鎌倉を感じる穴場スポット10選！デートにおすすめのカフェやグルメも

まずは鎌倉周辺で外せない穴場スポットをご紹介します。鎌倉の神社仏閣は季節の魅力を存分と満喫できるスポットばかり、訪れるだけで癒しを実感できるでしょう。

ここでは、人気の観光スポットの中から、デートにおすすめの穴場スポットを厳選。鎌倉らしい雰囲気ある寺社仏閣から二人で楽しめるカフェや体験まで紹介しているので、風情あふれる鎌倉でのんびりとしたデートを楽しんでみては？

静かな場所で緑を体感したいカップルには、『報国寺』がおすすめ。『報国寺』は1334年に開山した臨済宗建長寺派のお寺。美しい「竹の庭」として知られていて、荘厳に佇む寺院は知る人ぞ知る観光の穴場です。

境内の見どころは、幻想的な雰囲気を演出する「竹の庭」。約2,000本を超える竹林の景色は季節や天候、時間帯によって変化するのも魅力。創建当初の石庭を再現した枯山水庭園や報国寺内で最も古い建築物である鐘楼からも鎌倉の歴史を感じられます。都会の喧騒から離れてじっくりとデートを楽しみたいカップルにおすすめのスポット！

竹の庭を眺めながら抹茶と干菓子をいただける茶室「休耕庵」も併設されています。竹林の緑を眺めながら癒しの時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

『浄妙寺』は、1188年に創建された臨済宗建長寺派の寺院。足利義満が定めた鎌倉五山の第五位にあたり、銅板葺きの製法で作られたどっしりとした屋根は当時の威厳を感じさせます。鎌倉で静かに寺院の参拝を楽しみたい方におすすめの穴場スポットですよ。

境内には国の重要文化財に指定されている「木造退耕禅師坐像」や曽根三郎作の枯山水庭園などの見どころがあります。シックな枯山水庭園を眺めながらお抹茶をいただける喜泉庵も魅力のひとつ！ゆっくりと優雅な時間を過ごせます。

本堂裏手は洋館の石窯ガーデンテラスに続く小高い丘になっているため、四季折々の自然や花を楽しみながら散策ができ、晴れた日のデートにぴったり♪

鎌倉の隠れ里といわれる佐助エリアにある『佐助稲荷神社』は、鶴岡八幡宮の境外末社から1909年に独立。かつて源頼朝が征夷大将軍まで、のぼりつめたことから別名「出世稲荷」と呼ばれ、鎌倉随一の出世開運スポットとしても知られています。『銭洗弁財天 宇賀福神社』に行く途中にあるので、一緒に訪れるのもおすすめです。

社殿へアクセスするまでには赤い鳥居がずらりと並び幻想的で、まるで別世界へ迷い込むかのような感覚に。深い緑に囲まれているので、鎌倉市街地とはひと味違う静かで荘厳な雰囲気を味わえます。

境内の片隅には霊狐の神水と称される湧き水があり、ペットボトルなどに入れて持ち帰ることもできますよ。神聖な気持ちで訪れてみてはいかが？

鎌倉駅から徒歩10分ほどの『鎌倉文華館 鶴岡ミュージアム』は、鶴岡八幡宮の参道沿いに位置しています。1951年に開館した神奈川県立近代美術館の旧鎌倉館の建物をそのまま使用した建築は、国の重要文化財に指定。館内の鎌倉にまつわる展示は期間ごとに内容が変ります。

「鶴岡八幡宮の季節展 冬」が2024年3月3日まで開催中。期間内は鶴岡八幡宮の重要文化財の刀剣や源実朝公を描いた絵画などが展示されています。また、鶴岡八幡宮で冬から春にかけて行われる祭事の紹介も行っており、鎌倉の文化や祭に興味のある方におすすめのスポットです。

ミュージアム内には、日差しが明るく開放的な雰囲気のカフェや、老舗料亭日影茶屋が監修する和モダン茶寮が併設され、鎌倉デートの途中で休憩がてら訪れるのもおすすめですよ。

『西御門サローネ』は1926年に建てられた洋館風の建物で、かつて作家・里見弴氏が設計に関わり暮らした家屋として知られています。帝国ホテルの設計で知られる建築家フランク・ロイド・ライト氏の影響を受けた建物の内装は、市の重要景観建造物にも指定され、六角形の窓やサンルーム、大きな窓など、近代建築の趣を味わえます。

洋館だけではなく実際に茶室兼書斎として使われていた和室もあり、草葺きの屋根や高床式のしつらえといった当時の面影が残っています。和と洋が融合した雰囲気の建物は、デートにもぴったりの穴場スポット。ゆっくりと大正ロマンに浸ってみてはいかが？