットをご案内。ご利益が期待できる神社仏閣や、自然のエネルギーをもらえそうなスポットにも注目してみました。
まずは、千葉県内で有名なパワースポットから穴場のスポットまで11箇所を厳選してご紹介。千葉は、神社の数が東京都や神奈川県よりも多く、幸運や安全を司る神様が各地に祀られています。また、滝や湖などをはじめとする自然のパワーをもらえるスポットも多いのが特徴です。
千葉の房総半島の九十九里浜最南端、一宮町にある玉前神社。1200年以上の歴史を持つ関東を代表するパワースポットの一つで、源頼朝の妻・北条政子の安産祈願をした場所としても有名です。
神社の社殿は黒漆塗の珍しい造り。祭神の玉依姫命(たまよりひめのみこと)は、日本の初代天皇といわれる神武天皇の母親でもあり、縁結び、安産など女性に縁深いご利益を司る神様として信仰されています。
手水舎では、龍神様がお待ちかね。参拝前にこちらで心身を清めるのも忘れないようにしましょう。
境内では、子宝に恵まれるようお願いできる「子宝・子授けイチョウ」に雄株・雌株・実生の子どもイチョウの順に触れてお祈りしたり、国歌「君が代」に出てくる「さざれ石」なども見ることができます。玉砂利を敷き詰めた「はだしの道」は、はだしで三周回ると願いが叶うといわれているので、足の痛さは覚悟のうえで、怪我をしないよう気をつけてチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
玉前神社
所在地:千葉県長生郡一宮町一宮3048番地
千葉市の花見川区にある『検見川神社』は、転居や旅行などの前に災いがないように願う「八方除け」祈願が有名ですが、縁結びの御利益が期待できる場所としても知られています。
平安時代より伊弉冉尊 (いざなみのみこと)、素盞嗚尊 (すさのおのみこと)宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)の三柱を祀っている神社。
境内では「御神水」と呼ばれる湧き水をいただくことも可能なので、ペットボトル持参で訪れてもよいかもしれませんね。
検見川神社
所在地:千葉県千葉市花見川区検見川町1-1
千葉県東金市にある関東厄除け三不動の一つとして知られる『千葉厄除け不動尊』。鎌倉時代に開山したこちらの寺院の中には、縁結び、恋愛成就を司る『縁結び大社(愛染神社)』があります。
縁結びの神様である愛染明王をはじめ、縁のともしび(大国主命)、悪縁切りの神(吉祥天)、縁開きの神(素戔嗚尊)、縁運上昇の神(奇稲田姫命)、円満和合の神(円満道祖神)、幸福の神(大山咋神)が祀られているこちらの神社。指定の順番で神様たちをお参りして良縁を願う「恋の願掛けめぐり」ができるので、訪れた際はぜひトライしてみて。
カップルや夫婦向けに、ペアの縁結びお守りなども販売していて、デートのお土産にぴったりですよ。
縁結び大社 千葉厄除け不動尊 愛染神社
所在地:千葉県東金市山田1210番地
開門時間:9:30~16:30
休日:2月~12月の金曜、12/31
千葉県香取市にある『香取神宮』は、明治以前から伊勢神宮、鹿島神宮に並び「神宮」の称号を与えられていたという数少ない由緒ある神社。
「日本書紀」に登場する武の神「経津主大神(ふつぬしのおおかみ)」を祀る、こちらの神社は、勝負運、厄除け、交通安全、縁結びなどのご利益が期待できます。大事な試合や勝負を控えていたり、新しいことにチャレンジしたりする際に参拝に訪れるとよいでしょう。
この神社で特に目をひくのが、華やかな美しさのある楼門。楼上の額は明治時代に活躍した軍人・東郷平八郎の筆によるものだそうですよ。
香取神宮
所在地:千葉県香取市香取1697-1
休日:無休
参拝料:無料(宝物館入館料:300円)
千葉県香取市の街・佐原は、江戸時代に水運で栄えた「北総の小江戸」と呼ばれる地域。江戸時代に日本地図を作った伊能忠敬が暮らした場所でもあります。
市内を流れる小野川沿いに小江戸情緒が楽しめる佐原。川に架かる橋の一つ「開運橋」は、欄干の鯉のオブジェをなでると幸運に恵まれるといわれています。
佐原に来たなら、船で小野川を下る舟めぐりもぜひ楽しんでみて。お天気の良い日に川の流れや風を感じつつ風情あふれる町並みを眺めて、贅沢なひとときを過ごせるはずです。
開運橋
所在地:千葉県香取市佐原イ384番地